2013年5月30日(木)
それでは最後に、10周年を迎える『DOD』シリーズに寄せられたファンメッセージをご紹介しましょう。限られた文字数に込められた愛とか、憎しみとか、情念とか、本当に濃密なメッセージばかりでした。皆さん、とてもいい匂いだ……。
●初プレイ時は、あまりの絶望展開に何度もロッカーをたたきました(笑)。ですが、ストーリーを進めていくうちにすっかり『DOD』の色に染められてしまい、今や一番大好きなゲームになっています。『DOD3』が発表され、うれしすぎてギョロアエ化しました(笑)。10周年、おめでとうございます!(灰猫さん)
●10周年、おめでとうございます。『DOD』は私に、人間の脆さ、弱さ、汚なさ、そして友情や種族などを凌駕した、究極の愛というものを教えてくれました。唯一、エンディングロールが終わるまで号泣したゲームです。最後にカイムが流す涙は本当に辛くて……アンヘルとカイムについては、いまだに語ると涙してしまいます。『DOD2』でのアンヘルとの戦闘時は、自我をなくしながらもカイムを探し続ける悲痛な叫びが、本当に胸に痛くて。どうしてこんなことをしなくちゃならんのかと、号泣しながら戦いました。今でも一番好きなゲームです。私に究極の愛を教えてくれてありがとうございました。つたない私の文章では伝えきれないほど、大好きです。(ぽっと。さん)
●ダークな雰囲気が気になってやってみたら、純愛ゲームでした。王子とアンヘルたんが好きすぎて、Aエンドでは号泣してしまいました。そしてEエンドで発狂してしまいました。東京タワーを見るたびに、王子とアンヘルたんを思い出してしまいます。BGMも、王子の心境を表すかのように歪んでいてすばらしいです。『DOD3』の情報を見た瞬間、夜なのに興奮して叫びまくりました。うれしくてたまりません。『DOD3』に王子とアンヘルたんが出るかはわからないけど、2人にまた会いたいです。『DOD1』の設定資料集、再販はよこい!! 頼むぜ!! 女神様!! そしてスカイツリー頼んだぞ!! 王子とアンヘルたんのラブラブFエンドがやっても出てこないんですけど、不良品ですか!?(赤い目のダニさん)
●続編は完全に諦めていましたが、まさかの『DOD3』発表。不安と期待で胸がいっぱいです。『DOD1』の、謎も伏線もキャラの生死も明らかにされないエンディングの数々や、衝撃の新宿エンドをやり終えたあとは、まさしく放心状態となりました。『DOD2』では前作主人公たちの結末に、いい大人だというのに本気で泣いてしまい、次の日職場で目が赤くなっていることを同僚に心配されてしまいました。最新作がどういった内容になるかまだまだわかりませんが、『DOD』ファンとして、どんなゲームであろうとプレイします!(はしくろさん)
●不屈の名作……またはトラウマゲームの代名詞ともいえる『DOD』の続編が制作されるとは、夢にも思いませんでした! 『ニーア』に続き、大いに期待しています! 制作者の皆様、赤目になってがんばってください!! ラララ……♪(ナツナさん)
●虫の知らせというのか、最近小説を読み返していた矢先の『DOD3』発表だったので、とってもうれしいです。『DOD2』で泣きながらアンヘルを倒したのを、今でも覚えています。中島美嘉さんの楽曲“ひとり”を聞いてさらに泣きました。『DOD3』はどんな物語になるのか楽しみです。(えみいさん)
●『DOD1』のEエンド後の演出は、今でも許せない。愛してるヨコオさあああああああああん!!!!(Sephirerさん)
●『DOD1』をプレイしてから、いつの間にか10年経ってました。いまだにふと思い出してはプレイを繰り返す作品なので、10年ぶりの新作というより、10年越しの続編といった感じがします。あの狂気に満ちた優しいセカイを、もう一度堪能できるなら、どんな代償だって飲み込みますよ。楽しみに待っております!(固茹卵さん)
●生まれて初めてのダークファンタジーゲームで、生まれて初めて怖くて震えながらプレイしたゲームで、生まれて初めてコントローラを壊すまでやり込んだゲームです。怖くて進めたくないのに、気になって仕方がなくてずっとプレイしてしまう。キャラクターの独特の魅力もあり、ひたすら『DOD』のことばかりを考える日々が続きました。私にとって、生涯忘れられない作品の一つです。(チェリーさん)
●多感な思春期に出会ってしまったため、その後の人生をすっかり狂わされた思い出深いゲーム。その新作がまさか10年越しに出るとは思いもよらなかったので、本当にうれしいです。10年間、赤目の病のまま過ごしたかいがありました。本当に、本当にありがとうございます。(銀Yさん)
![]() |
---|
最新作である『DOD3』ではどのような驚きが我々を待っているのか、今から楽しみですね。電撃オンラインでは今後とも、『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズに関するさまざまな企画をお届けしていく予定です。ご期待ください!!
皆さんの投票に目を通していたところ、ハンドルネームに“ヨコオタロウ”という、我々にはとてもなじみ深い名前が!? なりすましか!? といぶかしみましたが、どうやら本当にご本人でした。というわけで、最後のおまけとして、『DOD』シリーズの生みの親・ヨコオタロウ氏による回答を、原文そのままでお届けします。
Q1:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズが10周年を迎え、最新作『DOD3』が発表されました。シリーズの復活やプレイした際の思い出、10周年の記念を込めたメッセージをお願いします。
A:また作ることになるとは思いませんでした。資料集が当たったら、藤坂さんにサイン入れてもらってヤフオクで売ります(編集部注:資料集の転売などはおやめください)。
Q2:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズで、「フリアエッフリアエッフリアエッフリアエッ」となるほど好きなキャラクターを教えてください。(1位として投票するキャラクターを選んでください)
A:母天使です。ファンタジーRPGを足蹴にするような、素朴なフォルムが好きです。
Q3:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズで、「オガァーザーン!」と絶叫するほど好きなキャラクターを教えてください。(2位として投票するキャラクターを選んでください)
A:フェアリー。小さかったのでモデリングの手間がなくて楽でした。
Q4:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズで、「契約か? ……死か?」と聞かれたら、迷いなく「契約」と答えるくらい好きなキャラクターを教えてください。(3位として投票するキャラクターを選んでください)
A:アリオーシュ。あんまり意味のある事をしゃべらないから、設定とかの調整が不要で楽だったからです。
Q5:『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズで、「帝国のダニめ、死ぬがいい」と思うキャラクターを教えてください。(最も嫌いで憎んでいるキャラクターを選んでください)
A:セエレ。イイ子ちゃんすぎて苦手です。
ヨコオ氏の本音が透けて見える、とてもすばらしい回答ですね!!
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design : Kimihiko Fujisaka.
(C)2003 cavia/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)2005 cavia/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
データ