『モンスターハンター4』レビューでジャンプ攻撃や新武器の手触り感をお届け！ 気になる新モンスターはどんな生態なの？

文：る～ぱ

　『モンスターハンター4』では従来の12種の武器に加え、新武器として操虫棍とチャージアックスが追加されているのは周知の通り。ここでは、多くのハンターが気になる2つの新武器について紹介していきます。

■属性解放斬りの爽快感がバツグンのチャージアックス

　まずは剣モードと斧モードを使いわけるチャージアックス。剣モードは、機動力が高くガードが可能で、操作感は片手剣に近いものがあります。さすがに武器出し中にアイテムを使ったり盾を使った打撃ができたりはしませんが、各種アクションをキャンセルして左右にステップしたりガード判定のある攻撃を出したりできます。また、一部のアクションにガード性能が付与されているのも見逃せません。

　剣モードの特徴は、剣撃エネルギーのチャージ。モンスターを攻撃してエネルギーを溜めてチャージすることにより、斧モードで強力な属性解放斬りを放つことが可能となります。

　剣と盾を合体させて巨大な斧に変形する斧モードは、攻撃力やリーチに優れており、より攻撃的なスタイルに変化します。イメージは溜めのない大剣といった感じでしょうか。斧モード中は、チャージした剣撃エネルギーを消費することで強力な“属性解放斬り”を使用可能に。さらに、属性解放斬りを連続で行うとより強力な“高出力属性解放斬り”が繰り出せます。

　なお、武器に付与されているビンの種類によって、属性解放斬りの効果が異なるとのこと。種類は2つあり、榴弾ビンは気絶値と固定ダメージが、強属性ビンは属性ダメージの効果が付与されるようです。

　以上の特性を踏まえると、最初は剣モードでエネルギーを溜めてチャージをして、斧モードで属性解放斬りを狙っていく、という立ち回りが基本になりそうです。やるべきことがシンプルなので、すぐに使いこなせるようになりました。チャージアックスのジャンプ攻撃は、通常のジャンプ攻撃に加え、各モードから変形しつつ攻撃を繰り出すことも。剣モードでジャンプして、斧モードに変形しつつの攻撃から属性解放斬りにつなげる、といった連係も可能でした。

　いろいろ書いてきましたが、チャージアックスはガチャガチャと変形させるだけでも楽しかったです。いろいろな武器の種類の変形モーションを見たくなりました。合体と変形にロマンを感じる人ならば気に入る武器だと思います。

■操虫棍はジャンプ攻撃の練習に最適？

　お次は猟虫と棍がセットにった新武器・操虫棍です。操虫棍は、猟虫と呼ばれる虫を操り、モンスターから奪ったエキスで自身の強化が可能な武器。通常の攻撃は、リーチと機動力に優れた連続技を狙うタイプで、素早い動きと連続攻撃、自己強化が操虫棍の魅力。また、棒高跳びの要領で場所を選ばずジャンプができるのも特徴の1つ。ジャンプ攻撃や乗り状態の練習にもオススメの武器です。

　操虫棍を扱ううえでキモとなるのが、エキスによる自己強化でしょう。エキスによる強化の流れは、以下の通り。

（1）狙いたい場合は、モンスターに印弾を撃って印を付ける
（2）猟虫を飛ばしてエキスを採取する（印をつけていればそこへ飛んでくれる）
（3）エキスを採取した猟虫を呼び戻す

　このような手順を踏む必要があります。こう書くとやや手間に感じますが、それぞれのアクションはほとんどスキがないため、慣れればすぐ立ち回りに組み込めでしょう。また、手に入るエキスはモンスターの部位によって異なり、頭部に当てると赤いエキス（攻撃強化）、脚に当てると白エキス（移動強化）など全部で4種類のエキスが採取できます。さらに、集めたエキスが組み合わさると、耳栓などの特殊な効果が発揮することも！

　実際に操虫棍を使ってみると、エキス強化なしではややパンチ力に欠けるようで、いかにして自己強化を維持し続けるかが一番の課題となりそう。エキスによる強化は狩猟笛の旋律に似ているので、狩猟笛を使っていたハンターならすんなりと扱えそうです。また、操虫棍は強力な一撃がないため、シングルプレイでは乗り状態からダウンさせるメリットは少なく感じました。逆にマルチプレイ時は大きなチャンスとなるので、積極的にジャンプ攻撃を狙っていくのがよさそうです。

→3ページ目では序盤に登場した新モンスターとの狩猟体験をレポート！

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