2014年1月23日(木)
――では続いて、白のカードをお願いします。
白は《そよ風のゼフィール》と《夢幻蝶スワロウテイル》、《シャープスライサー エニフ》と《聖獣オーラクラーケン》のリソースリンクですね。
《そよ風のゼフィール》はIGアイコンやエヴォルシードを持つカードを戻してデッキを“濃く”することができます。この効果自体は過去にもいくつかありますが、リソースリンクになっているのが特徴で、《そよ風のゼフィール》を《夢幻蝶スワロウテイル》でスクエアに出すことで、パワー9000のゼクスで攻撃しつつ、デッキを回復させることができます。IGでトラッシュに行ってしまったキーカードをデッキに戻すのもいいでしょう。
《聖獣オーラクラーケン》は、効果がとにかく強力ですね。これ+《焔輝の賢者フォスフラム》で一気に相手の戦線を崩壊させるといったこともできます。ただし、どちらもプレイヤースクエアに影響がないので、これらを使う場合にはもう1種類くらい、アタッカーとしてパワー10000を超えるゼクスを用意しておきたいところです。また《焔輝の賢者フォスフラム》は《夢幻蝶スワロウテイル》でリソースから登場させることもできるので、白緑のリソースリンクのどちらとも相性がいいと言えますね。
――《聖獣オーラクラーケン》は、《エクスターミネイション・フロウ》や《コンフロントオーダー》のような白のイベントとも相性がよさそうですね。では、次に黒の注目カードをお願いします。
黒は《骸骨侍スケルタルブシドー》ですね。
能動的にトラッシュを増やすことができるので、さまざまな使い方が考えられます。同じ黒のカードなら、トラッシュを参照するものの多い“ノスフェラトゥ”デッキで使ってもいいですし、エヴォルシードを多用するデッキとも好相性でしょう。パワーが7500あるので、能力を使いやすいのも優秀なところです。青黒で《蒼星神器ローレンシウム》とエヴォルシードを活用するデッキも楽しそうですね。このように、とにかく相方となるカードがたくさんあるので、いろいろ探していただければと思います。
――青黒エヴォルシードデッキは楽しそうですね。発売後、ぜひ組んでみたいと思います。では次に緑の注目カードを挙げていただけますか。
緑は《八大龍王 娑伽羅》ですね。
能力もおもしろいのですが、まずリソースが10枚あれば登場して攻撃、能力を起動して入れ替わったゼクスで攻撃と、同じスクエアから2回攻撃できる点で単純に強力です。その際に、入れ替わったゼクスに登場時に効果のある能力がついていればさらに美味しいというわけです。
緑は、リソース加速は非常に充実していますが、増やしたリソースを有効に使う手札がないという状況になってしまうこともありました。《八大龍王 娑伽羅》で増やしたリソースをうまく活用してほしいですね。たとえばリソースが15枚あれば《八大龍王 娑伽羅》を出す、攻撃後《たおやかなる薙刀 菖蒲》にチェンジ、リソースから《魅惑の七支刀 月下香》を回収して手札からプレイして攻撃、なんて大技も可能です。
リソースに移動できる能力は、《舞踏骸骨スケルタルダンサー》のリソースリンクとも相性がいいですね。ターン終了時にスクエアにいなければ除外されないので、普通に出すよりも軽い、合計7コストで能力を利用できることになります。また隠れた利点として、このカードを使うことで序盤にキーとなる重いゼクスをリソースに気がねなく置けるようになるということもありますね。
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