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2013年3月25日(月)

厳しい冬に逆戻り!? 『ロスト プラネット 3』序盤をプレイしてわかった先行体験レビューをお届け

文:えまぬえる

 カプコンから、6月27日に発売される『ロスト プラネット 3』。その序盤をプレイした感触を、ライターのえまぬえるがお届けする。


 3月。厳しい冬を乗り越え、いよいよ春到来です! 今年の冬は寒かったですね~。でも、これからは暖かいぞ~。今日はぽかぽか陽気だし、仕事を忘れて昼寝でもするか。あれ? なんだろう、携帯電話が鳴っている。ほうほう……え!? カプコン様のご好意で特別に『ロスト プラネット 3』を体験できるだってェーっ!? 

『ロスト プラネット 3』

 『ロスト プラネット 3』は“原点回帰”をテーマに、極寒の惑星・EDN-3rdへの入植を巡る濃密なドラマと過酷なサバイバルが描かれる作品。は、春に浮かれてる場合じゃねェ! 防寒具をがっしり着こんで寒さ対策をしなければ!! 

 今回は物語冒頭の30分をプレイできるとのこと。「先行体験で判明した世界観やゲームとしての完成度などをレポートしますよ!」と気合を入れすぎたのか、緊張したからなのか、カプコン様へ着いた時には、すでに手に汗が。さらに気付いたら体中汗だらけ! 最近温かくなっていたのに着こんでいたことが、災いしたようです。私が上着を脱いで汗を拭いている間に、冒頭部分のあらすじをどうぞ。

●STORY

 資源の枯渇により荒れる世界情勢。そんな中、新たな資源の獲得を目的に、多国籍企業“NEVEC”による入植船団が編成。地球から遠く離れた入植実験候補第三番惑星“EDN-3rd”への入植実験事業が開始される。

 ジム・ペイトンはそんな入植者の1人。愛する妻と、生まれたばかりの息子の将来のため、一攫千金を夢見てEDN-3rdへ降りたとうとしていた。しかし、彼らの乗る着陸ポッドを嵐が襲う。目的地からは遠く離れたものの、なんとか上陸を果たすことができたが……。


 という感じで、まだ入植作業が進んでいないころのEDN-3rdが舞台となります。シリーズの時系列は『3』⇒『1』⇒『2』の順になっているので「これからシリーズを始めようかな」と思っている方にもピッタリですね。

■雪と氷の世界、危険な原住生物……早くもEDN-3rdの洗礼を受ける

 着陸ポッド不時着という大ハプニングからのスタート。まずは基地との通信のため、不時着の際に離れた場所に落ちてしまったビーコンの回収へ向かいます。視界を遮る猛吹雪の中、歩き始めるわけですが……吹雪の表現力がものすごいです。 

『ロスト プラネット 3』
▲つねに吹雪のため、山肌に吹き付けられた雪が横に伸びる。地球では決して見ることのできない危険なまでに美しい光景が広がります。

 ビーコンのある方角には不気味に口を開けた洞窟が……。さらなるハプニングの予感がしますが、もう進むしかありませんね。洞窟の中では……なんか動いています(笑)。ちょっとした空洞から、なんかちらちら見えています。「いっそのこと襲ってきてくれ」と思って進んでいると、で、で、で、出た~~、原住生物・エイクリッド!

『ロスト プラネット 3』
▲エイクリッドの中では小型に分類されるセパイア。小型とはいえ十分なデカさ! 個々の戦闘力は低いですが、群れを成して襲ってくることも。

 小型のエイクリッド・セパイアの群生地だったようです。こちらの対抗手段はハンドガンのみ。囲まれるとひとたまりもないので、慎重に狙いながら1体ずつ撃破していきます。なんとか洞窟を抜けると、ようやく目的のビーコンが。足早に近づき回収すると、その直後に地鳴りが……。すると、向こう側からセパイアの大群が!

『ロスト プラネット 3』
▲大量のセパイアが! ええい、寄るな寄るなァ~! ……って、こちらを襲ってきたわけではなく、何者からか逃げている模様。さらに嫌な予感。

 このセパイアの大群はなぜ発生したのか? そして、このピンチをジムはどう切り抜けたのか? いろいろと語りたいところですが、あんまりネタバレしてもアレですから、このへんで一旦STOP! なんとか危機を乗り越え、ジムは労働者たちの集まる施設“コロニス”へ到着するのです。

⇒EDN-3rdで待つジムの開拓作業とは……次のページへ!!

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