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2013年6月8日(土)

『ガンダムブレイカー』製品版ROMを最速プレイ! BETA版からの改良点を実際にプレイして解説

文:さくたろう

 バンダイナムコゲームスから6月27日に発売されるPS3用創壊共闘アクション『ガンダムブレイカー』(※PS Vita版は2013年内発売予定)。今回はついに編集部に製品版ROMが到着したので、そちらからBETA版からの改良点を中心に記事をお届け! はたして製品版の『ガンダムブレイカー』はどうなっているのか、本作に期待されている方はぜひご覧になってください!!

『ガンダムブレイカー』
▲本作の体験版は、ユーザーからの意見を募集するために、体験版ではなく“BETA版”という形で配信されました。ユーザーからの意見をすくい上げ、より快適に遊びやすくなった『ガンダムブレイカー』の魅力に迫ります!
『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲最初にチュートリアルをクリアすると、OPムービーが流れます。1/1スケールのガンダムの迫力も見どころですが、ここで本作の世界観も解説されますので、スキップせずに見るように!
『ガンダムブレイカー』
▲製品版では、各ステージをプレイする際に、出撃シークエンスが挿入されます。スキップすることもできました。

■ロックオン機能が改良されて、より直感的に戦いやすくなりました■

 製品版を触ってみて最初に思ったことは、“BETA版をすでにプレイしている人なら、それほど戸惑うことなくプレイできるだろう”ということ。ほとんど違和感がありません。基本的な操作に関してはBETA版とほぼ同じですが、ロックオン周りの操作が変更され、かなり便利になりました。

『ガンダムブレイカー』
▲ロックオン機能が便利になったおかげで、集団戦でも狙いたい敵をきちんとロックオンできるようになり、かなり戦いやすくなりました。この機能を待ち望んでいたというプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

 製品版では、R3ボタンを押すことで、右アナログスティックの役割が明確に変わります。ロックオン機能を入れている時は、“ロックオンする敵の選択”。ロックオン機能を切った時には“カメラ(視点)操作”という具合です。

 BETA版における右アナログスティックの役割は、ロックオンと視点操作を兼ねたものになっていました。そのため、視点を動かすとその中心にいる機体をロックオンしてしまい、敵が密集している時などは目当ての機体をロックオンするのが大変……というか、ほとんどそんなことを考えずにプレイしていました。

 また、例えばライフを回復しようとボックスが置かれている背後を見ようとしても、近くにいる敵に照準が合ってしまい、移動する方向を誤ってしまう……ということもあったと思います。しかし、製品版ではその問題がしっかりと解消されています。

『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』

 製品版でのロックオンは、右アナログスティックを左右に倒すことで、現在ロックオンしている敵から左右の敵に照準を変更できるようになっています。さらにスティックを上に倒すと、遠くにいる敵をロックオンでき、下に倒すと、自機からもっとも近い敵機をロックオンしてくれるようになりました。

 また、R3ボタンを押せばロックオン機能は解除され、右アナログスティックで視点の移動を行えるようになります。後ろにあるボックスを開けたいけれど、ロックオンしているから後ろを向けない……という時は、ロックオンを解除して操作するというのもアリかもしれません。状況に応じて使い分けていきましょう。

 BETA版をプレイし慣れている人の場合、最初のうちは“後ろを向こうとしたけれど、ロックオンする敵が変わっただけ……”という事態が起こりがちです。“R3ボタンを押すことでロックオンと視点移動を切り替える”ということを、最初のうちは意識したほうがいいでしょう。

『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲オプションでは操作方法を2パターンから選べます。この辺もBETA版と一緒ですね。違いは近距離攻撃と遠距離攻撃が自動で切り替わるか、切り替わらないか。ちなみにどちらを選んでも、L1ボタン+□or△ボタンで遠距離攻撃を出すことができます。

■敵を追尾するようになった空中格闘■

 BETA版の空中格闘は、格闘攻撃を出した際に、1段目を繰り出した場所で静止してしまい、攻撃でノックバックした敵に追いつくことなく、その場で次の攻撃を空振りしてしまう……という状態になっていました。ですが製品版では、きちんと2段目以降も敵をちゃんと追尾してくれました! 2撃、3撃と連続で空中格闘を当てることができます。

『ガンダムブレイカー』 『ガンダムブレイカー』
▲空中ダッシュで近づいて、そのまま格闘の連続攻撃につなげることも。これができるようになったおかげで、アクション自体もかなり幅が広がった感じがします。

 さらに、例えば空中格闘の2撃目で敵を撃破してしまった時は、3撃目を次にロックオンした敵に向かって自動で切り替えてくれます。このおかげで、ボタンを連続で押しているだけで、コンボが自動で決まっていく爽快感を、製品版では味わえるようになりました。

→その他に気になったところなどを次のページで紹介!(2ページ目へ)

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※画面は開発中のものです。

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