2012年11月9日(金)
――残りの時間は、いろいろな質問にお答えいただこうかと思います。まず新たな秘境や因子の追加はありますか?
あります。今は騎士団にかかりっきりで、実装はおそらく年明けになると思いますが、開発はしていますのでご期待ください。
――勢力は最初に選んだっきりですが、変更する機能は入りませんか?
勢力変更はできませんが、他勢力のシナリオを見る機能は入れたいと思っています。ストーリー第二部の実装と同じくらいのタイミングで考えています。第一部は3つの勢力に分かれていましたが、第二部は1つにまとまったものになります。それを見るため、おさらいとして他の勢力のアーサーがどうだったのか見られるようにしたいと思っています。
――カードのスキルの発動率が、一部公式サイトに書かれているのですが、それ以外のカードは出ていません。このデータは公開されませんか?
今のところ、公開しない予定です。現状でも大中小という表現を使っていますが、大はどのくらいなのか想像をしてもらうというのを、今後も続けたいと思っています。
――確かに数値が出ていないからこそ、強いカードではなく、好きなカードでデッキを組む気分になるというのはありますね。
何%と書いてあると、小難しく見えますしね。公開していない情報としては“フォース”という概念があります。適当に数枚のカードをデッキに入れると、“アサルトフォースコンボ”とかが出たりしますよね。「適当に入れたら何か出たぞ?」という、隠し要素を発見した感覚を入れておいたほうが、ニヤッとできると思うんです。そういう意味で、今はデータは出していません。
――SR+のカードがなかなか出ないので限界突破しづらいため、比較的出やすいSRのほうが強化しやすく、強くなりやすいというバランスになっています。この点についてはどう考えていますか?
これはおっしゃるとおりなので、徐々にバランスを取っています。ただここは一気にバランスを変えるとまずいので、徐々に調整しています。SR+はとても強いカードになるので、おいそれと最高レベルになってしまうのもよくないと思っています。どのあたりのバランスがいいのかは探り探りで、イベントで“リミットブレイクチアリー”を配布したり、“SR以上必中ガチャ”でSR+を入手しやすくしたりして、バランスを見ています。私もプレイヤーとして遊んでいますが、その中で「ここまでは出すべきなんじゃないか」と思ったら出しやすくしたりしていて、イベントごとにそれを仕掛けている感じです。
――そのガチャですが、他のソーシャルゲームでは出現確率を表示するような流れがあります。本作ではどう考えていますか?
今のところは出現確率を出す予定はありません。たとえ10%と書いてあったところで、その数字どおりに出ないとか、操作されているんじゃないかという声は必ず出ます。それよりは“SR以上必中ガチャ”のような形で、必ず手に入るという出し方のほうが、安心感があるんじゃないかと思っています。
――因子バトルでランキングが見られますが、現状では名誉だけの存在です。何か特典は入りませんか?
因子バトルは単純に名誉的なものです。因子バトルは因子を集めたいというだけのもので、あまり広がりようがないものなのです。ただ、アーサーコロシアムで対人戦自体をバージョンアップをさせたので、そちらで盛り上げていきたいと思っています。
――プレイヤー情報にカードのイラストが出ていますが、デッキには入らないけれどイラストが好きというカードもあると思います。このイラストを自由に選べるようになりませんか? という個人的な希望です(笑)。
ですよね、私も希望です(笑)。やりたいと思っています。
――期待しています! とお願いしつつ、次です。スクウェア・エニックスはいろいろなプラットフォームにゲームを出されていますが、本作もスマートフォン以外に、たとえばPlayStation Vitaなどコンソールゲーム機に向けて出すといったことは考えていますか?
当然考えています。何にとは言えませんが、より多くの方にプレイしてもらったほうがIPのためにはいいので、どんどん広げたいという気持ちは持っています。
――サントラCDや書籍など関連商品の発売予定はありますか?
まずイラスト集はどんどん出していく予定です。サントラCDは、同じチームで作っている『ケイオスリングス』で出しているので、これも出したいと思っています。他の関連グッズも考えてはいるので、何かしら出てくるとは思いますが、どういうものをいつ作るかを検討中です。抱き枕とかやりたいですね。
――抱き枕! ぜひお願いします!
ぜひ“抱き枕の森”(電撃20年祭の展示企画で、多数のキャラクター抱き枕がつるされていたコーナー)に加えていただきたいです(笑)。
▲こちらが噂(?)の“抱き枕の森”。 |
――音楽といえば、ヒャダインこと前山田健一氏の新しい音楽が入る予定はありますか?
話はしていますが、ご存知の通りヒャダインさんが大変忙しい状況なので、どのタイミングで入るかはまだ未定です。
――質問は以上で終わります。最後に“電撃ミリオンアーサー”の読者に向けて、メッセージをお願いします。
主に騎士団周りで実装が遅れていて申し訳ありません。急いで入れますので、今しばらくお待ちください。今後はゲームの中も盛り上げていきますし、『拡散性ミリオンアーサー』自体をどんどん広げていきたいと思っています。“電撃ミリオンアーサー”の中でも、お客様が参加できる文倉十先生のカードイラスト企画があるように、そういうところでも盛り上げていきたいと思います。
さらには他のプラットフォーム、別のアプリという話も出てきます。『拡散性ミリオンアーサー』を楽しんでいただきつつ、今後も期待して待っていただきたいと思います。あと『弱酸性ミリオンアーサー』では、今後いきなりギアが2段階くらいアップしていきますのでご期待ください。方向性は今までどおりに、下ネタが加速して倫理的にスレスレのところを攻めていきます(笑)。
▲今後は『拡散性ミリオンアーサー』そのものが外に拡散していくところにも期待。『弱酸性ミリオンアーサー』を主導した岩野プロデューサーが次に何を仕掛けるのか、お楽しみに。 |
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