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2014年7月9日(水)

『バトライド・ウォー2』DLCで配信される斬月・真&鎧武 極アームズをレビュー! プレイ動画も掲載

文:kbj

 バンダイナムコゲームスより発売中のPS3/Wii U用ソフト『仮面ライダー バトライド・ウォーII』。本作のダウンロードコンテンツ(DLC)のレビューをkbjがお届けします。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』

 はい、どうも。メロン好きのkbjです。先日放送された『仮面ライダー鎧武/ガイム』ではマスクメロン vs. 夕張メロンという兄弟対決に震えました。あのように並ぶと、顔だけでなく足や腕の部分も継承しつつ、進化しているのがわかっておもしろかったですね。

 というわけで、テレビ番組『仮面ライダー鎧武/ガイム』を楽しみつつ、『仮面ライダー バトライド・ウォーII』をプレイしている人も多いのではないでしょうか? 発売前に全ライダーをレビューしたのですが、DLCとしてライダーが配信されるということで、レポートしないわけにはいきません。ブラーボばりに「これがワテクシのポリスィ~です」というわけですね。

 前置きがドンドン長くなりそうなので、7月10日に無料配信される斬月・真と、7月24日に同じく無料配信される鎧武 極アームズを早速プレイしたいと思います。動画もあるので、ぜひ確認してください。ロックオープン!!

●DLC動画

●斬月・真(7月10日配信予定)

 新型のドライバー・ゲネシスドライバーとメロンエナジーロックシードによって、呉島貴虎が変身したライダーです。物語の中では弟の呉島光実も変身していますが、ゲームに登場するのは圧倒的な強さで他のアーマードライダーを寄せ付けなかった貴虎による斬月・真です。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』

 通常攻撃では、ソニックアローと足技を含めた華麗な体術が展開。特徴的なのは、通常攻撃で怪人を空中に浮かせて、そのまま飛び上がって追い打ちをかけることでしょう。空中攻撃はソニックアローで攻撃した後、敵を蹴り落としつつ、自分は後方に宙返りするという“トレビア~ン”なモーションになっています。カッコよく動きながら攻撃するため、見栄えがかなりいいです。

 続いてライダーキャンセルを紹介します。斬月・真のライダーキャンセルは、さまざまな行動をキャンセルしつつ、超スピードで移動するというもの。テレビで斬月が行っていた高速移動をイメージしているとのことで、発動させた直後に画面半分くらいを瞬時に移動します。素早すぎるためにやや扱いにくいのですが、その特性を生かしていろいろな必殺技を拾うことができるので、後ほど紹介していきます。

 続いて必殺技にいきます。必殺技1の“ソニックレイン”は、少し離れた場所の上空にメロンのエネルギーを発射し、そこから矢を発射させます。向かってくる怪人や、離れた場所から飛び道具を放ってくる敵に有効です。この技の時にライダーキャンセルは活躍します。放たれた矢による爆発で敵が浮き上がるため、ライダーキャンセルで高速移動すると通常攻撃をつなげることができます。これが爽快感があり、動かしていて楽しいんです!

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲カメラを変えてみると、ちょっと離れた場所にメロンが発生しているのがわかるのでは?
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲“ソニックレイン”で敵が打ちあがったのを確認してからライダーキャンセルを出そうとしても、攻撃モーションが終わっているため、ジャンプしてしまいます。入力はやや早めにしておきましょう。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲メロンのエネルギーから矢が発射されるので、メロンが出ている必要があります。屋根のあるところやフィールド外と判定される場所に攻撃を繰り出した場合は、必殺技が発動しないので注意してください。

 ソニックアローを使うライダーということで、接近されると苦戦しそうですが、そこはさすが貴虎主任。ぬかりはありません。必殺技2では“ソニックボレー(斬撃)”が発動して、前方の敵を撃退できます。追加入力するとソニックアローを切り返してさらに攻撃するので、怪人の第2陣が押し寄せたとしても安心ですね。さらに、吹き飛んだ相手をライダーキャンセルで追いかけて攻撃も可能です。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲前方だけでなく、追加入力で自分の周囲を攻撃する“ソニックボレー(斬撃)”。軸足で回転しつつ攻撃するモーションも貴虎らしく素敵です。

 “ソニックボレー(斬撃)”のライダーキャンセルですが、アナログスティックを入力せずに発動すると必殺技発動時に向いていた方向にダッシュします。手前を向いて攻撃してライダーキャンセルをニュートラルで出した場合、手前に移動してくるということです。もし移動する方向が決まっている、もしくは状況によって変えたい場合はスティックを入力することで、そちらに移動します。

 必殺技3は矢を放ち、遠くを攻撃する“ソニックボレー”。ためることで攻撃威力と範囲が増すのは、飛び道具系の必殺技によくあることですが、この必殺技の特徴は射程距離です。クウガ ペガサスフォームの攻撃もかなり遠くまで飛びますが、それと同じくらいという印象。飛び道具でも最高クラスだと思います。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲遠距離まで攻撃できる“ソニックボレー”。怪人がこちらに気づいていない距離から一方的に攻撃可能です。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲ためずに“ソニックボレー”を使い、発動した直後に少し移動して再度“ソニックボレー”を発動させるとコンボが継続。地味ですが、個人的にはうれしいポイントです。

 空中必殺技ですが、前方に矢を放つ……と書くと普通のようですが、発動する高さが低いうえに攻撃範囲がかなり狭いです。当たれば相手が打ちあがるため、追撃できるのですが、その当てにくさに「空中必殺技はアンデッド同様に封印しておくか」と思っていたのですが、この必殺技の真価は通常攻撃との組み合わせにありました。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲空中でそのまま使った必殺技は、やや使いにくい印象です。ただ、当たれば周囲の敵もまとめて打ちあげます。

 通常攻撃で敵を打ち上げ、それを追いかけて攻撃すると敵を蹴り落とすことは先ほど紹介しました。なんと、蹴り落とした後に空中必殺技が入るのです! これは気持ちいい&カッコいい!! しかし予想外な展開はまだ続きます。なんと、着地と同時にライダーキャンセルをすることで、空中必殺技で打ちあがった敵を追い打ちすることができるんです。これだけの力を持ってすれば、人類を導けるでしょう。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲通常攻撃⇒空中必殺技⇒ライダーキャンセル⇒通常攻撃という流れが可能です。そこまで難しくないので、何度か練習すればできるようになるかと。

 すごく気持ちいいコンボですが、欠点もあります。これに耐えられる怪人が少ないということです。ボス怪人ならば思う存分に連続攻撃を加えられるので、ぜひ活用してください。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲空中での通常攻撃は、通常攻撃の後半と同じです。カッコいいのですが、ここから空中必殺技にはつながらないようです。

 ライダーキャンセルは、ダッシュ中に攻撃を入力することでダッシュ攻撃が発動し、移動距離を変えることができます。うまく使えばライダーキャンセルで敵の後ろ側に移動しつつ、ダッシュ攻撃を加えることも可能。ただ、ボタンを忙しく押すことになるので、指は結構疲れますが(笑)。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲後ろ側に回り込みつつ攻撃。敵のガードが崩れたら、しっかり連続攻撃を叩きこんであげましょう。

 超必殺技は“ソニックボレー連撃射”。攻撃して浮かせた相手に、“ソニックボレー”を叩き込みます。前方の広い範囲を攻撃するため、追い込まれている時や敵を一掃したい時にもしっかり活躍してくれます。コンボ数を補正するフィギュアをつけると、かなり稼げますよ。なおボス怪人であれば、最後の攻撃後にさらに攻撃を叩きこむことができます。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲かなり使い勝手がいい“ソニックボレー連撃射”。浮いた敵をまとめて攻撃する演出もカッコいいです。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲斬月・真が搭乗するのはサクラハリケーン。番組中でバイクに乗っている印象があまりないので、新鮮かもしれません。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲“ソニックボレー”や“ソニックボレー(斬撃)”時には、ベルトのメロンエナジーロックシードが、ソニックアローに移動します。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲ステアリングアイやリターナーカットなど、番組ではあまり見られない顔のアップもじっくり確認可能。夜のステージではステアリングアイが発光し、炭酸のような泡が中にあることを見られます。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲貴虎らしさを念頭に制作されているモーション。正面にキックにする通常攻撃初段は、第14話“ヘルヘイムの果実の秘密”で、仮面ライダーバロンを足蹴にするシーンから作成されたそうです。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲番組らしいセリフだけではなく、「しまった!!」や「なにっ!」などのセリフも多いため、斬月・真ファンはかなり楽しめるかと。▲クラックから江戸城下町に来たことに驚いています。こんな事態になったら、確かに驚きます。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲白いライダー同士が激突! 投降しろと言われても、おとなしく言うことを聞きそうにないエターナルだけに苦戦は必至!?▲ソーサラーとスーパーアポロガイストと対峙。彼らはオーバーロードではありませんよ?
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲ステージクリア時には、斬月のロゴと使えるロックシードが出ます。現在の最新話である第36話を見た後だと、いろいろ複雑な心境です。

 ここからはちょっと実験してみたいと思います。ライダーキャンセル中にダッシュ攻撃が出した場合、そのダッシュ攻撃にライダーキャンセルをかけることも当然可能です。ということで、題して“斬月・真とサクラハリケーンではどちらが速いのか!?”。江戸城下町を使い、ライダーキャンセルを駆使した斬月・真とサクラハリケーンを競争させてみました。

 最初は、城下町を1周する時間を調べようとしたのですが、ライダーキャンセルとダッシュ攻撃を連続で繰り出していくのがかなり大変で入力ミスが多発して、まともなタイムを何度も計測するのが難しかったので、一番右端の直線を移動する時間にしました。

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▲宿の前からスタート。橋を越えて屋敷の壁に体がしっかりついたらゴールです。

 なお、タイム計測は手で行っているため、厳密な数字ではありません。あくまで目安です。

 まずは斬月・真です。最初のタイムは7.03秒でした。ダッシュ攻撃が出た後、すぐにライダーキャンセルを出したいのですが、失敗することもあり、この時間になりました。通常攻撃が出てしまったり、ちょっと斜めに進んでしまったりと苦戦もしつつ、徐々にタイムがよくなってきました。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』

 安定して5秒台が出るようになってきたので、平均をとるために5回連続で挑戦。5.43、6.13、5.79、5.49に続いて、5.27という今日一番のタイムが最後に出ました。5回の平均は5.622です。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』

 続いてサクラハリケーンに挑戦。当たり前ですが、最初から安定してタイムが出ていたので、すぐに5回計測しました。5.06、4.67、5.08、4.93、4.68。5秒ギリギリから4秒後半ですね。5回の平均は4.884でした。

 斬月・真の最高タイムが5.27で、サクラハリケーンの最低タイムが5.08なので、残念ながらバイクには及びませんでした。が、短距離であればなかなかいい勝負はできるようです。配信されたら、ディケイドの“アタックライド インビジブル”、オーズ ラトラーター コンボ、フォーゼ メテオなでしこフュージョンステイツなどとあわせて、ぜひタイムを競ってください。

●鎧武 極アームズ(7月24日配信予定)

 カチドキロックシードと極ロックシードによって、鎧武が変身したアームズ。テレビ番組でも見られたように、数々のアームズウェポンを使用できるのが特徴です。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』

 通常攻撃では、両手に持ったアームズでドンドン攻撃します。無双セイバー、火縄大橙DJ銃、大橙丸、バナスピアーなどによる二刀流がかなり爽快です。必殺技はフォーゼと同様に、通常技→必殺技とつなぐことで、別の技が出るタイプになっています。

 ドンカチやメロンディフェンダーなど、ゲーム未登場のアームズを使えるのはうれしいですね。個人的に使いやすいと感じたのはメロンディフェンダー。自分を中心にメロンディフェンダーを投げて周囲を攻撃する技で、攻撃範囲が広く発動時間が長いので強力です。他のライダーの必殺技をいろいろ使えるのも、魅力ではないでしょうか。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲どの必殺技も使いやすいものばかり。別のアームズが出る必殺技の時には、左下の極ロックシードが少しだけひねられる演出が入ります。

 フォーゼと大きく違うのは、どんな攻撃が出るのかがわかりやすいことだと思います。通常攻撃3回までは違うのですが、4回目からは現在攻撃しているアームズを使った必殺技を使うため、慣れるのは早かったですね。

 具体的な操作一覧を記載します。こちらは、自分も欲しかったので記載したかったのです。なお、操作方法はPS3版です。

△……ソニックアロー
□……無双セイバー
□△……ドンカチ
□□……無双セイバー
□□△……ブドウ龍砲

□□□……火縄大橙DJ銃・銃モード
□□□△……メロンディフェンダー
□□□□……大橙丸
□□□□△……大橙丸
□□□□□……バナスピアー
□□□□□△……バナスピアー

□□□□□□……マンゴパニッシャー
□□□□□□△……マンゴパニッシャー
□□□□□□□……パインアイアン
□□□□□□□△……パインアイアン
□□□□□□□□……火縄大橙DJ銃・大剣モード
□□□□□□□□△……火縄大橙DJ銃・大剣モード

 必殺技2の“火縄大橙DJ銃・大剣モード(突進)”は、火縄大橙DJ銃・大剣モードを構えて前方に突進しつつ攻撃します。これだけ読むと普通の突進技のようですが、その後に入力する攻撃で技が派生するのが、今までにないタイプの必殺技となっています。

 具体的には、突進→突進、突進→回避&攻撃、突進→空中移動の3パターンがありました。突進後に通常攻撃だと、メロンディフェンダーでタックルしつつブドウ龍砲を放ちます。タックル中にガード効果があるのはうれしい要素ですが、個人的には初めて極アームズに変身した時の組み合わせということがもっとうれしかったです。突進後に必殺技1だと、バックステップしつつソニックアローを放ちます。後ろに回避しつつの遠距離攻撃となるため、か~な~り強力です。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲突進後にもう一度突進して、さらに銃撃します。メロンディフェンダーとブドウ龍砲という、呉島兄弟の変身するライダーのアームズを使っているのも、感慨深いですね。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲前後に激しく動きながら攻撃。キレのある動きで爽快なアクションになっています。

 突進後に必殺技2だと、バナスピアーで空中に切り上げつつ、自分もジャンプします。ここから空中攻撃にするか、空中必殺技にするか、さらに選択できるのが極アームズのすごいところです。空中攻撃では無双セイバーとブドウ龍砲で射撃した後に、イチゴクナイを投げます。クナイが直接当たらなかった場合は地面にささり、時間差で爆発。その時に爆発によって撃ちあがった敵には、再度の“火縄大橙DJ銃・大剣モード(突進)”で拾って追撃できます。空中必殺技では、火縄大橙DJ銃・大剣モードを地面に叩きつけます。地上の敵をぶっ飛ばしたい場合はこちらがいいですね。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲敵怪人とともに空中に斬り上がった後にも攻撃できます。極アームズ全体に言えるのですが、攻撃の選択の幅が広いので、慣れてからが本当に楽しいです。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲空中での攻撃もヒット数が多めです。着地後にライダーキャンセルを出せば、さらに攻撃をつなげられますよ。

 超必殺技は“フルーツバスケット”。いろいろなアームズでラッシュを叩きこむ、まさに極アームズという攻撃です。さまざまなアームズによる攻撃を繰り出すので、見ていて楽しく、ヒット数もドンドン稼げるので気持ちいいですね。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』 『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
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▲両手に構えたアームズで何度も攻撃するため、ヒット数は多め。うまく撃破して、“究極状態”までつなげましょう。

 本作ではライダーキャンセルにより、コンボがつながりやすくなっているのですが、鎧武 極アームズは特にそれを感じました。技から技のつながりがとにかく豊富で、立ち回りによっていくらでもパターンを作れ、まさに“バトライド・ウォーIIの極み”というライダーです。それこそ、氷川誠のような不器用な人でもボタンを押せば何かの攻撃が出て、誰でも簡単に大量のコンボをつなげられると思います。

『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲パルプアイの色味もしっかり再現されています。夜のステージだと光るため、それがよりわかりやすいですね。
『仮面ライダー バトライド・ウォーII』
▲鎧武のステージクリアシーンに、極ロックシードが加わっています。

 はい、いかがでしたでしょうか? 斬月・真は、通常攻撃を出しているだけでも空中攻撃までつながり、かなりカッコいいです。ライダーキャンセルの高速移動がかなり素早いので、慣れるまでそのスピードに振り回されてしまうかもしれませんが、攻撃にライダーキャンセルをうまくからめることで、テレビで披露した強さを発揮します。すさまじいスピードや華麗なコンボをうまく扱えるようになると、かなり気持ちいいです。

 一方の鎧武 極アームズは、とにかく攻撃がつながるためにコンボを稼げていくのが爽快です。前作DLCとして配信されたウィザード インフィニティースタイルの必殺技“光速斬り”は、1つの必殺技でコンボを稼げるために気持ちよかったのですが、鎧武 極アームズは自分で操作してコンボをつなげていくのが本当におもしろいです。中でも、必殺技2から他の攻撃につながるのは、このライダーだけの特徴。手に入れた力を使いこなして、己の手で未来を勝ち取ってください!

 ということで、おさらいです。『仮面ライダー バトライド・ウォーII』無料DLCである斬月・真は7月10日に、鎧武 極アームズは7月24日に配信予定。PS3版は“PlayStation Store”、Wii U版は“いつの間に通信”にて配信されます。これまでに入手したフィギュアを使って鍛えるのもよし、育てたいフィギュアを装備して遊び倒すのもよしです。では、よい『バトライド・ウォー』ライフを!(kbj)

(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C)石森プロ・東映 (C)BANDAI NAMCO Games Inc.
※画面は開発中のもの。

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