2014年6月11日(水)
スクウェア・エニックスは、PS4/PS3/PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』の出張プロデューサーレターLIVEで最新情報を公開した。
▲E3 2014のメインビジュアル。 |
公開されたのは、パッチ2.2のストーリーの中でほのめかされていた新クラスについて。新クラスとして双剣士、新ジョブとして忍者が追加されることが明らかとなった。どちらもパッチ2.4で追加される予定だ。
▲双剣士 | ▲忍者 |
ナイフやダガーといった短剣から成る、二振り一対の“双剣”を主武器とするファイター。“無法者の法”の番人として、掟破りに制裁を加え、不法品を奪還し、富を貧者に分配する者たち……。かつてシーフと呼ばれ、海賊の都“リムサ・ロミンサ”を裏から支えてきた彼らは、船乗り用の短剣を操る独自の技“双剣術”を発展させてきたという。
▲クラス“双剣士”は、戦闘でさまざまな毒を使える他、フィールドの移動において恩恵を得られる移動速度アップや落下ダメージ軽減などの特性をゲットするという。 |
はるか昔、乱世に生きる東方の民が己の身と財を守るために編み出したという忍びの技……忍術。天の中、地の底、人の内に流れる気を用い、印を結ぶことで神秘を成すと伝えられているこの秘術は、はるか辺境の地に散在する隠れ里で密かに継承されてきた。もし、その術を体得することができれば、戦の流れを変える力を得られるだろう。
▲双剣士から派生するジョブの忍者は、毒に加えて、印を使えるようになる。印を結んで使う忍術と、毒をしっかりコントロールすることが、戦闘で求められるようだ。 |
●動画:『新生FFXIV』New Class & Job Revealed
Q1:抱きしめるエモートの追加予定は?
A:あります。それと叩くエモートも実装予定です。レイドを突破した時の喜びを表現できるようにしたいので、キャラ同士が重なりあってしまうなど、グラフィックについてはそこまで気にしないようにしています。
Q2:クラフターとギャザラーの専用装備の追加は?
A:パッチ2.3で“アイテムサルベージ”というクラフター用コンテンツの追加もありますし、クラフターへのアップデートも随時行っていくので今後のアップデートを楽しみにしてほしいです。
Q3:『旧FFXIV』のクルザスとモードゥナはもっと広かったが、今後拡張されるのか?
A:第七霊災で1度世界が焼き尽くされてしまっているので封鎖されていたが、パッチ2.3で追加される“フロントライン”はモードゥナにある“カルテノー平原”という場所がまるまる使われるのでご期待ください。クルザスにも“イシュガルド”などがありますが、それは今後の情報公開をお待ちください。
Q4:前回のプロシューサーレターLIVEで話が出ていた超難易度コンテンツの詳細を教えてください。
A:大迷宮バハムートのエクストリームモードを実装します。日本の名称は“大迷宮バハムート:零式 侵攻編”になっています。今リリースされているものはバランス調整をしっかり行った状態になっていますが、これは開発でもクリアできるかわからないレベルのものになっています。ランダム性もかなり強いです。テスト的に追加する意味合いも強いので、報酬も既存のものになっており、週の攻略進行度も共通になっています。クリアすると専用の称号がもらえるので、それをネームプレートにつけたい人は頑張ってください。このコンテンツに挑戦する人が多いのであれば、今後エクストリームモード専用の報酬も考えています。実装予定はパッチ2.3です。
Q5:E3なのでもっとビッグな情報はありませんか?
A:パッチ2.4で双剣士と忍者が追加されます。双剣士はシーフの技術を磨いてそう呼ばれるようになったという設定になっていて、特性で移動速度アップや落下ダメージ軽減などがあります。また、さまざまな種類の毒を使って戦います。あとはステルス状態にもなれ、その時に使える技などもあるのでお楽しみに。
忍者は毒に加えて印を使います。海外の方がイメージしている忍者にかなり近いと思います。印にもいくつか組み合わせがあり、それをバトル中にミスなく結んで忍術を使っていくバトルスタイルです。ポジション取りは激しくないですが、毒と忍術をしっかりコントロールしていかないとダメージが出ないジョブになっています。タンクやヒーラーの新クラスとジョブに関しては拡張に向けて作っているのでお待ちください。
Q6:ベヒーモスやオーディンのような特別な報酬がでるF.A.T.Eは今後実装されますか?
A:パッチ2.3で実装される“モブハント”によってフィールドでできる要素はひと通りそろうと思います。なので、高難易度のものは実装するとしてもまだ先になります。
Q7:アルテマウェポンのように、ストーリー中に戦った帝国将軍たちの難易度が高いバトルは実装されませんか?
A:実はファンフェスのバトルチャレンジで何を出そうかの話をした時、出たネタの1つではあります。ボイスや専用の技もあるので、今後なにかしら出番を増やしたいと思います。
Q8:ハウジングの個人宅はどうなっていますか?
A:パッチ2.35だとスケジュール的に難しいので、パッチ2.38ぐらいにはリリースできると思います。
Q9:最新の動画でシヴァらしき姿が見えましたが……。
A:パッチ2.3で追加される蛮神はラムウなんですが、宣伝用の広告を作ったりするとカッコ悪かったのでシヴァを出しちゃいました。シヴァにまつわるストーリーはパッチ2.3から少しずつ進んでいきます。
▲“蛮神ラムウ”討滅戦が実装されるパッチ2.3のメインアート。 |
Q10:フルパーティ向けのインスタンスダンジョンを追加する予定はありませんか?
A:8人用のものを作るのは難しくないんですが、人を集める手間もあるのでまずはボス戦で楽しんでほしいです。全世界のコミュニティからくるフィードバックはそれぞれ違っていて、それこそ4人用のものをもっと増やしてほしいとか、1人でも入れたりしてほしいという声もあるので、順番に対応していきます。
Q11:フリーカンパニー向けのコンテンツは考えていますか?
A:これも規模の違いがあるフリーカンパニーが多いので予定はありません。その代わり、いくつかのお題から選んで各フリーカンパニーが攻略していく要素を入れようと計画しています。
Q12:アクションの効果がアップするようなプロパティが付く装備は実装されませんか?
A:そういう要素を入れてしまうと、ユーザー間でテンプレ化されてしまい、コンテンツのバランス調整もそれを考慮しなければいけなくなってしまうので慎重に検討していきます。
Q13:飛空艇をフリーカンパニーで制作できるようになるとお話していましたが、その後どうなっていますか?
A:ちゃんと進んでいます。あまりに巨大な物を作ろうとすると工房も大きくなってしまうので、作った時はミニサイズだけど、実際に乗る時は大きくなる設定にしています。
▲地下工房のラフデザイン。 |
Q14:蛮神たちがエオルゼア内を徘徊する仕組みはどうなりましたか?
A:まだ予定の中に入っています。ストーリー的にいつ実装するかを考えている最中です。
Q15:結婚システムはどうなっていますか?
A:いま実装しようとしているものは2人のプレイヤーが愛を誓い合う儀式という設定にしています。これは性別や種族も関係ないので、いまのところパッチ2.4を目指しています。愛を誓い合った2人のみが乗れるマウントもあります。
Q16:1対1のPvPは実装されませんか?
A:それはコンテンツとして楽しいのかどうか疑問です。ただ、限定エリアでテスト的にPvP時のDPSを計測できるようにするのはいいのかな、と。
Q17:ゾディアックウェポンに専用のエフェクトやサウンドは追加されますか?
A:ノウスの次のグレードになると各武器にギミックが追加されます。最終的には見た目もまったく違うものになります。長時間かかるコンテンツなので、それに見合ったものは用意します。
Q18:極蛮神の武器と交換できるアイテムは今後再利用できる仕組みはありませんか?
A:パッチ2.3で予定はありませんが、今後なにかしらの形で再利用する可能性はあります。
Q19:コンテンツファインダー申請中にバディを呼べるようにはなりませんか?
A:気持ちはわかるのですが、技術的に非常に難しい部分です。毎パッチごとにコンテンツファインダーの利便性向上を図っているので、1度そこを止めてじっくり検証しないことには手をつけられません。時期をお約束することはできませんが、前向きに検討します。バディシステムはパーティメンバーの1人として扱った仕組みにしているので今後はメリットを見られる部分もあると思います。
Q20:UIのレイアウトを複数保存できるようにはなりませんか?
A:UIチームの皆川のタスクに入っているので、いずれ時期がきたらお話できると思います。
Q21:ファンフェスのタイミングで拡張ディスクの情報がでたりしませんか?
A:詳しくはお話できませんが、あえて言うならチケットの購入はお早めに! インゲームアイテムがついたりするかも……?(笑)
【E3 2014での新情報まとめ】
・『新生FFXIV』最新動画で蛮神ラムウ&シヴァの姿がチラリ!【E3 2014】
・『新生FFXIV』無料ログインキャンペーンを今夏に実施予定。ファンフェスでは今後のさらなるチャレンジについてのお知らせも【E3 2014】
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