2013年11月14日(木)
――『攻略! メタドラダンジョン』でオススメの戦法はありますか?
基本的には神タイプを使いながら“オーディン”に辿り着くのが強いでしょうね。ただ、このゲームは1回のゲームで実際に使うのは24種中12種なので、これが必勝法というのはないんです。ただ、ゲームをスタートする前にリーダーをどのモンスターにするかを決めておいたほうが立ち回りやすいとは思います。でも、それが周りの人の狙いと被ってしまうとカードを確保し辛くなるので、他のプレイヤーの動きも見ながらアレンジもしていかないといけませんね。
――以前プレイさせていただいた時は、序盤はドローを加速できるリーダーを選ぶ戦法が多かったですね。
そうでしたね。営業でいろいろな方に遊んでいただいたりしているのですが、「こいつがいるならこれ一択じゃない?」という話にもなりがちで(笑)。中でも“セイレーン”は、リーダーであってもなくても2枚ドローできてしまう、かなり便利なモンスターなので人気ですね。
――確かにこれは強いですね。ただ攻撃力がちょっと少ないのは難点でしょうか。
回復タイプなので攻撃力は低いですね。先々“グレイスヴァルキリー”がいない限りは、そんなに活躍できないタイプなんです。序盤のドローブーストとしては抜群の性能なので確かに強いなとは常々思っています(笑)。
――デッキ構築型のゲームで遊ぶうえで、デッキ圧縮もかなり重要な要素になりますよね。
そうですね。“カオスヴィーナス”はコストの上限を参照してカットできるカードで、“イズン&イズーナ”は魔法石以外を破棄できるというカードですね。他にも圧縮ではないですが、価値の高いカードに入れ替えてくれるモンスターもいますね。相手を邪魔しながらの圧縮といったカードもあります。圧縮しないとなかなか勝ちに繋がらないので、いろいろなパターンを用意してみました。
――やはり“カリン”や“イズン&イズーナ”も人気的には外せないですよね。
実は“カリン”は一番最後に決まったモンスターなんです。最初はこの枠が“ツクヨミ”だったんですよ。“ツクヨミ”はなんとかして入れたかったんですが、スキルの“チェンジ・ザ・ワールド”が“カオスヴィーナス”と同じで、同じスキルである以上効果も一緒でないといけないとガンホーさんから言われて「だったら違うモンスターにしようかな」ということで変えたんです。その時に「“カリン”でどうですか?」と聞いてみたらわりとすんなり通ったという感じですね。“イズイズ”も最初は入れていなかったんですよ。
――そうなんですか!?
きらいなわけではもちろんないんですが、かといって特別な思い入れがあるカードではなかったんです。でも人気があるモンスターなので入れようよという話になりました。スキルは“イズイズ”と入れ替えになったモンスターの能力をそのまま入れてありますね。
――スキルは必ずしもイメージ通りというわけでもないんですね。
もちろん、すべてイメージにあったスキルの能力にできれば一番よかったんですが……。そうすると、ドラゴンのリーダースキルは属性のパワーアップにしかならなかったりするんですよね……。防御力を上げるとか、相手の攻撃を半減するといった効果も表現しようがなかったので。
――確かにシステムとの折り合いが難しそうですね。
ただ、ゲーム的になければならないスキルを割り振らなければならない中で、それなりにイメージに沿う能力はつけてあげられたとは思っています。“チェンジ・ザ・ワールド”もチェンジというところから、ちょっと特殊な圧縮にしてみたりとか。“パールヴァティー”はいろいろなステータスが上がるスキルだったのでなんでもできるカードにしてみたりとか。
――そう言われると、確かにイメージはわきますね。
“ゼウス”の“ラース・オブ・ゴッド”のように、攻撃力で殴るようなスキルはプレイ、“アマテラス”の“完治の光”のような防御的な回復スキルなどはドローが増えるスキルとして割り振っていきましたね。一応おおまかなイメージは残しつつ、あとは実際に『攻略! メタドラダンジョン』を遊びながら、必要に応じて変えていきました。
→ちょっと気が早いですが、今後の展開についてもお聞きしました。(4ページ目へ)
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