2013年3月7日(木)
日本一ソフトウェアは、PS3用ソフト『Z/X 絶界の聖戦(ゼクス ぜっかいのクルセイド)』を5月23日に発売すると発表した。価格はパッケージ版が7,140円(税込)、ダウンロード版が6,000円(税込)。
TCG、コミック、アニメなど、多彩なメディアで展開が進む『Z/X -Zillions of enemy X-』は、メディアミックス型の大規模プロジェクト。コンシュマーゲーム版『Z/X 絶界の聖戦』では5人の主人公が登場し、5つの都市を舞台にそれぞれのストーリーが展開する。
20XX年――
世界各地で異世界に通じる超空間ゲートが発生。
ゲート出現と、
そこから現れた異形――“Zillions of enemy X”通称ゼクスの侵攻により
人類は甚大な被害を受ける。
もっとも大きな超空間ゲートは5箇所。
アメリカ合衆国/ワシントンDC
アルゼンチン/ブエノスアイレス
フランス/パリ
南アフリカ共和国/プレトリア
そして、日本/東京
各ゲートは直径100キロ規模の不可侵領域(BP/ブラックポイント)を形成。
その場にあった5都市は、一瞬にして消失した。
5都市のゲートは
それぞれ別の異世界と接続しており、
異なる特徴を持つゼクスが各ゲートから侵攻を開始。
人類の必死の抵抗もむなしく、
ゲート発生後7日を経て、各都市周辺は壊滅的な状況を呈す。
後の世で語られる
“黙示録の日(Days of Apocalypse)”である。
黙示録の日から数年後、
人類はゼクスの脅威に立ち向かうための
力を手に入れる。
“カード型デバイス”
それは、その内部に
ゼクスや異世界の現象を封じた兵器。
ゼクスの力を用いてゼクスを討つ切り札である。
デバイスの登場により、
圧倒的劣勢が続いていた戦いの流れは大きく変化。
人類は戦況を巻き返すことに成功する。
それから数十年――今、5つの都市で、5人の物語が動き出そうとしていた。
▲5つの都市に出現した超空間ゲートは、それぞれが異なる異世界につながっており、BP(ブラックポイント)内にはその異世界独自の文化・文明を持つゼクスが出現する。 |
▲アメリカ/ワシントンBP:青の世界。科学技術の発達に狂騒する世界。 | ▲アルゼンチン/ブエノスアイレスBP:白の世界。精神エネルギーが肉体を凌駕する世界。 |
▲フランス/パリBP:緑の世界。植物に飲み込まれつつある世界。 | ▲南アフリカ共和国/プレトリアBP:赤の世界。肉体に代わる器を生み出そうとする世界。 | ▲日本/東京BP:黒の世界。暴走した死の概念に魅入られた世界。 |
●加賀楓(CV:松岡禎丞)
・国籍:日本
・職業:闇デバイス業者
ゼクスを狩り、デバイスを売りさばく闇業者の青年。デバイス戦闘の優れた才を持つ。また身体能力もずば抜けており、一時的なら生身でもゼクスとわたり合えるほど。施設出身で天涯孤独。冷めた性格に見えるが本質は情にあつく、仲間思い。
「(ゼクスを狩るのは)仕事だ。楽しいとか楽しくないとか、そういう問題じゃない」 |
【プロローグ】
ゼクスを狩り、ブランクデバイスに捕獲し、非正規のルートで客に売る。生まれ育った施設を15歳で出て以来、加賀は“ゼクスを狩る”ことで生計を立ててきた。
東京BPを抱える日本は、違法デバイスを扱う3大マーケットの1つとして世界的にも有名となっていた。加賀が籍を置く“東京メビウス”も、関東有数の違法デバイス販売会社だ。
社内の技術者が手がけた加賀のデバイスは、軍用に近い高スペックを誇る。本人の実力もあり、デバイス戦闘での強さは群を抜いていた。
その日、同僚とともにBP内で“狩り”を行っていた加賀は、奇妙な姿をしたゼクスと遭遇する――
●ナタリア・カンビアッソ(CV:藤村歩)
・国籍:アルゼンチン
・職業:NPO職員
スラム街に暮らす少女。身寄りのない子どもを引き取り、保護している。南米最大のマフィアの家に生まれ、幼いころから銃器やデバイスの扱いの訓練を受けてきたが、家業や父親への反発もあり、母の死を機に家を出た。思いやりにあふれた優しい性格だが、いざという時には肝が据わった対応をとるなど、芯の強さをあわせ持つ。
「怖かったら、眼を閉じていて。大丈夫、わたしがあなたを守るから」 |
【プロローグ】
ある日、ナタリアが子どもたちと暮らすスラム街のほど近くに、小型のブラックポイント――マイクロブラックポイント(MBP)が発生する。
MBPの発生は、一切の前触れもなく起きる。発生に巻き込まれれば生身の人間など、ひとたまりもない。
ここ数カ月、世界各地で多数のMBP出現が報告されている。今回は運よく被害を免れたが、いつ、施設や子どもたちがその被害に遭うとも知れない。
脅威を身近に感じたナタリアは、母の形見のデバイスを握り締め、MBPへと足を向ける。起きるかも知れない“その時”に備えるため、少しでも脅威の正体を知るために。
●クイン・フォーサイス(CV:川村拓央)
・国籍:アメリカ
・職業:海兵隊員
●セシル・ロワイヤル(CV:伊藤静)
・国籍:フランス
・職業:ジャーナリスト
●スティーブ・シバヤ(CV:勝杏里)
・国籍:南アフリカ共和国
・職業:研究員
異世界の住人や現象そのものを取り込むことのできる“カード型デバイス”には、その威力の高さから、所持や使用に多くの規制が設けられている。しかし、規制の網を潜り抜けた裏取引は、後を絶たない。高性能なブランクデバイスや、強力なゼクスを封じたデバイスは、日夜高値で取引されている。
ゼクスを捕獲するには、戦闘中に“コードハック”を仕掛け、屈服させる必要がある。このため、加賀のようにデバイス戦闘に長けた者が、ゼクスを“狩る”者として活躍している。
デバイス使用時に生まれるフィールドにより、人間もBPへと侵入することが可能となる。一方、ゼクスたちは異世界からゲートを介して現れるが、BPの外部に出ると、活動を継続できる時間が制限される。このため、人間とゼクスの戦場はBP内部および周辺地域に集中している。
ナタリアはある日、訪れたMBPの内部で幼い少女がゼクスに囲まれているのを発見、保護する。少女は“エスペランサ”という名前を口にするが、住まいや家族をたずねても要領を得ない。この謎めいた少女との出会いが、ナタリアの運命を大きく変えていく――。
(C)BROCCOLI / Nippon Ichi Software, Inc.
※画面は開発中のものです。
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