2013年9月13日(金)
アークシステムワークスが2014年に発売するPS3/PS Vita用ソフト、『魔都紅色幽撃隊(まとくれないゆうげきたい)』。すでに公開した物語や登場人物に続き、そのゲームシステムを紹介する。
『魔都紅色幽撃隊』は、今井秋芳監督が手掛ける『學園ジュヴナイル伝奇』シリーズの最新作。『東京魔人學園』『九龍妖魔學園紀』と世界観を共有する、シリーズ第3部にあたる作品となる。全13話からなるそれぞれの物語はADVパートとバトルパートで構成され、根底となる世界観やシステムは過去作を踏襲している。プロデューサーは金沢十三男さん、キャラクターデザインは倉花千夏さん、音楽はThe Key Project、OP曲は植松伸夫さんが担当している。
なお、本作は9月19日~22日にかけて行われるイベント“東京ゲームショウ2013”のアークシステムワークスブースにて、プレイアブル出展される。詳細については、“アークシステムワークスイベント情報サイト”をチェックしてほしい。
▲キャラクターデザインは『うたの☆プリンスさまっ♪』でおなじみの倉花千花さんが担当! 主人公は新宿の暮綯學園(くれないがくえん)高等学校にやって来た転校生・東摩龍介(とうま りゅうすけ)で、オカルト系出版社の夕隙社(ゆうげきしゃ)でゴーストを相手に戦うことになる。 |
本作は、ADVモードによる学園での日常ドラマと、バトルモードの非日常部分の二部構成で一話となっている。話数は13話で、まるでアニメの1クールを体験しているかのようなゲーム構成で物語が進んでいく。まずはゲームの流れを紹介する。
[1]ADVパート:本作の中心となるパート。選択肢や五感入力システムによるキャラクターとのコミュニケーションを取ることができる。テレビ番組のように、物語の区切りの際にはアイキャッチが挿入される。
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[2]依頼を受ける:主人公たちの目的は、夕隙社に寄せられる悪霊関連のトラブルを解決すること。ADVパートで依頼を受け、事件解決に向かうことに。
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[3]除霊準備:悪霊との戦闘に向けた準備パート。行動予測バトルに参加するユニットや、罠の設置、突入ポイントなど、事前に念入りに作戦を立てることで、戦闘の展開が大きく変わる。
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[4]除霊開始:準備を終えると作戦実行! ユニットに行動指示を出し、悪霊を除霊していくことに。シミュレーション形式で進められる行動予測バトルは、プレイヤーの戦術性が問われるユニークなものとなっている。
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[5]収支報告:退魔に成功すると、依頼クリア。行動予測バトルの進め方によって、報酬額が変化する。
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[6]ADVパート:バトルを終えると再びADVパートに。その話のエンディングが展開する。
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次の話へ……(全13話で、各話で3種類ほどのマルチエンディングに!)
『東京魔人學園』や『九龍妖魔學園紀』を遊んだ人にはおなじみのゲームの流れとなっているが、感情入力のパターンが増えていたり、バトルのシステムが非常にユニークなものになっていたりと、さまざまな部分で進化・調整がなされている。
なお、各話のエンディングは3種類ほどのマルチエンディングとなっており、物語中の選択やNPCとの友好度によって、物語の結末やゲストキャラクターが仲間になるかどうかなどが変わってくる。さらに、特定の条件を満たすことで、物語の裏にある真実を知る結末、いわゆる隠しエンディングも用意されているとのこと。
今井監督の作品と言えば、豊富なシナリオ分岐も魅力の1つです。てか、キャラを仲間にできずに話が進んでしまった時の悔しさと言ったら……。
ある意味でお約束とも言える隠しエンディングもあるようですし、やり込み派ゲーマーにとっては今回も遊びがいがありそうです!
→“愛+嗅”なんてことも可能!? 新システム“五感入力”とは?(2ページ目へ)
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