2013年10月22日(火)
ユービーアイソフトから11月7日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『ロックスミス2014』(PC版もリリース予定)。“これが最速の、ギター上達法だ!”というキャッチコピーの通り、誰でもギターが演奏できるようになる“リアルギターゲーム”となっている。今回、米・サンフランシスコから来日したエグゼクティブ・プロデューサーの肥後直巳氏と、プロデューサーのジェイソン・シュローダー氏に、実際にギター&ベースを演奏してもらいつつ、大幅にパワーアップしたゲーム内容について伺ってきた。
▲『ロックスミス2014』のエグゼクティブ・プロデューサーを努める肥後直巳氏(左)と、プロデューサーのジェイソン・シュローダー氏(右)。 |
まずメインメニュー。前作のテーマであった“男の隠れ家(Man Cave)”のようなイメージからガラリと変わり、明るくフレンドリーな雰囲気になっている。自分の目的のモードがすぐに選択できる、わかりやすいメニューになっているのも特徴の1つだ。
“ラーン・ア・ソング”で楽曲を選択すると、前作にあった“ロックスミスレコメンド”が変更されているのに気づく。各曲に対して“今必要な練習”が提示される仕組みとなっていて、それを選ぶか選ばないかはプレイヤーの自由となっている。例えば、直前のプレイでコードをミスしていた場合、そのレッスンを受けることがオススメされるという仕組み。これは、ユーザーから寄せられた前作への意見を反映した変更だ。
実際に楽曲の演奏を始めると、ロード時間が非常に短くなっていることも驚かされた。肥後氏によれば、前作でロード時間が長かったのは「深い、深い反省点!」とのこと。この点を改善するのは大変苦労したとのことだが、プレイヤーにとってはうれしい限りの変更となっている。また演奏の画面はスッキリとしたデザインとなり、プレイに必要な情報が見やすく、わかりやすくなっている。フレットの位置が数字で表示されるようにもなっているのもポイントだ。
前作ではメインメニューから選択する形だった“リフ・リピーター”は、各楽曲を選択した後に、自分の好みで自由にカスタマイズすることが可能になっている。いちいちメインメニューに戻る必要がないのはもちろん、難易度やスピード、演奏するパート、ループ回数などを、自分のレベルに合わせていつでも好きな時に変更できる。まさに、ギター演奏の上達のために特化したシステムと言えるだろう。なお“ロックスミスレコメンド”の内容も、自分の演奏に合わせてどんどんアップデートされていく。
“ラーン・ア・ソング”では、従来の“スコア”は排され、その楽曲をどれだけ弾けているかを示すパーセンテージが、代わりに表示されるようになっている。獲得スコアを競いたい場合には、“スコア・アタック”という別のモードを選択すればOK。コンボや倍率アップなど、ゲーム的な遊びの要素が詰め込まれたモードとなっており、失敗して×印が3回つくと演奏終了となる。“ラーン・ア・ソング”で楽曲をマスターし、“スコア・アタック”で自分の限界にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
“レッスン”も前作からさらにパワーアップ。合計200分以上の映像を参考にして、演奏の基礎の基礎から高度なテクニックまでをマスターすることができる。レッスン項目は80段階以上(前作はおよそ30段階)。初心者から上級者まで、前作以上に幅広いプレイヤー層をカバーしているという。プレイヤーがうまくできていないポイントを正確に指摘してくれるので、上達も早いハズ。なお映像の収録には3週間以上を費やしたとのことで、ゲームのクレジット画面ではその収録の様子を早回しで鑑賞することが可能だ。
ギターを使ってさまざまなミニゲームを遊ぶ“GUITARCADE”では、11種類のテクニック・ゲームを収録(前作は8種類)。いずれもレトロな雰囲気のゲームだが、すべてオリジナルの新作。それぞれにテーマが設定されており、ユーザーから要望のあった“スケールの練習”や“コードの練習”ができるゲームが2種類ずつ用意されている。また、音の強さでキャラクターのジャンプする高さをコントロールし、アイテムを獲得していくゲームなどもプレイ可能。遊んでいるうちに自然と基本テクニックが上達していくので、練習を意識することなく楽しめるだろう。
→バックバンドと演奏を楽しめるセッションモードに注目!(2ページ目へ)
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