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2013年12月15日(日)

GCGのオペレーターのさんごの意外な初期設定が判明! 『ガイストクラッシャー』開発者対談でキャラやアクションへのこだわりをトーク

文:たて りょうた

■ヒョウタンから鉱石!? 運命によって引き寄せられた出会い

『ガイストクラッシャー』

――キャラクターイラストを描く際には、名前が最初にあって描かれたんですか?

石原:名前は最初から決まっていて、その名前にそってデザインを考えました。

末次:石原さんは色で悩まれてたことが多かったですね。緑ヒスイのカラーが青でいいのかと。「青い翡翠はありますから大丈夫です」と話してました。

バナ隊長:たまたまだったんですが、末次さんがメチャクチャ石に詳しいんですよ(笑)。

――え? 鉱石コレクターなんですか?

バナ隊長:「やるぞ!」となった時に、末次さんの机の上に見たことない石が置いてあって(笑)。それが毎週変わるんですよ。しかも、小さいのではなく、握りこぶし大ですよ!? 「あ、探してきたんですね」って聞いたら、家から持ってきたと(笑)。

末次:鉱物マニアというほどでもないですよ。ミネラルショーっていうイベントがあって、年に1、2回やってるんですけど、そこで鉱物標本を売ってる方たちがたくさんいてですね、鉱物マニアの人たちが群がるんですけど……。

バナ隊長:末次さん、十分に鉱物マニアですよ(笑)。

(一同爆笑)

『ガイストクラッシャー』

末次:そこまでたくさんは持っていませんよ。『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』にたずさわった時、作品に登場する小人たちは地中深くに住んでいるチロリア人という設定だったんですね。小人の世界を作るにあたり、彼らはどんな家に住んでるんだろうとか調べていくうちに、鉱物に興味を持ったんです。

バナ隊長:本当にめぐり合わせですよ。

――キャラの名前でここまで盛り上がるとは思いませんでした(笑)。あと、気になるのはカプコンの宣伝マンである萩原良輔さんをモチーフにしたと思われるキャラクター・ハギーなんですけど、どういった経緯でこういうことになったんですか?

バナ隊長:もともと、マスコミのキャラクターが欲しかったんです。悪に立ち向かう少年たちを描くにあたり、説明キャラが欲しかったんですよ。キャスターかレポーターのキャラがいたほうがいいと思っていたら、そこにいるじゃんと。

――なるほど。リテイクはあったんですか?

バナ隊長:カッコよくしてくれっていうのがありました(笑)。

石原:描くにあたり、資料をお願いしたんですけど「ない! ネットを探してくれ」と言われ、ネットで調べて描きました(笑)。で、調べるとヒゲを生やしていたので、ヒゲを描いたら「もう生やさないから外してくれ」と言われました。

バナ隊長:でも、今ヒゲを生やしてるんですよ。

(一同笑)

――TVアニメは皆さんで見られてるんですか?

小林:TVアニメは皆で集まってみてますよ。

末次:水曜の18:00になるとプロデューサー室に集まってみんなで見てます。

『ガイストクラッシャー』

バナ隊長:僕はアニメのシナリオ会議に重なっているんで参加できないんですけどね……。

――収録にも立ち会われてるんですか?

バナ隊長:シナリオ会議、コンテのチェック、収録、ダビングとアニメは全部見ています。アニメのスタッフさんも、マンガの作者さんも、我々の素材を自分たちのアイデアでさらにふくらませて生かしてくれるので、そういう意味ではゲームと他のメディアの親和性は高いんですよね。

アクションへのこだわりは3ページ目で!

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