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2012年10月30日(火)

次世代ACTのスタンダードは『アサシン クリードIII』が作る! “アサシン”が上げたハードルを超えるのは新たな“アサシン”

文:電撃オンライン

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■激動の時代を体感できる、やりごたえ十分のミッション

 『アサシン クリード』シリーズは、ミッションをクリアすることで物語が進行していきます。『アサシン クリードIII』のミッション内容は多岐にわたり、ターゲットの暗殺や荷物の受け渡し、大勢の人間が激突する戦場での暗躍、大海原に出て敵船からお宝を奪うなど実にさまざま。与えられた状況を把握し、任務をどうやって完遂するかをプレイヤーが選べるのも、本作の大きな魅力と言えるでしょう。

『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲“レキシントン・コンコードの戦い”や“チェサピーク湾の海戦”など、アメリカ独立戦争の重要な戦いにかかわることもあります。戦闘であれ、隠密行動であれ、彼の働きが戦局を左右することもあるでしょう。アサシンらしくスマートに任務をこなしたいものです。

 またミッションには、ストーリーの進行に関係ないものも数多くあります。海戦に勝利し、新たな交易ルートを切り開いたり、狩りで獲物の肉や皮を獲得し、それをお金に替えるなど、やり込みがいのあるものばかりなので、時にはこちらをじっくりプレイし、コナーのアクションと独立戦争時代のアメリカの雰囲気を満喫するのもいいかもしれませんね。

■多彩なルールで暗殺が楽しめるマルチプレイモード

 本作には、全世界のプレイヤーと暗殺合戦が楽しめる、オンライン専用のマルチプレイモードも用意されています。このモードでは、プレイヤーは軍人や遊び人、インディアンなどのキャラクターの中から1人を選んでターゲットの暗殺を目指します。多種多様なルールが用意されていますが、基本的にはプレイヤーキャラクターと同じ外見をしたNPCが歩きまわるフィールドの中から、自分のターゲットとなるプレイヤーキャラクターを見つけ出し、暗殺することで得られるスコアで競い合います。

 選べるキャラクターは、マジメに働く大工や一攫千金を夢見る開拓者、軍人やインディアンの戦士など。どれを選んでも性能的な差はありませんが、キャラクターごとにモーションが細かく違っているので、好みのキャラクターを探すのも楽しいものです。

『アサシン クリードIII』
『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲軍人ならイギリス軍の司令官や、独立戦争に参加していたというドイツの兵士。インディアンなら男女それぞれが用意されています。使用するキャラクターになりきってのプレイするのも楽しそうです。

 また、煙玉を使う、変装するといったスキルを使用することもできます。スキルはスロットにセットすることで使用しますが、前作では2つだったスロット数が今作では3つに増えており、スキルを組み合わせた戦術も勝利のカギとなりそうです。

 前作との違いという点では、新モードが搭載されているのも見どころです。現在判明している新モードは2種類で、1つはプレイヤーが4対4に分かれてフィールド上の拠点を奪い合う“ドミネーション”。もう1つは、2~4人のプレイヤーでチームを組み、AIで動くNPCを制限時間内に何人倒せるかを競う“ウルフパック”です。どちらもチームでの戦いを重視したもので、単独任務では味わえない興奮が味わえそうですね。

『アサシン クリードIII』 『アサシン クリードIII』
▲プレイヤーの腕だけでなく、他プレイヤーとの協力も勝利には必要な新モード。ただ敵を攻撃するだけでなく、周囲を見渡して劣勢の味方を助けるなど、臨機応変に立ち回りましょう。

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 今回は、『アサシン クリードIII』のアクションを中心としたゲームシステムについて解説してきましたが、具体的なミッションの展開や海戦の詳細など、お伝えしたいことはまだまだたくさんあります。また、コナーの視点で描かれる壮大な戦いのドラマについても、非常に気になるところでしょう。今後の特集では、プレイレポートや検証記事でそれらについてお届けしていきますので、楽しみにお待ちください!(アツゴロウ)

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