2013年12月4日(水)
電撃オンラインでは、ファンによる投票で2013年のベストゲームを決める“電撃オンラインアワード2013”を開催中! 今回は、日本一ソフトウェアの意欲作『魔女と百騎兵』の魅力を、ライターのオヌゥががお伝えしていく。
こんにちは、ライターのオヌゥです。僕は日本一ソフトウェアのゲームが大好きで、『ディスガイア』シリーズや『絶対ヒーロー改造計画』、『流行り神』シリーズなど、さまざまなジャンルのタイトルを遊んできました。今回紹介する『魔女と百騎兵』も、すごくいい出来栄えですよ~。
日本一ソフトウェア初のダークファンタジー・アクションRPGということで、完成度は二の次という感覚でプレイを始めたんですが、一気にハマってしまいました。今回はその見どころを、バッチリ紹介していきたいと思います。
とりあえず、物語の目的をサラッとご紹介。あるところに、史上最悪の魔力を持つ“沼の魔女様”が住んでいて、世界征服を企みます。しかし魔女様には、沼のあるところにしか生存できないというガッカリな欠点が! そこで、意のままに従う“百騎兵”を召喚し、各地の魔力だまりを我が物とすることで、沼を広げていくという一大計画を実行に移します。ぶっちゃけ世界征服していくのは百騎兵ですね(笑)。
▲左が、沼の魔女ことメタリカ様。右が百騎兵です。百騎兵を召喚した当初は、そのチンチクリンな姿に不満たらたらの魔女様ですが、冒険を進めるうちにその強さを見て信頼し、元気よく罵ってくれるようになります(汗)。 |
本タイトルでまず注目したいのは、沼の魔女メタリカ様の“ドSっぷり”ですね。『魔界戦記ディスガイア』のラハールやエトナもダークヒーローといった感じでしたが、メタリカ様は完全に悪です(笑)。冷酷非道、口汚いうえに俺様気質なので、プレイを始めた当初は戸惑うかもしれません。
▲物語の中では、放送禁止用語らしきセリフを連発する魔女様。「もうピー音だらけになっちゃうので、ちょっと落ち着いてください」と言いたくなるかも。 |
これで完璧超人だったら、さぞかし嫌なキャラクターなんでしょうが、沼のあるところしか移動できないという残念な体質や、最強と言いながら強敵(主に敵となる魔女)に苦戦する姿は、実に人間くさくて個人的にツボでした。それでも、最後にはどんな苦難もなんとかしてくれる頼もしいご主人様に、「罵られたい!」と思う人は多いはず(笑)。
▲いつもは罵るばかりの魔女様ですが、たま~~に、「いいぞ! 百騎兵」といってほめてくれたりもします。アメとムチの使い方、明らかにおかしいですが、魔女様の魅力に気づいてしまったら、その言葉欲しさにどこまでも頑張れるはずです! |
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