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2013年1月25日(金)

新システムや新武将の使い勝手はどうなのか? 『真・三國無双7』試遊版のプレイレポートをお届け!

文:kbj

『真・三國無双7』

 コーエーテクモゲームスから2月28日に発売されるPS3用ソフト『真・三國無双7』。店頭体験版であそべる試遊版をプレイした模様をお届けする。

 どうも! 三国志が好きすぎて、小学校の時に友だちと義兄弟の契りを結んだkbjです。その友だちとはもう10年以上連絡をとっていません! 「どんな義兄弟だ!」という突っ込みはスルーしますよ。そんなことよりも、『真・三國無双7』のプレイした感想をお届けしないといけないからです!

 タイトルが発表されて以来、ずっとプレイできる機会をうかがっていたのですが、現在実施されている体験会のバージョンを遊ばせていただいたのでその模様をレポートします。なお、この試遊版は開発中のため、製品版とは仕様が異なる可能性があります。

■まずは新武将や新武器の操作感をお届け

 まずスタートボタンを押して目に飛び込んできたのは、キャラクター選択画面。そこには、夏侯惇に孫尚香、趙雲、司馬師、王元姫という魏呉蜀晋のおなじみのメンバーに加えて、新武将の楽進と魯粛、関銀屏がいました。となると、やっぱり動かしてみたいのは新武将ですよね? きっと読者の人も「既存の武将の操作感も気になるけど、新武将はどうなのよ?」っていう人が多いのではないでしょうか?

『真・三國無双7』 『真・三國無双7』 『真・三國無双7』 『真・三國無双7』
▲夏侯惇▲孫尚香▲趙雲▲司馬師
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▲王元姫▲楽進▲魯粛▲関銀屏

 というわけで、今回は楽進をチョイス。はい、仕事という名目の趣味も入っています。いいんです、しっかりレポートすれば。武将を選ぶと、武器選択画面になりました。本作では武器は前作の『真・三國無双6』同様に2種類まで装備可能。アクション中にリアルタイムで切り替えが可能です。

『真・三國無双7』 『真・三國無双7』
▲R1ボタンを押すとヴァリアブル攻撃が発動し、武器を持ち替えて攻撃します。今回はこれが前作以上に重要です。

 武器のラインナップには、各武将の得意武器に加えて、鎖分銅と飛刀、あとは双鉞に両節棍がありました。ちなみに楽進の得意武器は新武器種の双鉤(ソウコウ)です。刃の先が釣針のように返していて、そこにひっかけてブンブン敵を投げられそうな見た目です。武器を詳しく見ていると、名前の横に“天”、“地”、“人”という見慣れないマークが。そうなんです! 今回は武器にタイプが設定されていて、それぞれに優劣の関係があって三すくみになっています。こちらについては後ほど紹介します。

 とりあえず、武器はそのままで出陣! 今回は、董卓を討ちにいき捕まってしまった曹操とともに脱出するというステージのようです。董卓が力について語り、それによって曹操が何かを意識するという、これまでにはなかったのですが、すごくしっくりくるステージでした。選択したのが楽進だったので、「曹操と一緒に作戦に参加しているような雰囲気があっていいなあ」とか思いつつ、アクション開始です。

『真・三國無双7』

 双鉤は、移動しながらブンブン武器を振り回して攻撃していく武器。あくまで個人的な印象ですが、鉤爪と双鉞をあわせたような感じでした。もちろん、チャージ攻撃では武器を2本組み合わせて大きな攻撃を繰り出したり、敵を引っ掛けて振り回したりと、この武器ならではのアクションもちゃんとあります。

 また、この武器の特徴として、追い討ち攻撃があげられます。特定のチャージ攻撃はダウン状態の敵にも当てられるのです。もちろん、しっかりと軸をあわせる必要はあるのですが、吹き飛ばしてダウンを取って、そこにチャージ1で突っ込んでいくと再度攻撃が続くのは楽しいです。

『真・三國無双7』 『真・三國無双7』

 楽進のEX攻撃は△→△。地面を引っかきながら前進しつつ攻撃するチャージ1に続いて、EX攻撃で敵を打ち上げながら自身も空中にジャンプ。地面に着地するや前方をなぎ払うという攻撃です。さまざまな戦場を突き進んでいった楽進らしい、動きのあるモーションになっています。

 このままスキルや新アクションについて書いていってもいいのですが、ここでもう1人の新キャラ・魯粛にシフトしたいと思います。

『真・三國無双7』

 魯粛は周瑜の後継者として呉を支えた軍師で、呂蒙の師。見た目は、渋めのおじさまという感じです。武器は、新武器の九歯バ(キュウシバ)。イメージできない人は、猪八戒の持っている熊手を想像してください。……はい、脳内に浮かんだそれです。ちなみに中国ではわりとポピュラーな武器で、日本でも使われていました。

 この九歯バ(キュウシバ)の特徴には、“地形によって発生する攻撃が変化”というものがあります。足場の地形に影響され、土を基本とし、岩や木などの上で攻撃することで変化するようです。今回の城内ステージでは、チャージ攻撃時に地面をえぐったのか、岩の球体を飛ばして攻撃するというのが見られました。敵軍に岩が転がっていくのは絵的にちょっとシュールで笑ってしまいました。

 チャージ3の後のEX攻撃が発動すると、魯粛は足を止めて武器の中心を持って、縦に振り回します。足元の右側と左側に逆Vの字に攻撃が発生して、土が隆起する効果を見られました。

『真・三國無双7』 『真・三國無双7』

 武器の真ん中を持って攻撃するためか、槍や矛ほどの攻撃範囲はありません。しかし、攻撃速度が速く、次々と攻撃を仕掛けられて爽快でした。派手さこそありませんが、堅実な立ち回りができそうで、そこもなんとらしく魯粛らしいと感じましたね。

 最後に紹介するのは、軍神・関羽の娘として参戦した関銀屏。「非力ですが頑張ります!」と言っている美少女なのですが、怪力の持ち主という武将です。まあ、パラメータだけ見ると孫尚香と同様なのですが、そこは突っ込まない感じで。個人的には美脚好きなので、本当にいいなあって思いました! 否、現在進行形で思っています!!

『真・三國無双7』

 関銀屏の装備している双頭錘(ソウトウスイ)は、長い棒の両端に大きな錘がついています。遠心力を利用して振り回すことで、攻撃の威力が増大するという武器で、特定のチャージ攻撃の後に左スティックを回すと、威力がアップするのです。

 全体的にはリーチが長めで攻撃しやすいのですが、武器の重さを表現しているのか、攻撃後に少しずつ隙があるかなといった印象を受けました。ただ、攻撃が当たっていることをしっかり確認できるので、チャージ攻撃にいくのか、そのまま攻撃するのか、ガードするのか、わかりやすいと思います。

『真・三國無双7』 『真・三國無双7』

 チャージ3は、棒の中央を持ち、縦にグルグルと回転させます。この時に左スティックを回すと回転する時間が伸びるため、ヒット数があがるのです。チャージ5は頭上で武器を回転させて、敵を打ち上げるというもの。こちらも左スティックの入力で回転時間が伸びます。チャージ6は棒の端を持ち、体を回しながら周囲を攻撃。左スティックを回すと「目が回らないかな?」と心配するほど、クルクルと回ります。

 左スティックの追加入力は、回転させる攻撃が出る前くらいからしておいていいと思います。また、ヒット数が上がるということは硬直時間も増すということなので、雑兵相手、もしくはタイマン時に安全を確保してから使うのがいいような気がしました。

『真・三國無双7』 『真・三國無双7』 『真・三國無双7』
▲空中のチャージ攻撃が復活。通常攻撃やチャージ攻撃とあわせて使い、敵を撃破していきましょう。
『真・三國無双7』
▲得意武器ではEX攻撃が使用可能。好みの武器を使うのもいいですが、せっかくなので得意武器を使いたくなるのです。

次のページで新システムについてお届け!

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
※画像は開発中のもの。

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データ

▼『真・三國無双7』ダウンロード版
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■発売日:2013年2月28日
■価格:6,600円(税込)

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