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2013年6月17日(月)

『三国志大戦TCG』で電撃オンラインが三度セガスタッフに挑む!! 今度こそ勝ちたい!

文:ファイ

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■あと1回だけ、チャンスをください!

『三国志大戦TCG』
▲3戦目:セガ スタッフOさん VS 電撃オンライン ファイ

 電撃オンラインの2敗となってまたも敗北となってしまったのですが、泣きの1戦をお願いしました。このまま全敗ということにはなりたくないので、動きがシンプルな五虎将デッキを使います。五虎将デッキというのは、蜀の五虎将と呼ばれる武将たち、《関羽》《張飛》《馬超》《黄忠》《趙雲》を国力に配備し、《劉備》の能力で一気に国力から自陣に呼び出すという爆発力満点のコンボデッキです。

『三国志大戦TCG』

 対するスタッフOさんのデッキは、“負けたくない時に使う”という魏デッキ。つまり本気のデッキだということですね。試合は、こちらが1枚目の国力に《関羽》を配備します。通常だと、強力な武将である《関羽》は自陣に配備するのが一般的なので、あっさりとデッキタイプを見抜かれてしまいました。この五虎将デッキは、《劉備》の能力を使えるのが最速でも5ターン目なので、相手は速攻を仕掛けてくるはず。

『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』
▲初手、国力に《関羽》を配備。デッキが早くも丸わかりです。▲スタッフOさんは速攻で対処する陣形にシフト。

 直後から、スタッフOさんは低コストの武将を次々に展開し、こちらの城壁に向かって突撃してきます。こちらも低コストの《糜竺》を配備したりして対抗しますが、何しろ五虎将はデッキが重い……(高コストの武将が多く入っているため)。五虎将もあと《馬超》を国力に置けばよいところまで進めましたが、その前に城壁がなくなってしまい敗北。コンボを見せることなく落城するという、なんの見どころもない対戦になってしまいました。

『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』
▲《糜竺》で少しでも時間を稼ぐ筆者。▲スタッフOさんの速攻に、ファイの五虎将はそろわず、無念の落城……。

 こちらのデッキの動き自体は悪くなかったのですが、スタッフOさんは本当に強かったです。窪内ディレクターによれば、さらに強いスタッフもいるのだとか。恐るべし『三国志大戦TCG』の開発陣。結局、なんとか1勝と思っていた思惑はどこへやら、電撃オンラインの黒星を増やしただけとなってしまいました。

■負けました、完膚無きまでに。

 過去2回の対戦では、それぞれ1勝2敗で電撃オンラインの負けだったのですが、今回はそれを上回る3戦全敗で敗北してしまいました。勝てなかった原因はいろいろあると思いますが、やはり僕のプレイ経験不足かなと思います。せっかく助っ人として呼んでもらっておきながら、まったくお役に立たず申しわけない!

 対戦が終わった後に、デッキ構築の基本についてアドバイスをいただきました。計略カードは10枚くらいがいいとか、国力候補の武将と、自陣に配備する候補の武将をデッキ構築の段階である程度分けた方がいいとかですね。改めてデッキを眺めてみると、いろいろ改善点が見つかってきた気がします。どのカードゲームも、そうやってうまくなっていくものですよね。

 さて、このまま終わってしまうのは、あまりにも悔しすぎます。冒頭でカネキングがリベンジに燃えていたのも、今となっては身に染みるほどわかりますよ。こうなったら『三国志大戦TCG』修行に出て、レベルアップするしかない! 次の機会にこそ、勝利をこの手に!!

 というわけで、今後は定期的に『三国志大戦TCG』の公認大会に行って、君主の方々に揉まれてこようと思います。対戦することがありましたら、どうぞよろしくお願いします。電撃オンラインでも、随時プレイレポートをお届けしていければと思っています!

 最後に、セガの窪内ディレクターとスタッフOさんのデッキレシピをいただきましたので、ご紹介します。それではまた!


●窪内ディレクター使用デッキ&コメント

『三国志大戦TCG』
▲窪内ディレクターの呉デッキ

■“孫呉のみなさんのおかげです”デッキ

 《呉夫人(1-061)》×1
 《孫晧(5-105)》×1
 《張承(1-064)》×1
 《リョウ操(1-065)》×1
 《呂範(1-067)》×1
 《孫静(5-045)》×3
 《諸葛瑾(5-046)》×1
 《潘璋(1-127)》×1
 《丁封(3-042)》×1
 《孫朗(4-045)》×1
 《陸遜(5-047)》×2
 《祖茂(PR-040)》×2
 《孫韶(3-045)》×1
 《孫瑜(4-048)》×1
 《陸抗(4-049)》×1
 《孫匡(4-050)》×1
 《谷利(SP-028)》×1
 《朱然(5-050)》×2
 《孫尚香(5-051)》×2
 《孫堅(1-079)》×2
 《甘寧(2-070)》×3
 《孫皎(3-048)》×2
 《文鴦(4-051)》×1
 《孫策(4-052)》×2
 《孫権(5-054)》×2
 《周泰(5-055)》×1
 《太史慈(4-053)》×1
 《呂蒙(5-056)》×1
 《弓術訓練(1-084)》×4
 《水軍の加勢(2-074)》×2
 《身勝手な進軍(1-085)》×2
 《若き王の英断(5-059)》×2

 このデッキのポイントは3つ!

 1.第2弾ブースターに収録されている《甘寧(2-070)》を中心として、今までの呉にはない“動き”を実現!

 2.『三国志大戦TCG』で登場している孫家の武将すべてをデッキ投入するという“こだわり”を実現!

 3.プラチナレアが1枚&スーパーレアが4枚と、とってもお財布にやさしい“リーズナブルさ”を実現!

 《甘寧(2-070)》の【神出鬼没】はくせのある発動条件があり、使いこなすのが難しい武将ですが、敵武将へ特殊ダメージを与えるために国力をあまり消費しないカードをデッキに多く投入することで、その条件を緩和したのが“孫呉のみなさんのおかげです”デッキです。

 また、このデッキで対戦する際には“後手”を選択してみることをオススメします。

先手である相手プレイヤーの動きを見ながら、基本的には1ターン目と2ターン目は何も行動せず、3ターン目に《孫静(5-045)》配備→【この命、孫呉のために!】発動で武力1000の敵武将を撃破し、ゲームの流れを掴むことができます。直後の相手の4ターン目に《孫静(5-045)》が倒されるパターンも多いため、チャンスがあればこちらの4ターン目に《孫韶(3-045)》の【独断専行】を狙ってみてください。

 今回の対戦企画のために即席で作ったデッキとしては、かなり完成度の高いデッキになったと思います。プレイングに自身のある人や、普段は呉以外の勢力のデッキを使用している人もぜひこのデッキでいろいろ遊んでみてください。


●スタッフOさん使用デッキ&コメント

『三国志大戦TCG』
▲スタッフOさんの蜀デッキ

■馬超連撃デッキ

 《糜竺(1-033)》×3
 《王甫(3-020)》×1
 《諸葛鈴(5-021)》×4
 《糜夫人(PR-039)》×1
 《糜芳(1-036)》×1
 《ホウ統(SP-013)》×1
 《馬良(5-023)》×1
 《伊籍(5-024)》×1
 《祝融(SP-016)》×1
 《諸葛亮(5-026)》×1
 《傅僉(5-027)》×1
 《王悦(5-029)》×1
 《劉備(1-047)》×4
 《馬姫(5-030)》×1
 《馬岱(5-031)》×1
 《陳到(5-032)》×1
 《張飛(1-049)》×2
 《姜維(4-032)》×1
 《魏延(5-035)》×2
 《徐庶(5-104)》×4
 《関羽(1-050)》×1
 《馬超(5-036)》×4
 《槍術訓練(1-054)》×4
 《瀬戸際の攻防(5-038)》×4
 《老黄忠の勇(3-035)》×2
 《布陣再編(5-040)》×2

 今回使ったデッキは蜀の馬超連撃デッキです。メインとなるカードは、5弾最強とも言われている《馬超(5-036)》。とにかく強いこのカードを活かすデッキにしました。

 《馬超(5-036)》は、自陣配備時の能力で武力4500で攻撃することができます。ですから、《馬超(5-036)》を配備したターンに攻撃を仕掛けにいきたいですよね? そこで戦闘計略も1コストの《槍術訓練(1-054)》と《瀬戸際の攻防(5-038)》をデッキに組み込みました。これで表国力が4枚もあれば、ほぼ安全に馬超の攻撃を通すことができるでしょう!

 さらに、今回のデッキは1コストのカードが通常のデッキよりもたくさん入っているので《諸葛鈴(5-021)》の【星の導き】の効果を使う時に「1コスト」を宣言しましょう。ほぼ、確実に1コストのカードを手札に加えられるはずです。もし《馬超(5-036)》が捨札に落ちてしまった時は《布陣再編(5-040)》を使ってデッキに戻せばOKです。

 しかも、よく見ると《布陣再編(5-040)》も1コストなので《諸葛鈴(5-021)》で持ってくることも可能なんです! 他の勢力よりも手札を増やしにくい蜀ですが、《諸葛鈴(5-021)》の能力で計略/戦闘カードを手札に加えて有利な状況を作っていきましょう。

(C)SEGA

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