2014年9月5日(金)
MAGES.のゲーム&音楽ブランド5pb.から11月27日に発売予定のXbox One用ADV『CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)』。
本作を特集していく企画“電撃5pb. for Xbox One”の記事第4弾として、『カオスチャイルド』に登場するディソードのデザインや第3の事件、通常版&限定版のパッケージイラストなどの最新情報を、独自の分析や考察を交えてお届けします。
▲“回転DEAD”の被害者・柿田広宣。22歳。 |
渋谷のラブホテル“妖精のダンス”の回転ベッドの上で、天井から釣り下ったロープに首を締め付けられて死亡するという事件。ベッドの回転によって巻き付いたロープが締め付けられていたため“回転DEAD”の名前が付いた。
事件の発生日は2015年9月29日。被害者は柿田広宣。22歳の男性。渋谷在住のフリーターでマーケティングのアルバイトをしていた。
この事件の発生直後、拓留と世莉架が現場を目撃する。現場には血を流した警官と有村雛絵が倒れており、傍らのベッドではロープで首を絞められて柿田が死亡していた。
▲ヒロインの1人・有村雛絵がなぜか警官と一緒に現場で倒れていました。この状況が意味するものとは? |
第1の事件“こっちみんな”、そして第2の事件“音漏れたん”と同様に、6年前の連続猟奇殺人事件“ニュージェネレーションの狂気(通称・ニュージェネ事件)”第3の事件が発生した日にちと一致。6年前の9月29日に発生したのは“張り付け”で、今回の“回転DEAD”と比べると、あまり類似点がないような印象です。
前回の記事で単なる模倣犯ではない可能性について考察しましたが、なんとなく真実味が帯びてきたような気がしてきました。これまでの事件を考えるに、今回の犯人の目的は“事件の発生日を合わせる”ことと、“さらに何か”だと思うんです。
カギは“ニコニヤ動画”や“生主”にあるのかも? もしくは“ギガロマニアックス予備軍”を排除したい人間? と妄想していましたが、今回の被害者について、今のところそういった特徴は公開されていません。そこで気になったのが、被害者の年齢。第1の事件の被害者は21歳。第2の事件の被害者は20歳。そして今回は22歳……3人とも若いんですよね。
もし仮に、この3人が6年前の渋谷にいたとしたら? その時の年齢は14~16歳。子どもと言って差し支えない年齢ですね。そしてこの作品のタイトルは……『カオスチャイルド』。何かが匂います。
もう1点。現場で倒れていた有村雛絵の状況が気になっています。雛絵のイベントCGを見るとわかるのですが、目から血を流しています。これは、第1の事件の被害者・大谷悠馬の状況と似ているんですよ。
▲有村雛絵 | ▲大谷悠馬 |
トリミングしたイベントCGを見比べてみると、目から血を流している点と顔色が共通しているように見えます。雛絵のほうが若干軽度のような印象ですね。
何が言いたいかと言うと、第1の事件のCGを見た時に違和感を覚えたんです。死因が右腕を切断したことによる失血死であるはずなのに、なぜか目から血を流している。そして、第1の被害者は自分の腕を切断しているという自覚がありませんでした。
この目から出血という事態は、“何かをされた結果”なのではないでしょうか? もしかしたら、本作で新たに登場する何かの能力なのかもしれないですね。
ついに、『カオスチャイルド』通常版と限定版のパッケージイラストが公開となりました! 限定版のイラストは、まだ仮ですが、いろいろと気になる点が存在します。
▲通常版パッケージイラスト | ▲限定版パッケージイラスト |
【ごえモンの妄想考察】
皆さんお気づきかと思います。そう、尾上世莉架の裸がッ! 腹筋が!! ……というのは置いといて、このポーズ、どこかで見たことがあります。
それは、『カオスチャイルド』のロゴ。“d”の中にいる“胎児”のポーズを彷彿とさせます。世莉架は本作のキーであり、“チャイルド”が意味する何かとも関係しているものと妄想できます。
また、通常版パッケージイラストには力士シールが7枚描かれています。もしかしたら、これは『カオスチャイルド』で発生する“猟奇事件の数”を表しているのかもしれません。
▲『カオスチャイルド』のロゴ画像。“Child”の“d”の中に胎児が描かれています。とっても意味深。 |
本作に登場するディソード、その一部のデザインが判明! 1つは彩色設定、その他はデザイン設定画を入手できましたので、ご紹介いたします!!
▲ディソードのデザイン |
▲ディソードのラフ画その1 |
▲ディソードのラフ画その2 |
▲ディソードのラフ画その3 |
▲ディソードのラフ画その4 |
▲ディソードのラフ画その5 |
▲ディソードのラフ画その6 |
公式サイトでは、現在ディソードを持った2人の姿を確認することができますが、ここでは、その2人に加えて4人のビジュアルを公開! ちなみに、イラストを手掛けているのは麦谷興一さん(CHOCO)です。
▲宮代 拓留 | ▲来栖 乃々 |
▲有村 雛絵 | ▲山添 うき |
▲久野里 澪 | ▲香月 華 |
第1弾のディソードはすべて植物がモデルとなっていましたが、今回のデザインを見てみると、植物というよりは“生物”のような印象を受けます。まあこれはあくまで私個人の印象なので、定かではありませんが。それにしても、うきの持っているディソードは非常に持ちにくそうなので、七海のディソードを連想してしまいますね。また、澪のディソードがセナが持っていたものに似ているところも気になります。
最後に、『カオスチャイルド』のオープニングムービーや体験版で確認できるイベントCG、スクリーンショットを一挙にお届けします。体験版をプレイしたいけどハードを持っていない、そんな人は、ここで作品の雰囲気をつかんでいただければと!
【OPムービー】
アニメーションに加えて、見たことがない多数のイベントCG、彩色済みのディソードを持ったキャラクターの動きなどが確認できるOPムービーとなっています。これは要チェック!
【体験版イベントCG集】
【体験版スクリーンショット集】
以上で、特集企画第4回は終了です。電撃オンラインではこの他、体験版の最速レビューなどを掲載しているので、ご興味のある方は、ぜひ下記からご確認いただければと思います。
【カオチャ特集 記事一覧】
→第1回:『CHAOS;CHILD』の現状で判明している情報まとめ。ストーリーや登場キャラ、世界観設定から未発表情報を読み解く【前編】
→第2回:『カオスチャイルド』情報まとめ。“ニュージェネの再来”の詳細から事件の犯人像と目的を妄想考察【後編】
→第3回:『カオスチャイルド』最速レビュー! 科学ADV最新作を体験した感想は、あらゆる意味で『カオスヘッド』超え!?
→第4回:『カオスチャイルド』のディソードやパッケージイラストが公開! 第3の事件“回転DEAD”も徹底考察【本記事】
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