2013年5月20日(月)
皆様こんにちは、実は大相撲ファン歴20年のライター石田賀津男です。好きな力士は安美錦関。土俵上で何かやりそうな薄い笑みと、実際に上位を食っていく“曲者”な取り口、しかし勝利インタビューでは人のよさそうな笑顔が……という私の好みは置いといて、今日は日本相撲協会公認のカードゲーム『大相撲カード決戦』をご紹介します。
現役力士と往年の名力士が、時間を超えて顔を合わせるという本作。他のスポーツではおなじみの手法ですが、「国技である大相撲で、力士を数値化してカードゲームにするなどという軽い展開があっていいものか?」と首をかしげるファンもいるはずです。しかしそこは心配ご無用。大相撲ファンが大相撲をもっと好きになれるような、愛のあるゲームに仕上がっています。
■『大相撲カード決戦』とは?
白鵬・日馬富士を始めとした現役力士と、貴乃花や千代の富士など往年の名力士が顔を合わせるカードゲーム。プレイヤーは親方となり、カードとして手に入る力士を育て、日本各地を巡業。カードにはプロフィールも書かれており、コレクションする楽しみもある。
ゲーム内容は、至ってシンプルです。プレイヤーは相撲部屋の親方になり、全国各地を巡業します。巡業では行動力を消費して、各エリアで観客を集めます。満員御礼になるまで続けると、ライバル力士が出現し、これに勝てば次の地域へ……という流れ。一般的なソーシャルゲームのクエストに相当するものです。
巡業では、その都道府県の名所・名物の写真が入ります。北海道なら時計台、青森ならねぶた、といった感じ。また巡業の途中、新たな力士のカードを見つけられるほか、ちゃんこの材料も手に入ります。一般的な食材や調味料に加え、各地の特産品を見つけられることも。写真はどれも美しく、特産品と合わせて旅行気分にさせてくれます。
▲日本各地を巡業します。途中で力士カードを見つけることもあります。 |
▲青森はねぶた、岩手は中尊寺の経蔵。その時期に現地を訪れたくなる美しさ |
▲途中で各地の特産品が手に入ることも。え、青森のりんごも鍋に入れちゃうの……。 |
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