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2013年11月22日(金)

『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』で“悪”を楽しむ――トラップと新要素“ウィザードギア”を紹介。キャラの声優も公開に

文:キャナ☆メン

 コーエーテクモゲームスは、2014年2月27日に発売するPS3/PS Vita用ソフト『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』について、キャラクターの声優やゲームシステムの新情報を公開した。

『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』

 本タイトルは、“もっと悪をプレイする”をテーマにした、トラップアクションゲーム『影牢』シリーズの最新作。今作では、悪の美学を具現化する“華麗”・“残虐”・“屈辱”の3スタイルに分かれたトラップが用意され、敵を陥れていくことができる。トラップの設置は、従来の“1度に最大3つ”という仕様から変わり、今作では連続したトラップがこれまでより使いやすくなるという。また、魔導の動力を持った“ウィザードギア”という非常に凶悪な仕掛けが新たに登場する。

 声優が公開されたのは、主人公のレグリナと、魔神の命で彼女に仕える3人のメディウム(魂魄精製体)。レグリナは斉藤祐圭さんが演じ、華麗のメディウム・カエリアは庄司宇芽香さん、残虐のメディウム・ヴェルザは牛田裕子さん、屈辱のメディウム・リリアは一木千洋さんがそれぞれ声優を務める。

レグリナ
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲“魔神の娘”と呼ばれる存在。魔神の封印を解くため、3人のメディウムを伴って人間界に降り立った。トラップを召還する力を駆使し、人間を淡々と始末する。
カエリアヴェルザリリア
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲“華麗”の念を核に具現化されたメディウム。使命感が強く、そのことにプライドを持っているが、自分のことに関してはひかえめ。▲“残虐”の念を核に具現化されたメディウム。人間の悲鳴を聞くとハイテンションになり、そうでないと気だるげ。余裕たっぷりな大人の女性。▲“屈辱”の念を核に具現化されたメディウム。無邪気で天真爛漫、いたずら好きの子どものような性格。人間のぶざまな姿を見て大笑いするのが好き。

 ここからは、本作の基本的なゲームシステムを紹介していく。また、作中に登場するトラップやステージ、新要素“ウィザードギア”の情報も到着しているので掲載する。

■敵を陥れる快感――トラップにはめる手順を紹介

 遊び方の基本は、シリーズの過去作と変わらない。トラップを選んで設置し、設置した場所に敵を誘導した後、その場所に敵が踏み込んだらトラップを発動する。そうして敵を罠にはめ、侵入者を始末していく流れだ。

『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲まずは、使いたいトラップを選ぼう。たくさんのトラップが存在し、使い勝手はそれぞれ異なる。ここでは、“スプリングフロア”を選んでみた。▲カーソルを動かし、選んだトラップの設置場所を決める。スプリングフロアは“どの方向に敵を飛ばすか”が関係するので、トラップの向きも自分で設定。これで設置は完了だ。
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲敵は、基本的にレグリナを狙って追ってくる。敵の移動経路を予想して、トラップを仕掛けた場所に上手く誘導しよう。自分がトラップを仕掛けた場所は、白く光るトラップマーカーでわかる。▲敵がトラップの効果範囲に入ったら、すかさず×ボタンでトラップ発動! 見事、敵をスプリングフロアで跳ね飛ばすことに成功した。効果範囲や最適なタイミングは、トラップによって違うものの、ここまでの基本的な流れは同じだ。

 複数のトラップを組み合わせ、敵をその術中へと陥れた方が効果的な場合も少なくない。前作までは、トラップを割り当てた3つのボタンを適切な順番で押し、コンボをつなげる方式だったが、今作ではそれより多くのトラップを簡単に連鎖させられる。登録したトラップの起動は×ボタンに集約され、1つ起動するたび、自動的に次のトラップへと切り替わっていくので、プレイヤーはタイミングよく×ボタンを押していくだけでいい。後は、どんなトラップをどこに設置するかの問題だ。

『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲画面右上の表示に注目してほしい。×の下に、1~4の数字を振られた枠がある。これは、×ボタンに最大4つまでのトラップを登録・設置できる状態にあることを示す。▲4つのトラップを設置してみる。移動先シミュレーションにより、トラップに掛かった敵がどこへ跳ぶのかも一目瞭然。後は、敵を誘導し、×ボタンを押していくだけだ。
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲1番のトラップに敵を誘導し、効果範囲に踏み込んだところで起動。“バナナノカワ”で、敵が滑って転んで……。▲その移動先で“ベアトラップ”が敵を拘束!
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲さらに×ボタン。動けない敵を“ペンデュラム”で吹き飛ばす。▲そこから“スパークロッド”でトドメ。×ボタンをタイミングよく押すだけで、4HITコンボ達成だ。

 以上が、敵をトラップにはめるための基本的な流れになる。ただし、頑丈な鎧によってトラップを防ぎ、ダメージを軽減してしまう厄介な敵もいる。そんな場合に頼りとなる“アーマーブレイク”のシステムも紹介する。

『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲鎧を着込んだ厄介な敵が登場。いくつかトラップを当てて調べたところ、敵の反応から岩が弱点だとわかる。▲アーマーブレイクは、コンボ中に弱点を突けば発動する。なので、まずは“メガロック”をヒットさせ……。
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲弱点を突いた後、コンボ受付時間内に“ペンデュラム”で追い打ち。▲コンボを達成し、かつ弱点を突いたので、敵の鎧がばらばらに砕け散る。アーマーブレイク成功!
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲鎧を失った敵は、肌もあらわな弱々しい姿に。もうトラップを防ぐことも、ダメージを軽減することもできないので、好きなように始末しよう。

 また、トラップで十分に弱らせた敵であれば、ステージの各所に存在する専用の仕掛けに放り込むことで、相手を捕獲することができる。トラップコンボを駆使して、弱らせた敵の捕獲を狙ってみよう。

『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲工場ステージ“バルマギア”のショールームに展示されている小型潜水艇。堅牢さと工作精度に定評があり、高い顧客満足度を誇っていた乗り物だ。侵入者をここに放り込めば……。
『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』 『影牢 ~ダークサイド プリンセス~』
▲潜水艇は天井から吊り下げられているので、中へ放り込むにはひと工夫が必要。複数のトラップを駆使して、敵を飛び込ませよう。▲すると、潜水艇の扉が音を立てて閉じる。これにより、敵は脱出することができず、捕獲完了となる。捕獲した敵の運命は魔神にゆだねられる……。

→次のページで3系統に分かれたさまざまなトラップや、ステージ“プロシュライン城”と“バルマギア”の特徴を紹介(2ページ目へ)

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