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2012年10月30日(火)

次世代ACTのスタンダードは『アサシン クリードIII』が作る! “アサシン”が上げたハードルを超えるのは新たな“アサシン”

文:電撃オンライン

■アサシンであり狩人でもあるコナーならではのアクション

 アサシンのアクションは、人間離れした身体能力を生かした攻撃やフリーランからの“動のアクション”と、周囲に溶け込んで敵の目をあざむく“静のアクション”の2つに大きく分けられます。今作では、ゲームエンジンの進化により、そのどちらもがパワーアップしています。

 “動のアクション”では、フリーランはより滑らかな動きとなり、木から木へと素早く飛び乗って移動していく“ツリーラン”が可能となりました。もちろん、攻撃のアクションパターンが大幅に増えているのもポイントです。“静のアクション”では、茂みや木陰などに近づくだけでしゃがんだり木を背にして周囲の様子をうかがうなど、身を隠すアクションを自動的に行えるようになっています。

『アサシン クリードIII』
▲敵の攻撃に合わせて防御姿勢を取ると、カウンター攻撃が発動。その際は動きが一瞬スローになり、その直後に始まる迫力のアクションを際立ててくれます。

 またコナーは、アサシン教団に伝わる暗殺技術に加えて、幼いころから部族で教わってきた狩りの技術も使用できます。そのため、弓矢やトマホークなど、これまでのシリーズでは登場していない武器も使うことができます。当然ながら、攻撃アクションもこれまでのアサシンとはひと味違ったものになっています。

『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“アサシンブレード”。アサシン教団に代々受け継がれる武器。手首を動かすことで篭手の内部に仕込んだ刃が飛び出す仕掛けになっています。ターゲットに接近した時だけ刃を繰り出し、暗殺後は静かにその場を離れられるという、実に利にかなった武器と言えるでしょう。コナーのものは刃の部分が回転し、普通の小刀として使うこともできます。
『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“トマホーク”。インディアンが愛用する小型の斧で、取り回しがしやすいうえに殺傷力は高め。刃で斬りつける他、尖った先端部分で突くこともできそうです。アサシン教団のマークをかたどった刃や、羽のアクセサリーもオシャレですね。
『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“弓矢”。弓を引き、狙いをつけて矢を放つ遠距離用の武器。銃などに比べれば殺傷能力で劣りますが、射撃時の音が小さいため、暗殺や狩りに適した武器と言えます。幼いころから狩猟の腕を磨いていたコナーだけに、威力も十分でしょう。
『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“フリントロック式銃”。18世紀に誕生し、軍を中心に用いられた単発式の拳銃。撃鉄の先端に取り付けられた火打ち石で火花を起こし、弾丸を発射します。単発ながら殺傷能力は高いですが、命中精度に少々難があり、確実に当てるには敵に十分接近する必要がありそうです。
『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“ウォークラブ”。硬い木の棒の先に石を取り付けた打撃武器。極めて原始的ながら、その打撃力は決してあなどれません。片手で簡単に扱えるため、トマホークと並ぶコナーの主力武器として活躍してくれることでしょう。
『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“ロープダート”。先端に刃がついたロープで、敵に投げつけて使う武器です。刃で敵を引っかけ、引き寄せたあとは威力の高い近距離武器で攻撃可能。木の枝を介して使えば、敵を宙吊りにして動きを封じることもできます。離れた距離から敵の位置を動かせるだけに、うまく使えば敵を1カ所にまとめて攻撃するなど、戦術の幅が広がりそうですね。

→アメリカ独立戦争の裏で行われるアサシンの任務とは?(3ページ目)

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