2013年7月4日(木)
日本一ソフトウェアの設立20周年を記念する特設ページ“電撃日本一ソフトウェア”の連載コーナーとなる“キャラクター辞典”。開発スタッフのコメント付きで、名キャラクターを紹介していこう。
最終回となる今回は、前回に引き続き『魔界戦記ディスガイア4』をクローズアップ。魔界大統領の息子エミーゼル、ラスボス候補の女の子デスコ、半端な状態で地獄に落ちてきたプリニー娘・フーカ、そして返り咲きを狙うダークヒーローのアクターレの4人のサブキャラクターを、プロデューサーの新川宗平氏のコメントとともに解説する。
『魔界戦記ディスガイア4』
・発売日:2011年2月24日
・対応機種:PS3
・ジャンル:SRPG
・希望小売価格:7,140円(税込)
[備考]
・追加キャラクターなどのダウンロードコンテンツを配信
・追加シナリオを収録した『魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。』がPS3用として発売
魔界大統領の1人息子である死神の少年で、大統領府直属の特殺任務部隊アバドンのリーダー。現在は、政腐に反逆するヴァルバトーゼ一行を排除するという命令のもとに活動している。
父親の権威を笠に着て、大胆な行動や発言をする生意気なお坊ちゃんに見えるが、実際は臆病で、自分だけでは勇気や行動力が発揮できないことにコンプレックスを抱いている。また、死神でありながら殺人に拒否感を感じており、いまだに人間の魂を狩り取れないことに悩んでもいる。
▲圧倒的な力で魔界を支配した父親を尊敬していて、父親の意思や政腐の決定には一切疑問を持たず、それが正義だと信じている。 |
『ディスガイア4』の物語には、エミーゼルの成長物語という側面もあります。物語を通して一番変化し、成長したのはエミーゼルではないでしょうか。
そして、一番変化しなかったのは、フーカですねw。(新川)
正式名称は“最終兵器DESCO”。風祭フーカの「世界征服をするための相棒がほしい」という願いを聞き入れた科学者の父が、世界を滅ぼす最終兵器として製造した。しかし、途中で廃棄処分することとなり、魔界へと捨てられてしまった。初登場時には、地獄の暗く孤独な特別房に幽閉されている。
ラスボスになることが彼女の目標。特別房から出る時は勇者と対決したり、世界を滅ぼす時だと信じて、ラスボスになるための修行を人間界にいる頃から欠かさずに行っている。ヴァルバトーゼ一行との出会いを機に、行動をともにするようになる。特に製造者の娘であるフーカには「おねーさま」といって懐いている。
フーカとともに『魔界戦記ディスガイア4 フーカ&デスコ編はじめました。』で主人公として活躍。また、『魔界戦記ディスガイア3 Return』や『ディスガイアD2』にもゲストとして出演している。
▲ラスボスになる日を夢見て、“世界の半分をエサに勇者に取り引きを持ちかける”といった、ラスボスらしい知識を数多く仕入れている。 |
いかにも『ディスガイア』らしいキャラで、個人的にもお気に入りです。背負っている怪しい触手は一部の開発スタッフから“イカ”の愛称で親しまれ、今もなお根強い人気があるようです。(新川)
→次は、魔界で略奪行為を働く天使・ブルカノ(?)と
地獄の獄長・アクターレを紹介!(2ページ目へ)
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