『モンコレTCG』最新ブースター『サザンの聖角獣』でブシロードのスタッフとブースタードラフトをプレイ！ 電撃オンラインの勝敗はいかに!?

文：さくたろう

　こんにちは、カードゲーム大好きライターのさくたろうです。早速ですが今回は、3月2日に発売された『モンスター・コレクションTCG（以下、モンコレ）』の最新ブースターパック『サザンの聖角獣（ユニコーン）』を使用した、ブースタードラフトのレポートをお届けしたいと思います！

　ちなみに今回のブースタードラフトは、さくたろうと電撃カードゲームの担当編集・カネキング、ブシロード『モンコレ』チームの高橋昌宏プロデューサー、秋山貴志ディレクターの4人で行いました。このドラフトで勝利をつかみ取るのは一体誰なのか!?

■“ブースタードラフト”って？

　ブースタードラフトとは、ブースターパックを開封して手に入ったカードのみでデックを組んで戦う遊び方。デックをあらかじめ組んで戦う、普段の構築戦とは異なる楽しみ方ができるのが大きな魅力です。なお、『モンコレ』のブースタードラフトは、1つの卓にプレイヤーは4名前後、そしてブースターパックを5パックずつ使用するのがオススメです。

　それでは、ブースタードラフトの手順を簡単に説明していきましょう。プレイヤー全員が卓を囲んでパックを用意したら、ドラフトの準備はOK。まずはブースターパックを1パック開けて、相手に見えないように1枚だけカードをピックし（抜き取り）、残りのカードを左隣りの人に渡していきます。全員がカードを1枚ピックし終わったら、右隣りの人から回ってきたカードを取り、再び1枚だけピックします。基本的にはこの手順を繰り返していき、カードがなくなったら新しいパックを開封。最初は時計回りでしたが、次は反時計回りでカードを回していきます。これをパックの分だけ繰り返していき、最終的にすべてのカードを取り終えたらドラフトは終了となります。

▲ブースタードラフトでは、優先的にユニットカードをピックすることが重要です。『モンコレ』の場合は、20枚より少し多いくらいを目安にするといいかもしれません。

　このドラフトで手に入ったカードは、すべてデックとして使用します。5パック開封したので、35枚のデックが完成したことになりますね。あとは通常の対戦と同じように、ドラフトした他のプレイヤーと対戦を楽しみましょう！

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■ドキドキのブースタードラフトの様子をレポート！

　というわけで、僕の1パック目がこちら。ブースタードラフトではユニットが超重要と書いておきながら、パックから出てきたカードの中にはユニットが2枚……。戦闘スペルが4種類入っていましたが、戦闘スペルは使えるユニットがいないと意味がないので、この段階ではスルー。アイテムの《ゲパルト魔石》は“魔法生物”か“錬金生物”にしか効果がなく、このブースターにはそれほどそれらの種族もいないので、こちらもスルー。地形カードも現段階では優先度はかなり低いので、同じくスルーしました。

　――となると、最初に手に入れるカードは《クリムゾン・ハンター》と《クォーツ・ペガサス》の2択となったわけですが、今回は“ワルキュリア”が多いと考えて、それらがいると先攻を取りやすくなる《クォーツ・ペガサス》を最初にピックしました。

　次に回ってきたカードもユニットが少なく、なんと《フォーステイル》1枚のみ……。しかしこのユニットは使いやすく優秀なので迷わずピックします。

　その次のパックにはユニットすら姿が消えてしまったので、汎用的な防御力アップの戦闘スペルをピック。バステトの女の子がカワイイですね！

　そんなこんなで、1パック終わった段階で僕がピックしたカードはこちら。ユニット3枚、戦闘スペル3枚、アイテム1枚と、1パック目としてはユニットをもう少しピックしたかった感じでしたが、そもそもユニットが回って来なかったのでしょうがないですね。なお、秘伝魔法（使用できるユニットの種族が限定されている戦闘スペル）とアイテム（装備品）は現状使えるユニットは1枚もいませんが、今後のパックに期待！　な感じでピックしてみました。

　他にピックしたカードをダイジェストで紹介。《神天馬シャンパニ》はブースタードラフトだとその能力は使いづらいですが、“飛行”に加えて“イニシアチブ”やスペル枠があるのは優秀ですね。

　《テンペスト・スレイヴ》は自軍パーティに風属性か水属性のユニットがいると、スペル枠が追加されるユニット。すでに《ライラック》という、“狂霊化”を強化するユニットも2枚確保していたので、迷わずピックしました。

　4パック目のピックを終えた段階で、《クォーツ・ペガサス》をはじめ、“ワルキュリア”がいると強くなるユニットは多めにピックできたものの、“ワルキュリア”が1枚もいないことに気がついて唖然（あぜん）……（というか、1枚も流れてこなかった！）。でも、最後のパックでなんとか“ワルキュリア”を2枚ピックすることに成功しました！　これでなんとかなるはず……。

　最終的にでき上がったデックがこちら。ユニット枚数は20枚と、ブースタードラフトにしてはちょっと少ない感じもします。“種族：狂霊化”のユニットが3枚に、それをサポートするスピリットが3枚。他にも超強い“狂霊化”の秘伝魔法が結果的に4枚手に入ったのもいいですね。あとは“イニシアチブ”＆“チャージ”持ちのユニットが多めな感じになりました。“スフィンクス”の秘伝魔法は使えるユニットがいなくてどうしようもないですが、これもブースタードラフトならではのデックということで（笑）。

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→いよいよ対戦開始！　どんなカードが活躍するのか!?（2ページ目へ）

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データ

関連サイト

• 『モンスター・コレクションTCG』公式サイト
• 電撃カードゲーム