2013年10月11日(金)
●平和島静雄 |
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ここからは、カネキングが静雄を紹介していきます。静雄を触ってまず気付くのが、彼の口グセ。「殺す」を連呼するところに驚きました(笑)。
ダッシュ始動時に「殺す」というボイスが割り当てられていたのですが、ことあるごとに「殺す殺す殺す」と再生されて、勝利画面のセリフも「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」だったりと、とにかく殺したいんだなということがとても伝わってきました(笑)。負けた時に「臨也あああああ!」と叫ぶあたりも、ツボを押さえていていいですね。とにかくボイスのインパクトが絶大でした。
さて、キャラクター性能としては持ち前の怪力を生かした豪快な技が目立ちます。パワー系キャラクターらしくコマンド投げを持っているのですが、それ以外にも自動販売機を投げつける飛び道具や、空中から斜め下に急降下しながらキックを放つ技などもあり、多少相手と距離が離れていても戦えるようになっています。それにしても美琴といい、自動販売機がよくひどい目に遭うゲームですね(笑)。
鉄パイプや道路標識、車のドアを使った豪快な攻撃もあり見た目にも楽しめます。ロケテストの段階では、わりと使いやすい印象のキャラクターと言えるのではないでしょうか。切り札は、ガードレールを使って相手を打ちあげる技。クライマックスアーツは、物を大量にぶん投げる飛び道具と、他のキャラと同様の乱舞技の2種類でした。
バイクに乗って画面端から飛び込んできた後、端に戻りながらもう1回体当たりをくらわすという2段技です。今回遊んだバージョンでは、通常技をガードさせた後にセルティを呼び出し、1回目と2回目の攻撃の間に二択を迫ることができました。
●黒雪姫 |
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黒雪姫は、カワカミ雁々が紹介していきます。黒雪姫の見た目は、傘を持って豪奢なドレスに身を包んだ、原作で言うところの学内アバターです。技を繰り出す時にはデュエルアバター《ブラック・ロータス》を展開しつつ戦うようになっています。
もっとも特徴的なのは、切り札を消費して一定時間デュエルアバターをモードチェンジできるところ。モードにはレッド、ブルー、グリーンの3つがあり、レッドでは必殺技の射程が伸び、ブルーでは必殺技のヒット数が増加し、グリーンにすると自分の防御力が上がるようになっています。この辺は、原作の設定をうまく取り込んでいますね。
モードチェンジ中は能力が強化されるため有利に立ち回ることができるのですが、モードによってキャラクターの性能が変わるので、どのモードを中心に戦うのか、さらにサポートキャラを誰にするのかなど、プレイヤーによってさまざまな表情を見せてくれそうですね。実に楽しみです。
また、クライマックスアーツは近距離戦用の投げと、遠距離にいても当たるビーム攻撃があり、どちらも相手のスキに差し込むことが可能です。クライマックスアーツに限らず、しっかりと技名を言ってくれるので、ファンはそこにも注目してみてくださいね。
ハルユキは呼び出すと地面に青いマーキングがされ、その点に向かってハルユキ(シルバークロウ)が急降下! その後飛び去っていきます。今回のバージョンでは、呼びだしてから現れるまでに少し時間がかかるものの、現れてからの攻撃速度は早く、攻撃範囲も広めで、使いこなせば威力を発揮しそうでした。
本作は、プレイキャラとサポートキャラの2人を自由に組み合わせて戦うのが魅力の1つです。ということで、まだ6キャラずつしか公開されていない状況ですが、ロケテストバージョン時点でのよさそうな組み合わせを勝手に考えてみました。
・シャナ+リーファ:回転率のいいリーファで、シャナの立ち回りを補強。必殺技をガードされた時のフォローなどにも、リーファが大活躍!
・桐乃+ヴィルヘルミナ:インファイターの桐乃と、距離を問わずけん制できるヴィルヘルミナの組み合わせ。ヴィルヘルミナはコンボのつなぎに使えば強いかも!?
・御坂美琴+ハルユキ:遠距離で相手を封殺する美琴と、立ち回りをさらに強化するハルユキの組み合わせ。
あえて作品の枠を超えた組み合わせを載せましたが、基本的に同じ作品のキャラクター同士で組むとバランスがいいようになっている気がします。遠距離型の美琴+近距離で守ってくれる当麻、静雄の二択をやりやすくするセルティなどですね。中でも、桐乃&黒猫はかなり相性がいいように感じました。2人の息の合ったコンボは一見の価値アリです。というわけで、初めて遊ぶ人は原作に忠実に組み合わせてみて、そこから相方を変えていくと楽しいと思います。
他にも、声優さんつながりで桐乃とリーファなんて組み合わせや、どこか雰囲気の似ている黒雪姫と黒猫のコンビなども、電撃文庫ファンにとってはおもしろいところかもしれませんね。
また、これまでの記事で触れる機会がありませんでしたが、キャラクターのカラーバリエーションも注目してもらいたいポイントです。アスナがリーファそっくりになったり、上条さんが浜面仕上っぽくなったりするので、こうした細かいところも楽しんでいただけると何よりです。
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