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2014年5月19日(月)

『バレットソウル -インフィニットバースト-』ループ縛りでスコアアタック! プレイ動画で生まれ変わったキャラバンモードを確認

文:ユート

 すさまじい嵐が吹き荒れていた某日の夜。電撃オンライン編集部の一室で、もう1つの嵐が巻き起ころうとしていた……。編集部イチの『バレットソウル -インフィニットバースト-』プレイヤーは誰なのか――? ゲーマー、そしてシューターとしてのプライドをかけた戦いが今、始まる!

『バレットソウル -インフィニットバースト-』 『バレットソウル -インフィニットバースト-』

 電撃オンラインでは、5月29日に発売される5pb.のオリジナルシューティングゲーム『バレットソウル -インフィニットバースト-』の特集企画をアツく展開中。最終回となる今回は、編集部内で行ったスコアアタック大会の模様をお届け! 前回掲載した座談会参加者3人に腕自慢の2人を加えた計5人の編集&ライターが、“キャラバンモード”で激戦(?)を繰り広げる!!

『バレットソウル -インフィニットバースト-』
▲スコアアタック参加者。左からユート、ミゲル、megane、ゴロー、ごえモン。各々の全身からあふれ出る気合をご覧いただけるだろう。

 “キャラバンモード”とは、2分間の間にどれだけスコアを稼いだかを競うスコアアタックモード。前作『バレットソウル -弾魂-』では使えなかったループが使えるようになり、さらに敵機がつねに早回しで出現するなど、より多くのスコアを稼げるように進化している。

 スコアアタックでは、5人とも最強キャラの“ループ”を使用。挑戦できるのはぶっつけ本番の1回きりで、プレイ終了時のスコアの高さを競う。なお、挑戦の順番はじゃんけんで決定する。順番が後になればなるほど、他のプレイヤーの挑戦を見て学習できるだけに、じゃんけんで勝利する運も必要と言えるだろう。

【レギュレーションまとめ】

・使用キャラはループ
・“キャラバンモード”を1回プレイして獲得スコアを競う
・事前の練習はナシ(※特集担当者以外)
・順番はじゃんけんによって決める
・もっともスコアが高い&低いプレイを動画で配信

『バレットソウル -インフィニットバースト-』
▲前作ではDLCとして配信された強キャラのループ。本作では最初から操作可能だ。
『バレットソウル -インフィニットバースト-』 『バレットソウル -インフィニットバースト-』
▲ループは他のキャラと比べて群を抜いた性能を持つだけに、最終的なスコアも高くなることが予想される。果たして、戦いの行方は!?

■じゃんけんで順番を決めて、いよいよ勝負開始!

 まずは5人でじゃんけんをしてプレイする順番を決める。おのおのがまじないでじゃんけんでの勝ちを狙う様は、まるで小学校のようだ。全員が「見えたっ!」となったところで、じゃんけんがスタート!

「じゃーんけーんぽん!」

 結果、1番手は最強ゲーマーのゴロー、2番手はSTG初級者ごえモン、3番手は熟練シューターのmegane、4番手は紅一点のミゲル、5番手はニット帽のユートとなった。

●1番手・ゴローの挑戦

 攻略本編集部で幾多のゲームに携わり、ゲームマスターと言っても過言ではないほどの腕を持つゴロー。シューティングゲームにも精通しており、その知識はmeganeに引けを取らないほどだ。『バレットソウル』は初プレイではあるものの、持ち前の知識とセンスに期待がかかる。

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

 シューティングに慣れ親しんでいるだけに、弾幕を回避する腕はかなりのもの。初見のため敵の配置がまったくわかっていないにもかかわらず、複雑な弾幕もなんなく回避してステージを進めていく。ループの高性能かつ高威力なワイドショットを多用しているのも、そのプレイのスムーズさにひと役買っていると言える。

 しかし、本作の持ち味である“攻め”の部分にまで知識が及んでいなかったことが痛かった。基本的に画面中央より下の位置で立ち回ることが多く、スコアの倍率の上がりはイマイチ。すでにプレイしたことがあるmegane、ごえモン、ユートが何1つアドバイスを発しない姑息な方法を取ったことも影響しているだろう。

 その結果、最終的なスコアは基本スコアの191,941,420点に残機ボーナスの40,000,000点を加えた231,941,420点という、やや悔いが残るものに。終了後に「もうわかった」と言っていたところを見る限り、再度プレイすればまだまだスコアが伸びるはずだ。

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『バレットソウル -インフィニットバースト-』

●2番手・ごえモンの挑戦

 ショットの使い分けすらできないシューティング初心者だったが、“3日間で『ケツイ』をどこまで進められるようになるのか?”というチャレンジ企画で一気に腕を上げたシューティング“初級者”。前回の座談会で見せたスコアからもわかる通り、優勝候補筆頭だが!?

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

 ワイドショットをメインに、安定した位置取り。後方からあおるミゲルとユートを意に介さず、冷静に画面中央より上で立ち回りつつ敵機を掃討し、弾に触れることなくステージを進めていく。しかし25秒が経過したあたりで油断したのか、横から出現する敵機自体に触れて撃墜されるという凡ミスをしてしまう。

 持ち前の腕と記憶力を生かして耐久力が高い敵にはクロスショット、敵の出現位置に陣取って即撃破などの方法でステージの奥まで進んでいくが、ループの性能の高さに甘えてしまう部分があったのか、大型の敵に近づきすぎて接触して撃墜されてしまう場面も。終盤はやや下がり気味になってしまったこともあり、スコアの倍率も思ったよりも伸びなかった。

 ステージの進行度としては、筆者がこれまで見たことがないところまで進んだが、スコアは240,775,450点止まりという結果に。3度撃墜され、残機ボーナスが得られなかったことも響いてしまった。順位的にはゴローのスコアを抜いて暫定1位だが、本人としては納得のいかない結果になってしまったと言わざるを得ない。

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『バレットソウル -インフィニットバースト-』

●3番手・meganeの挑戦

 さまざまなシューティングをプレイしてきたシューターで、ファミコン時代に“キャラバン”にも参加経験があるmegane。前作の『バレットソウル -弾魂-』が好きで、やり込んでいる。シューティング経験の面では他の参加者よりも数段上のところにいるが、ハンデとして付けているというマスクの有無はどう影響する?

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

 ゴロー、ごえモンのプレイを見ていただけあり、ある程度の敵配置は記憶できていた様子。画面中央よりやや下に位置取ることは多いものの、要所要所でワイドショットとクロスショットを切り替えつつ進めていく。

 激震が走ったのは約1分経過時。『スターソルジャー』のラザロをオマージュした、画面中央に上下に分かれて出現する金色の敵に、まさかの接触! ここまでのスムーズなプレイからは考えられないような失敗で、残機ボーナスを1つなくしてしまう。この失敗に動揺したのか、中盤以降はほぼ画面中央より下に位置取るというやや消極的な立ち回りに。2機で出現する花のような外見の敵機にも撃墜されてしまい、2つ目の残機ボーナスも失ってしまった。その後も変わらず画面下気味での位置取りでステージを進め、なんとかボーナスを残した状態で終了。

 スコアは基本スコアが214,065,040点。そこに残機ボーナスを加えた254,065,040点という結果となった。やや失敗はあったものの、マスク着用というハンデを乗り越えて優勝候補・ごえモンのスコアを抜き、暫定トップに躍り出る!

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『バレットソウル -インフィニットバースト-』

●4番手・ミゲルの挑戦

 ゲームが全般的に下手ながらも負けず嫌いな性格のため、前日に『怒首領蜂 大復活』をやり込んで臨んだという気合十分のミゲル。本作は初プレイではあるものの「ごえモン?(笑) 負けるわけがないですよ(笑)。負けたら屈辱のWピース写真を全世界に公開してやりますよ」と余裕の発言をするが、果たしてその腕前とは!?

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

 画面下に位置取りつつステージを進行。耐久力が低い敵機の群れに対してクロスショットをぶちかますなど、独自のプレイ方法を披露する。位置取りの甲斐もあって、1分経過直前まで撃墜されることなく進むものの、撃ちもらした敵機の弾に命中して爆散。さらに、画面下にいたことが災いし、画面左から出現する金色の敵に接触して再度被撃墜。2機で出現する花のような外見の敵機にも撃墜され、残機ボーナスをすべて失ってしまう。

 残り30秒となってからも画面下での位置取りは変わらず、スコアの倍率も伸び悩み気味。終了までにまた2度撃墜され、いいところがほとんどなく終了となった。最終的なスコアはまさかの107,299,290点。あの余裕の発言はなんだったのか……と思える結果となってしまった。5人目のユートを見るまでもなく最下位だと思われるので、ここでその最下位のプレイ動画を掲載しておこう。

・ミゲルのスコアアタック動画

『バレットソウル -インフィニットバースト-』
▲約束通り、屈辱の写真を公開。「やっぱりごえモンには勝テナカッタヨ」。

●5番手・ユートの挑戦

 「テキトーに楽しむ」が心情のヌルシューター(ゲーマー)。散々プレイしたにもかかわらず「どのボタンがワイドショットでしたっけ?」と発言するぐらいの鳥頭。記憶よりも身体に染みついた勘と、被撃墜時の無敵時間を利用したプレイでトップを狙う!

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

 被撃墜を恐れないプレイスタイルで序盤から積極的に画面上に陣取り、10秒もたたないうちに早くも撃墜される。しかし、その際の無敵時間を生かして再度画面上へ。ループの凶悪な性能を利用して、画面の中心に機体を置いてワイドショットでの攻撃で撃墜数と倍率を稼いでいく。

 撃ちもらしてもいい、撃墜されてもいいからとにかく上で、という他の4人とは異なるプレイスタイルで攻め、残り約50秒の時点で倍率が×100を突破。お世辞にもうまいとは言えないプレイだが、この方法が功を奏したのかスコアと倍率はグングンと上昇。残り時間を約10秒間残して、暫定トップのmeganeのスコアを超えた! そこからもバカの1つ覚えよろしく画面上で戦い、残りの制限時間を終えた。

 結果は大台(?)の3億を超え、323,243,590点と5人中トップの成績に! 5番手というアドバンテージとむちゃくちゃなプレイスタイルで見事優勝を勝ち取った!!

・ユートのスコアアタック動画

 と、思いきや……?

ごえモン「3億点超えが1人なんてつまらないでしょう!! もう1回やらせてください!!!!!」

 なんとごえモンが結果に異を唱える! 座談会での結果と自身の実力もあって納得がいかないようだが、これには本作初プレイの2人も憤慨!!

ゴローミゲル「その態度は違うんじゃねーの?」

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

ごえモン「はい、すいませんでした。もう1回やらせてくださいお願いしますなんでもしますから」

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

megane「じゃあボクもお願いする!」

『バレットソウル -インフィニットバースト-』

ごえモン「負けるかー! 秘技・三点倒立土下座!!」

『バレットソウル -インフィニットバースト-』
▲額を地面につけながらの三点倒立は地味につらいんです(ごえモン談)。

 もう何がなんだかわからないが、唖然としている優勝者・ユートを放っておき、ごえモンの泣きの再プレイが実施された!

●ごえモン・泣きのEXプレイ

 「ループだと慢心しちゃってダメなんですよ」と言い、プレイヤーキャラとして選んだのはまさかのユン。もうレギュレーションなんて知ったこっちゃない状況で泣きのEXプレイがスタート!

・ごえモンのスコアアタック動画

 慣れ親しんだ嫁であるだけに、そのプレイはとにかくスムーズ! もともと記憶していた敵配置に、適時切り替えつつ繰り出されるクロスショットとワイドショットが見事にヒットする。ノーミスによるボーナスも意識した立ち回りはよどみなく、ほどよい倍率上昇と絶妙な弾回避を続けながらステージの奥へと進んでいく。攻撃力不足で耐久力が高い敵機にはすこし手こずる場面があったものの、1度も撃墜されることなく制限時間を終了!

 気になる結果は、基本スコアが283,285,560点にノーミス&残機ボーナスの80,000,000点を加えた363,285,560点! ユートの記録、そして自身の記録も大きく塗り替え、ごえモンが編集部イチのシューター“ヘンイチ”の座を勝ち取った!!

『バレットソウル -インフィニットバースト-』
▲やりました! うれしいです!!(涙)

 ちなみに、このあとミゲルも周囲のアドバイスをもとに再プレイをした結果、スコアが246,495,850点まで大きく上昇。シューティングが得意ではなくても、1度プレイするだけでここまで大きくスコアが変わり、他のプレイヤーのプレイを見るだけでも楽しい『バレットソウル -インフィニットバースト-』。

 シューティングで熱くなりたい人はもちろん、「苦手だけど大丈夫なの?」と心配している人にもオススメの作品だ。本特集企画で興味を持った人は、ぜひ『バレットソウル -インフィニットバースト-』を入口として、シューティングゲームの魅力にどっぷりとつかってみてほしい!

→『バレットソウル IB』レビュー+変更点まとめ記事を掲載中!

→『バレットソウル IB』の開発スタッフインタビューはこちら!

→『インフィニットバースト』プレイ後編集部座談会も掲載中!

(C)2011-2014 MAGES./5pb.

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