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2013年8月9日(金)

『モンコレ』最新トライアルデック『獅子姫』&『闇騎士』でスタッフと対戦してみた! ステキな読者プレゼントもご用意!!

文:さくたろう

■1戦目はさくたろう VS 坂田さん!

 1戦目は、電撃オンラインチーム・さくたろう VS 『モンコレ』チーム・坂田さんのファイトになりました。こちらは『闇騎士』を、坂田さんは『獅子姫』を選択し、いよいよファイトの始まりです!

『モンスター・コレクションTCG』

 それでは、「モンコレファイト! デックオン!!」(※『モンコレ』のファイト開始の掛け声)

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▲初手で引いたカードがこちら。《ウコバチの魔女》《アビス・ガルム》《アビス・オーラ》《エナジー・ドレイン》《コンフュージョン》×2。1ターン目はユニットを出していきたいところですが、ユニットは2体のみ(しかも2レベルと4レベル)とかなり微妙な感じ……。

 手札確認後は、お互いにダイスを1つ振り、高い目を出したプレイヤーが先攻となります。今回はこちらが先攻になりました。先攻1ターン目は、普通召喚フェイズ(本陣にユニットを召喚するフェイズ)と第2手札調整フェイズ(手札の要らないカードを捨てて、手札が6枚になるまでデックからカードを引くフェイズ)のみなので、《ウコバチの魔女》と《アビス・ガルム》を本陣に召喚して、手札調整をして終了。

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▲『モンコレ』は、“レベル=攻撃力=防御力”が1つの基準。ですのでレベル以上の攻撃力と防御力、さらにスペル枠×1を持つ《ウコバチの魔女》は、2レベルながらなかなか優秀なユニットですね。▲《アビス・ガルム》は4レベルながら、即時召喚(戦闘が始まる時に手札から召喚すること)でき、しかもイニシアチブ+2(戦闘時に先攻/後攻を決める際、ダイス目にイニシアチブの数値だけ修正が入る)を持っているので、先攻が取りやすくなるユニットです。

 坂田さんはいきなり自軍本陣前に、地形カード《獅子の魔導円》を配置。手札をこのカードで増やしつつ、《リオネットの焔戦士》《レオーネの神言騎士》《ネイチャー・ライオン》と本陣に10レベル分のユニットをきっちりと召喚。こちらと違ってユニットはかなり充実している様子ですね。次のターンでこちらは英雄(通常のユニットよりも強力なカード)の《冥神プルートー》を召喚しますが、相手も英雄《獅子心騎士エヴァ》を召喚してきます。

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▲《獅子の魔導円》は、配置時にデックの上から1~3枚を破棄し、破棄したカードに1枚でも種族:バステトのカードがあれば、破棄したカードすべてを手札にできるというもの。運の要素はありますが、一気に手札を増やすことができる便利なカードです。▲《獅子心騎士エヴァ》は、『獅子姫』に入っているもう1つの英雄ユニット。手札にある種族:バステトorビーストのカードを1枚捨てるたび、攻撃力か防御力を+1Dすることができる、超強力な能力を持ちます。手札次第では、このユニットだけで無双できることも!?
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▲ちなみに今回の対戦では、高橋Pが坂田さんのプレイングをチェック! ファイト中は高橋Pからダメ出しが入ることも……。▲坂田さんのパーティがこちらの地形に進軍し、いよいよ戦闘が発生! こちらは《ウコバチの魔女》《アビス・ハウンド》《アビス・ガルム》のパーティで、相手は《リオネットの焔戦士》《レオーネの神言騎士》のパーティです。

 こちらのパーティはイニシアチブ+4を持っているので、こちらが1、相手が6を出さなければ(1/36の確率!)先攻確定という場面でダイスを振ると……(コロコロ)1。そして坂田さんは(コロコロ)6を出し、まさかの後攻を取ってしまうハメに……。そしてチャージ(先攻を取ると攻撃力がアップする能力)を持つユニット2体が、合計12点の攻撃力でこちらにパンチ! 戦闘スペルを使う間もなくパーティが壊滅してしまい、こちら本陣をリーチ! 序盤からいきなりピンチな展開になってしまいました……。

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▲次のターンでこちらは本陣前の地形を取り返し、《冥神プルートー》を前に進軍させて、相手本陣をリーチし返すなど、一進一退の戦いが続いていきます。

 リーチしたのもつかの間、《獅子心騎士エヴァ》が《冥神プルートー》がいる地形を攻めて、《冥神プルートー》が倒されてしまいます。《獅子心騎士エヴァ》が戦場の中央を陣取るなか、斜めにも移動可能な"飛行"を持つ《マルコキアス》2体が、それぞれ敵軍本陣を斜めからダブルリーチ! 《獅子心騎士エヴァ》にはきっちりと強いパーティで挑まないと勝つことは難しいので、あえて戦闘せず、盤面を生かした戦いを仕掛けていきます。

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▲『闇騎士』の中でも防衛力が高めな《エリゴールの闇騎士》を、自軍本陣前に配置し、《獅子心騎士エヴァ》をけん制しています。

 対する坂田さんは《獅子心騎士エヴァ》を前進させて、再びこちらの本陣前を攻めてきます。相手は《ジャイアント・アルマジロ》を即時召喚し、こちらは《エリゴールの闇騎士》と《アビス・エンチャンター》で受けの姿勢に。

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▲《エリゴールの闇騎士》は、いわゆる《闇騎士エリゴール》の量産型。“奈落の波動”は、コストさえ払えれば2Dダメージを好きなタイミングで与えられるので、使いやすいユニットです。

 先攻を取った坂田さんが《獅子心騎士エヴァ》と《ジャイアント・アルマジロ》で攻撃。このままだとこちらのパーティが倒されてしまうので、行動完了(攻撃を失敗させる能力)にするスペル《アビス・タイド》で対抗しますが、《ヒート・ストローク》という打ち消しの戦闘スペルで相手が対抗。そこに《エリゴールの闇騎士》が能力“奈落の波動”で対抗……と、激しい対抗連鎖が展開していきます。

 『モンコレ』の華でもある“対抗連鎖”とは、お互いがユニットの持つ能力やスペル枠、手札にある戦闘スペルなどを使って戦っていく、連鎖の積み重ねになります。この連鎖はお互いが「対抗なし」と宣言するまで続き、宣言後は積み重ねた連鎖が逆順処理(後から使った能力や戦闘スペルから解決していくこと)で解決されていくのが特徴です。この対抗をどう仕掛けていくかが、勝利をつかむための重大なポイントと言っても過言ではないのです。

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 そして今回の対抗連鎖では、最終的に“奈落の波動”の11点ダメージを《獅子心騎士エヴァ》は防ぐことができず、こちらが《獅子心騎士エヴァ》を撃破。さらに地形の防衛にも成功しました。そして相手本陣へのダブルリーチが継続中なので、戦況はかなりこちらに傾いたハズなのですが……。

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▲4レベルで防御力が6もあるユニット。チャージとディフェンダーの両方を持っているので、先攻後攻のどちらでも戦える力を持ちます。▲《アビス・オーラ》は“ディアブロ”の秘伝魔法で、ダメージ属性への耐性を付けたり、攻撃力をアップさせたりするなど、攻守に便利なカード。
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▲敵が使った戦闘スペルを確実に打ち消しつつ、さらにダメージを与えるカード。『獅子姫』の中でも特に強力な戦闘スペルです。▲“ディアブロ”の秘伝魔法。攻撃してきた相手を“行動完了”にさせることで、その攻撃をキャンセルさせる戦闘スペルです。さらに地形が奈落だった場合はダメージも発生!
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▲一時は相手本陣をトリプルリーチで追い込むも、追加のユニットを引けず攻めあぐねることに……。

 そしてフェイント進軍(本命を攻める前に、まずは別の地形に攻め込み、相手の手札の消耗を誘う戦法)を2回仕掛けた後に本陣を狙いますが、相手の防御力が高く進軍に失敗。その後こちらが山札を引き切り、再び本陣を狙いますが、相手パーティの防御力がかなり高く、進軍失敗……。最後は本陣を守る《エリゴールの闇騎士》に《リオネットの聖戦士》《レオーネの神言騎士》《ネイチャー・ライオン》のパーティが攻め込み、圧倒的物量でこちらの本陣は陥落し、坂田さんの勝利となりました!

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▲1戦目はこちらの中盤の攻めを耐え抜き、最後の最後に逆転した坂田さんが勝利!

→いよいよ高橋Pと対決!(3ページ目へ)

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