2013年6月15日(土)
『アトリエ』シリーズ初の7人パーティ(うち1人は控え枠に……)で、バトルは前衛3人、後衛3人とにぎにぎしく進化。前衛と後衛の入れ替えにペナルティがないため、HPが減ったら後衛と入れ替えて休ませたり、手ごわいボスの攻撃が迫ったら打たれ強い仲間と交代したりとやりたい放題です。ゲージさえあれば一気に5人分のアシスト攻撃も実行もできるため、戦闘もかなりパワフル&スピーディ。
▲通常よりも効果の高いスペシャルアシスト。健気なルシルが、意外と凶悪な物体をポイッと……。 |
もはやお約束となった必殺技のとどめ演出はもちろん、アシストコマンドにまで特別な演出が多数用意されています。中でも、2人の錬金術師が同時にアイテムを使うダブルドローは必見! 多彩なアイテムごとに用意されたド派手な演出は病みつきです。下では、その一部を画面写真でお見せしていますが、ゲームで実際に動いている画面は、もう口では言い表せないレベルに達しています(ということで、画面写真を多めに載せてみました)。
▲リンカの必殺技より、とどめバージョンをお披露目。この娘はどんな姿になってもカワイイですね。 |
▲ダブルドローの強化バージョン! 使用したのはおなじみのモンスター・スラグの形をした小型爆弾ですが……どうしてこうなった!? |
『アーランド』シリーズ以降、毎年この時期は公私ともに『アトリエ』三昧の生活を送るのが恒例となりました。例年通りであれば、編集部にサンプルROMが届いたら、数日間は徹夜して1週間前後でクリアしているところですが、今回は内容の濃さゆえか、前回の記事からプレイを始めてはや2週間、いまだクリアに至っておりません。
正直な話、今作『エスカ&ロジーアトリエ』で、『アトリエ』はもう行き着くところまで行ってしまった感があるのですが、それでも、本作の生みの親であるディレクターの岡村佳人さん曰く「まだまだ」とのこと(このあたりの詳しいお話は、本作と同日の6月27日に発売される『電撃PlayStation Vol.545』に掲載されるインタビュー記事をご覧ください♪)。まるで某ワインの評価みたいな言い回しになりますが、「ここ数年の出来栄えを上回る仕上がり」を今年もまた達成していますので、『アトリエ』ファンはもちろん、シリーズ未経験の人にも遊んでもらいたい作品です。
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