2013年2月13日(水)
バンダイナムコゲームスから2013年3月14日に発売されるPSP『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』。その情報を毎週紹介する特集企画“ソードアート・トゥデイ”の第11回をお届けする。
本作は、川原礫先生が手がける小説『ソードアート・オンライン』と、そのTVアニメをモチーフにしたPSP用ゲーム。原作では、100層もある巨大なダンジョン・浮遊城《アインクラッド》を75層でクリアしたが、ゲームでは76層からさらに上の階層を目指していくという、ゲームオリジナルの展開とマルチエンディングが待ち受けている。
今回は、ヒロインのアスナを演じる戸松遥さんにゲームや自身が演じるアスナについて伺った。ゲームでは、正妻・アスナがいるにも関わらずキリトが他のヒロインにうつつを抜かす(?)ようだが、はたして戸松さんはそれをどう思っているのか……。ぜひここから始まるインタビューで確認してほしい。
▲戸松さん(画像左)と戸松さんが演じるアスナ(画像右)。 |
――最初に『SAO』がゲームになるって聞いたのはいつ頃でしたか?
アニメのアフレコをしていた最中で、確か1クール目の途中くらいだったかな。松岡(禎丞)君がゲームのCMを録っていたのを見ていたので。『SAO』は原作がゲームを元にした作品ですので、実際にゲームになるというのは、夢でした。
原作だとアインクラッドを75層でクリアしますけど、ゲームでは76層から先がもし続いていたらどうなるんだろうっていう、みんなが想像していたものが遊べるんですよね。今からとても楽しみです。それと、原作ではフルダイブ型のゲームですけど、今はムリでもいつかそれに近い形で再現できたらいいですよね。
――ゲーム画面などはもうご覧になりましたか?
収録は終わっているんですけど、まだCMやPV以外のゲーム画面はまだ見ていないんですよ。
――ゲームだと、キリトが他の女の子と……という展開もありますが、正妻であるアスナ役の戸松さんとしては、どうでした?
ゲームのキリト君は、ヒロイン全員に対してまんざらでもないって態度で、ちょっとどうなんだろうと思うこともありました。アニメでもやむをえず女の子と2人きりになったり、デート的なことをしたりといったこともありましたけど、ゲームではそれ以上なんですよね(笑)。
アスナがヤキモチを焼くことはアニメではあまりなかったんですけど、ゲームではすごくたくさんあるんです。あと、アスナがキリト君たちを誤解して、2人で何をしていたのとか詰め寄ったり(笑)。
――とはいっても、正妻の位置はちゃんとキープしているとか?
もちろん(笑)。キリト君だけでなく、ユイも一緒にいる家族っぽいシーンもありましたし、キリト君との2人だけの時間みたいなシーンも描かれていますよ。
――ゲームではキリトというか、プレイヤーが他のヒロインを選ぶこともあるわけですけど、他のヒロインにはない、アスナがキリトを振り向かせるための魅力といったらどこだと思いますか?
うーん、この女の子たちの中で唯一頭抜けているところといえば、やっぱり料理の技術じゃないかなと思います。キリト君の胃袋をつかむじゃないですけど(笑)、料理の腕に関しては、誰にも負けないんじゃなかなって。
――確かに(笑)。ではゲームならではというか、ゲームで感じたアスナの新たな一面みたいなところはありましたか?
ヤキモチを焼くシーンもそうですけど、意外と大人っぽく見えるけれど、アスナもやっぱり17歳の女の子なんだなって感じるところもありました。ちょっと子どもっぽい一面がかいま見えるというか。戦う時はカッコイイんですけど(笑)。
それと、ゲームでは日常生活のような平和なシーンもたくさん描かれていて、アスナたちは《アインクラッド》でこういう生活をしていたんだなって感じました。日常生活というか、オフモードのアスナって、とても女の子らしいくてカワイイんですよ。
――では、他のヒロインをライバルと仮定したら、アスナ的にはだれが一番強力なライバルだと思われますか?
→戸松さんが想像する一番強力なライバルとは……?(2ページ目へ)
(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project (C)2013 NBGI
※画面は開発中のもの。
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