『カードファイト!! ヴァンガード』の新トライアルデッキ『超次元の勇者』が発売！ 大張正己さんが描き下ろした新しい勇者が見参!!

文：ファイ

　こんにちは！ ライターのファイです。8月9日に『カードファイト!! ヴァンガード（以下、ヴァンガード）』の新しいトライアルデッキ『超次元の勇者』が発売されます。

　この『超次元の勇者』は、“次元ロボ”と呼ばれるロボットで構成されたクラン“ディメンションポリス”のデッキです。ちなみに、通常のトライアルデッキは2種類が同時発売されていますが、『超次元の勇者』は『海皇の末裔』以来、約1年ぶりの単独での発売となります。『海皇の末裔』も8月発売でしたし、単独のトライアルデッキが発売される季節なのでしょうか……。

　それはさておき、ここからは『超次元の勇者』のカッコいい収録カードをチェックしていこうと思います！

■合体、変形、そしてフォームチェンジ――ロボットものが凝縮したデッキがここにある！

　このトライアルデッキ『超次元の勇者』は、“次元ロボ”を主軸に構築されたデッキで、これまで発売されたブースターパック『魔侯襲来』や『蒼嵐艦隊』のカードも再録されています。『ヴァンガード』というと、騎士やドラゴンのイメージが強いと思いますが、今回はロボットがメインユニットです！　変形ロボや合体ロボという響きで胸が熱くなる方も多いのではないでしょうか。

　デッキのタイトルでもある『超次元の勇者』は、収録されている“次元ロボ”たちが、異次元から現れた金属の機械生命体で、自警団的な要素が強く正義のために戦っている、という設定になっていることに由来します。ロボットではありますが、パイロットが乗り込んで戦うのではなく、ロボット自身が意志を持っているということですね。カードも“ディメンジョンポリス”という勢力に属しており、名前の通り次元を超えて治安を維持している存在です。

　アニメでは“チーム・カエサル”の面々が使用しており、過去に何度か登場しています。しかし、今ここでスポットを浴びているということは、これから物語に大きく絡んでいくのでしょう。アニメのオープニングにも登場しており、レン様のエピソードが一段落ついたこの先に登場してくれると期待しています。

■大張正己さん描き下ろしの《超次元ロボ ダイカイザー》が超カッコイイ！

　ここから先は、ロボットの名前を連呼してしまうことをお断りしておきたいと思います（笑）。そのくらい燃えたぎる展開が、そして心揺さぶる衝撃が『ヴァンガード』で再現されるわけです！

　まず、『超次元の勇者』のデッキにおいて、主軸として活躍するのが《超次元ロボ ダイカイザー》と《超次元ロボ ダイユーシャ》です。

　《超次元ロボ ダイカイザー》は、数々のロボットアニメを手掛ける有名なアニメーター・大張正己さんの描き下ろしのロボということで、大きく足を開いて立つ、いわゆる“大張立ち”のカッコよすぎるイラストになっております。

　《超次元ロボ ダイカイザー》は、同じく大張さんが描き下ろしている《次元ロボ カイザード》の“フィニッシュフォーム”の名称です。《次元ロボ カイザード》は装甲車両の“カイザーグレーダー”と“超次元合体”することで、より戦闘に特化した《超次元ロボ ダイカイザー》となるわけです。戦隊ものやロボットものよろしく、物語の途中から参加する2番目のヒーローだと考えてもらっていいかも？

　その設定だけでも熱いのですが、カードとしての能力も圧倒的。現在の『ヴァンガード』では、“守護者”と呼ばれる完全に攻撃を無効にするユニットが存在しており、防御の切り札として活躍しています。しかし、《超次元ロボ ダイカイザー》はその“守護者”をも打ち破る能力を持っているため、対峙したファイターはたまらないでしょう。

　一方の《超次元ロボ ダイユーシャ》は、5体のロボットが合体することで誕生するロボットとなります。胴体部分は《次元ロボ ゴーユーシャ》、右腕に《次元ロボ ダイバトルス》、左腕は《次元ロボ ダイランダー》、両脚が《次元ロボ ダイマリナー》、そして翼と盾は《次元ロボ ダイドラゴン》!!

　トライアルデッキ『超次元の勇者』には収録されていませんが、《超次元ロボ ダイユーシャ》には、さらにその先にある究極形態、《究極次元ロボ グレートダイユーシャ》も存在します。気になるファイターはその姿をチェックしてみるのもいいでしょう。

→収録カードを一挙に紹介！（2ページ目へ）

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