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2013年5月20日(月)

【第30回】電撃おすすめアプリ 毎日レビュー&攻略『大相撲カード決戦』――大相撲をもっと好きになれる日本相撲協会公認カードゲーム

文:石田賀津男

 エリアの最後、結びの一番では、その出身地の力士がライバル力士として出てくることがあります。青森県では安美錦関が登場して私も大喜び。戦う前には、手持ちのカードから、マイ横綱、露払い、太刀持ちの3人を選んでデッキを作ります。さらに他のプレイヤーと仲間になれば、最大2人までデッキに参加させ、最大5枚で取組に臨めます。

 取組ではライバル力士の体力を削り切れば勝利。5対1なのは少々ずるい気もしますが、最初の4人は体力の削り役で、5人目のマイ横綱とはガチンコの取組です。カードがぶつかり合う表示とともに、お互いの体力が削れていき、最後は何かしらの決まり手で勝負がつきます。その後、力士が弓取式で四股を踏み「よいしょー」という掛け声とともに巡業完了となります。この締め方は大相撲ファンにとっては実に洒落た演出です。

『大相撲カード決戦』 『大相撲カード決戦』
▲ライバル力士は巡業する場所にちなんだ力士が登場します。高見盛関の絵からは気合を入れる声が聞こえてきそう。安美錦関もいい顔してます。
『大相撲カード決戦』 『大相撲カード決戦』
▲「はっきよい、のこった!」で立ち合い。土俵上で力士カードがぶつかり合います。
『大相撲カード決戦』 『大相撲カード決戦』

 また巡業では、時々レアなボス力士も登場し、“申し合いバトル”が発生します。こちらは9枚のデッキを組んで戦います。見事に勝てばレアな力士カードが入手できることもある“大入袋”がもらえます。

 本作では、“巡業→ボス力士→対戦”が基本のサイクルとなります。また毎月中旬~下旬にかけては、ユーザー同士の対戦イベントも実施されます。今月は5月13日~27日の期間、1日1戦の“五月場所”対戦が実施されています。これからでもまだ間に合いますので、取組を楽しんでみてはいかがでしょうか?

『大相撲カード決戦』 『大相撲カード決戦』
▲“申し合いバトル”に把瑠都関が登場! 1対9でも大接戦の強さです。

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データ

▼『大相撲カード決戦』
■メーカー:グリー
■プラットフォーム:GREE
■ジャンル:カードバトル
■サービス開始日:2013年1月10日
■プレイ料金:無料(アイテム課金制)

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