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2014年3月7日(金)

SCEA社長兼CEOにショーン・レーデン氏が就任。ジャック・トレットン氏は3月31日で退任へ

文:電撃オンライン

 SCEIは、SCEA(ソニー・コンピュータ・エンタテインメント アメリカ)の社長兼CEOにショーン・レーデン氏が就任することを発表した。社長兼CEOを務めていたジャック・トレットン氏は契約期間満了により3月31日で退任する。

※以下、メーカー様からの情報をもとに記事を掲載しております。

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は本日、ソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカ(SCEA)の社長兼CEOであるジャック・トレットンが、契約期間満了により2014年3月31日をもって退任することを発表いたしました。

 後任として、ソニーネットワークエンタテインメントインターナショナル(SNEI)のExecutive Vice President兼COOのショーン・レーデンが4月1日付けで新たにSCEAの社長兼CEOに就任いたします。

 トレットンはSCEA創立メンバーの一人として1995年に入社し、初代「プレイステーション」、「プレイステーション 2」(PS2)、PSP「プレイステーション・ポータブル」、「プレイステーション 3」、「プレイステーションネットワーク」および「プレイステーション ヴィータ」の立ち上げに多大な貢献をしてまいりました。直近では「プレイステーション 4」(PS4)が北米での発売から24時間で100万台の実売を達成し、次世代家庭用ゲーム機として北米のみならず全世界で首位の座を獲得することに大きな役割を果たしました。トレットンはまた、在任中に北米でPS2の売上5000万台を達成したほか、カナダ、中南米でのビジネス拡大に精力的に取り組むなど、ゲーム業界の歴史に刻まれる数々の功績を挙げました。

「SCEAでの19年間の経験はとても充実した素晴らしいものでした。才能あふれるSCEAの社員の皆さん、そして情熱的なプレイステーションファンの皆様とお別れするのはとても残念ですが、同時に新たな人生のスタートにとてもわくわくしています。あらためて、SCEA社員の皆さん、ビジネスパートナーの皆様、そして20年もの間、革新的なエンタテインメントへの私たちの飽くなき追求を支え続けてくれたプレイステーションファンをはじめとした全てのお客様の『プレイステーション』ブランドへの信頼に感謝します。皆様のご支援のおかげで大きく成長できた『プレイステーション』の、今後のさらなる発展をお祈り申し上げます。」
 (SCEA社長 兼 CEO ジャック・トレットン)

 「プレイステーション」で15年間の経験をもつレーデンは、SCEワールドワイドスタジオ ロンドンスタジオでの8年間にわたるゲーム制作のマネジメントやソニー・コンピュータエンタテインメント ジャパンのプレジデントとしての職務を経て、2010年からSNEIの創立メンバーに加わりました。

 「次世代のゲーム体験をリードするソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカの一員になれることを光栄に思います。お客様に感動をお届けし、期待を上回る革新的なゲーム体験を提供し続けるというSCEAの信念は揺るぎありません。PS4が全世界で日々躍進を続けるこの最高の時期に『プレイステーション』に参画し、ソフトウェアメーカーおよび流通各社様、ならびにネットワークサービス各社様とともに『プレイステーション』ならではの魅力の数々をお客様にお届けできることを心から楽しみにしています。」
 (SNEI Executive Vice President兼COO ショーン・レーデン)

 「20年近く仕事をともにしてきたジャックのリーダーシップと、彼がSCEAのビジネスおよび『プレイステーション』ブランドの発展に果たした多大な貢献に感謝するとともに、今後のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。また、ショーンがソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカに加わってくれることを歓迎します。ショーンの力強いリーダーシップ、ゲーム業界への深い知見、そしてお客様への献身的な取り組みが加わることで私たちがさらなる推進力を得て、今後も『プレイステーション』が次世代のエンタテインメントの先頭に立ち、革新的なゲーム体験を提供し続けることを確信しています。」
 (SCEI 社長 兼 グループCEO アンドリュー・ハウス)

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