2012年11月21日(水)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『コール オブ デューティ ブラックオプスII』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
▲パット・ドゥワイヤーさん |
スクウェア・エニックスより、11月22日にPS3/Xbox 360/PC用の『字幕版』、12月20日にはPS3/Xbox 360/Wii U用の『吹き替え版』が発売される『コール オブ デューティ ブラックオプスII』。
『字幕版』の発売に合わせて、本作の開発元トレイアーク(Treyarch)でシニアプロデューサーを務める、パット・ドゥワイヤーさんが来日。11月19日に開催された『コール オブ デューティ ブラックオプスII』発売直前パーティの翌日に、お忙しいスケジュールの合間を縫って電撃オンラインのインタビューに応じてくれた。
パット・ドゥワイヤーさんは、キャンペーンの開発を中心に担当しているとのことで、インタビューでは本作のストーリー面について詳しい話を聞くことができた。これからプレイする人はもちろんのこと、すでにプレイした人でも必読の情報が満載だ!
──『ブラックオプスII』のキャンペーンでは、西暦2025年の近未来と、1980年代の過去という、2つの時代が舞台になっていますが、このような形式を選んだ理由は?
異なる2つの時代を同時に描くという形のゲームは、これまでの『コール オブ デューティ』や同種のFPSにはなかったので、ぜひ挑戦してみたかったというのが一番の理由です。それに、『ブラックオプス』に登場したフランク・ウッズやアレックス・メイソンといったキャラクターたちが、1980年代に何をしていたのかを描くことは、2025年の物語を語る際にも非常に重要になってくるので、こうした形式を取りました。
それから、これはキャンペーンだけでなくマルチプレイヤーでも体験できるものですが、2025年を舞台にしたことで、近未来のテクノロジーを駆使した武器をプレイヤーが使用できるようになりました。例えば“MM(ミリメーター)スキャナー”を使うと、壁の向こう側にいる敵を透視できます。
他にも“CLAW”と呼ばれる四足歩行ロボットなど、さまざまな能力を持つ銃や兵器が登場するので、プレイした皆さんの中には「SFモノみたいだ」と思う人もいるかもしれません。しかし、これらの兵器はどれも現実に開発が進んでいて、今から10~15年後には実現可能なものばかりだということを、改めて強調しておきたいですね。
──本作をプレイしていて、2025年のミッションで近未来のハイテク武器に慣れた後に、1980年代のミッションに戻って“過去”の武器を操作することで、2025年のハイテク武器のスゴさというのをより強く実感することができました。
実は、キャンペーンを最後までクリアしてから2周目をプレイすると、2025年のハイテク武器がボーナスとして1980年代のミッションでも使用可能になるんです。これでプレイすれば、未来の武器の威力がさらによくわかりますよ。
──2025年のステージでは、これまで同様の純粋なFPSに加えて、複数の部隊を同時に操作できるという、RTS的な要素を持つ“ストライクフォース”というミッションも加わりました。このシステムを導入した意図は?
これまでとは異なる新しいゲームプレイを導入したいという意図は、もちろんあります。けれどもそれ以上に、全世界規模で展開される壮大なストーリーを、シングルプレイでどう表現すればいいのかと考えた結果として、“ストライクフォース”が生まれました。このシステムであれば、通常のFPSとそれほど違和感のない形でストーリーの壮大さが表現できると思ったのです。
ただ実際のところ、“ストライクフォース”は物語の一側面を描いたもので、必ずプレイしなければならないものではありません。“ストライクフォース”に挑戦するかどうか、あるいは挑戦して作戦が成功したか失敗したかによって、メインストーリーにさまざまな変化が生まれます。そういった部分も含めて、プレイヤーの皆さんには自分自身の“選択(チョイス)”を楽しんでもらいたいのです。
→ある種の共感すら覚える悪役“ラウル・メネンデス”(2ページ目)
(C) 2012 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Black Ops is a trademark of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.
データ