2013年5月20日(月)
次はカードシステムのご紹介。力士の強化は、他のカードと“ぶつかり稽古”させます。最大10枚のカードを一度に使用できます。その際には、10枚のカードがドドドドドっと派手にぶつかっていきます。ぶつかった方のカードはなくなり、ぶつかられたメインのカードは“段位”、いわゆるレベルが上がって、攻撃力が上昇します。
力士のカードには攻撃力の他、レアリティと心・技・体の3タイプが設定されています。タイプは3すくみになっており、ライバル力士との取組で相性のいいタイプを選ぶと有利になります。ちなみに最初の1枚は、白鵬、貴乃花、千代の富士の3人のいずれかがランダムに入手できます。
▲最初の1枚は千代の富士でした。子どものころは「相撲って千代の富士が勝つんでしょ?」と思っていたくらい強い力士でしたが、ゲームではさらに“ぶつかり稽古”をしてもらいます。 |
この辺りまではベーシックな感じですが、本作で見るべきところはそこではありません。このカードには能力だけでなく、力士の紹介文が書かれています。出身地と所属部屋の他に、得意な取り口や、入門の経緯、十両昇進までのエピソードなど、TVで取り組みを見ているだけでは伝わらない情報が書かれています。
彼らが怪我に悩まされたり、長年芽が出ず苦労してきたことなども書かれていたりします。この辺りは自分で調べられることとはいえ、大相撲ファンでもすべての関取の経歴まで調べる人は少ないはず。これまでは何気なく取組で勝ち負けを見ていただけだった力士も、強い弱いだけではない人間ドラマを感じられ、ぐっと思い入れが強くなります。
もちろん現役を引退したレジェンド力士についても情報が書かれており、輝かしい戦績とともに、引退後の道についても紹介されています。またレジェンド力士のほとんどは親方で、師弟関係にある現役力士もいます。その師弟を同じデッキに入れるとスキルが発動し攻撃力がアップする、という仕掛けもあります。他にもマイ横綱と同部屋や同じ得意技の力士を入れることでもスキルが発生。力士同士の意外なつながりを見つけられておもしろい要素です。
▲力士のプロフィール紹介や、デッキで発生するスキルなどから、新しい発見があるかもしれません。 |
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