『北斗の拳』誕生秘話が語られ数々の新情報も発表！ 『真・北斗無双』完成発表会をレポート

文：電撃オンライン

　コーエーテクモゲームスは、PS3/Wii U/Xbox 360用ソフト『真・北斗無双』の完成発表会を、本日11月29日に東京都・ラフォーレミュージアム六本木にて開催した。

　『真・北斗無双』は、2010年に発売された『北斗無双』の続編タイトル。前作発売後に寄せられたというユーザーからの要望に答え、“天帝編”、“修羅の国編”を含めた『北斗の拳』のすべてのストーリーが網羅されている。プレイアブルキャラクターが増えている他、アクションシステムもより爽快に、より原作に忠実に生まれ変わるなど、さまざまな進化を遂げている。

　発表会は、同社の代表取締役社長・襟川陽一さんによる開幕のあいさつからスタート。本作について同氏は、アクション漫画の最高峰である『北斗の拳』と、アクションゲームの最高峰と自負する『無双』シリーズが組み合わさり、自信を持って勧められる内容になったと語った。

　次に登壇したのは、本作のプロデューサーである鯉沼久史さん。まずは本作の概要を紹介するため、プロモーション映像が上映された。

▲襟川陽一社長		▲鯉沼久史プロデューサー

■『真・北斗無双』PV

　前作『北斗無双』と比較して、本作では収録エピソードとプレイアブルキャラクターが倍増。作品コンセプトは同様に“一撃当千の爽快感”ながら、重みを重視していたアクションが爽快感を重視した『無双』らしいものに生まれ変わっているという。

　原作にそって進行するゲームモード“伝説編”は、前作でカットされていたカーネルやデビルリバースといった敵キャラクターや、原作“修羅の国編”のエピソードも収録される。その中から、冒頭のプレイ映像をダイジェスト版として上映。原作を再現したムービーパートや、爽快感溢れるゲームパート、リザルト画面でのキャラクターの成長要素などが紹介された。

▲極めて多数に及ぶため、3画面のラッシュで上映された追加エピソードやキャラクターの紹介ムービー。デビルリバースやサウザー、アインの姿を確認できた。

　次に紹介されたのは、ゲームモード“幻闘編”。幻闘編では、本編で出番が少ないキャラクターにも焦点が当てられ、伝説編の各ストーリー間の物語が描かれる。シナリオは『北斗の拳』の作者である原哲夫さんや版権元のノース・スターズ・ピクチャーズと協力して作り上げたという。

　上映されたのは、青年に成長して北斗軍として戦うバットのストーリー。また、成長したリンも北斗軍のキャラクターとして使用できることが初めて公開された。幻闘編はクリアしていくと、やりこみ要素の1つである“世紀末パネル”が解放され、完成すると特別なイラストを閲覧できるという。

▲新規エピソードが描かれる幻闘編。

▲初回特典としてダウンロードコードが封入される、原作“修羅の国編”でのコスチュームも披露された。

　また、さまざまな新情報も発表された。概要は以下の通りだ。

　さらに、『北斗の拳』の最終エピソードである“バット＆リン編”の収録も明かされた。これで『北斗の拳』のほぼすべてのエピソードを、本作で楽しめることになる。

→スペシャルゲストが登場したステージ後半を紹介！（2ページ目へ）

(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983 版権許諾証 KOI-021
(C)2012 コーエーテクモゲームス All rights reserved.

データ

関連サイト

• 『真・北斗無双』公式サイト