【第1回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー『ダークサマナー』

文：石田賀津男

　モンスターに生贄の生き血を与え強化するといった残酷でバイオレンスな描写など、この『ダークサマナー』は実に壮絶な内容だ。

　『ダークサマナー』というゲームをひと言で説明すると、バトル型のソーシャルゲーム……ではあるのだが、皆さんが想像しているものとはきっと違う。付け加える言葉としては、残虐で、陰湿で、ホラーで、スプラッターで、サイコなダークファンタジーだ。

　他のソーシャルゲームで見かけるような、カッコイイ騎士や妖艶な美女もいることはいる。だが他にも、牙をむき出した凶暴な獣、角を生やした人型の怪物、ガイコツや幽霊などのアンデッド、さらには形状不明な肉塊やスライムまで、ありとあらゆるモンスターたちが登場する。まずはそのモンスターの一部を見ていただこう。

▲『ダークサマナー』に登場するモンスターたち。

　このゲームを始めた瞬間、あなたはこのモンスターたちを召喚し、使役する“ダークサマナー”となる。

■異界の扉を開き、モンスターを召喚せよ！

　最初にやるべきことは、使役するモンスターを集めること。モンスターの入手方法は主に2つ。1つは異界の扉を開いてモンスターを呼び寄せる“召喚”、もう1つは各地で任務をこなす中でモンスターを発見できる“ミッション”だ。

　召喚はゲーム内で入手できる“フレンドポイント”や、有料の“ソウルポイント”を消費して行う。フレンドポイントを使う通常召喚は、毎日最初の1回はポイントを消費しないで利用可能となっている。召喚を行うと、何かしらのモンスターが入手できる。

▲異界からモンスターを召喚し、自らの仲間として使役する。

　ミッションは“パワー”を消費して実行する。何度か実行することでミッションクリアとなり、次のミッションへと移る。ミッションの途中でモンスターを発見して入手できる。また“魔宝”というアイテムも入手でき、規定の種類を集めることで強力な魔神が現れる。魔神とのバトルに勝利すれば、その魔神を獲得できる。

　ミッションではモンスターのほかに、経験値とゴールド（お金）を入手できる。経験値が一定量に達するとレベルアップし、パワーやバトルポイント（後述）をアップさせることができる。パワーは一定時間で回復していく。

▲ミッションの途中でモンスターを発見。こちらも仲間にできる。

■集めたモンスターを生贄にせよ！

　召喚やミッションでモンスターを集めたら、次はバトルのための“パーティ”を編成する。いわゆるデッキに相当するもので、最大で5体のモンスターを選んで設定する。手持ちのモンスターの中から強いものを選びたいところだが、各モンスターにはバトルポイントという値が設定されており、これが自身のバトルポイントに収まる範囲で設定する必要がある。

　パーティを編成できたら、次はいよいよ“バトル”へ挑む。他のプレイヤーへ戦いを挑み、自らのパーティと争わせて勝敗を競う。バトルを挑むと、パーティの総バトルポイント値の分だけバトルポイントが消費される。バトルポイントもパワーと同様、時間経過で回復する。

　バトルに勝利すれば相手のゴールドを少し奪い、戦績を獲得できる。戦績はランキングに反映され、順位によって毎週報酬が得られる。負ければ逆に相手にゴールドを持っていかれてしまう。

▲パーティを編成したら、他のプレイヤーにバトルを挑む。勝てば報酬が手に入るが、負ければ逆に奪われる。

　バトルは戦績のランキングを気にしなければ、必ずしも挑まなければならないものではないが、せっかくのバトルポイントを無駄にしたくないし、やるからには勝ちに行きたい。そこで必要になるのがモンスターの強化だ。

　モンスターの強化は、他のモンスターを“生贄”に捧げることで行う。強化したいモンスターと、生贄にするモンスターを選び、必要額のゴールドを支払う。すると巨大なトゲが付いた釣り天井が落下し、生贄となったモンスターを無残に押し潰す。モンスターはその生き血を吸うことで強化される。生贄に捧げたモンスターは、当然ながら失われる。

　生贄を繰り返し行うことで特定のモンスターを強化し、パーティをより強くしてバトルに挑む、というのが一連の流れになる。

▲釣り天井が落下するムービーが流れ、“モンスターの生き血を得た”として強化完了。

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データ

関連サイト

• 『ダークサマナー』公式サイト
• 電撃オンライン内『ダークサマナー』特集ページ