2014年11月11日(火)
『カオスチャイルド』で起こる第1から第4までの事件のおさらいと各キャラのディソードについて考える
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『CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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MAGES.から発売される、注目のXbox One用ソフトを徹底特集していく企画“電撃5pb. for Xbox One”。特集タイトル第1弾『CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)』の紹介記事をお送りする。
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いよいよ来月12月18日に発売が迫る『カオスチャイルド』。今回の記事ではこれまでに公開された4つの事件を振り返るとともに、登場キャラクターが持つディソードを含めて紹介していく。
■事件の始まりは9月7日。通称“こっちみんな”
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動画サイト“ニコニヤ動画”で、生主が生放送中に失血死するという事件。死亡した生主・大谷悠馬は生放送中に自らの右腕を切断して、机に突っ伏してカメラを見つめたまま事切れる。
■第2の事件・通称“音漏れたん”
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9月19日に起こった事件。同じくニコニヤ動画で人気のアニソンコピーバンドのボーカルが、ストリートライブ中に失血死するという事件。バンドのボーカルを務める高柳桃寧は、カッターで自らの腹を割いてスピーカーを埋め込み、自分の歌声を流しながら死亡した。
■第3の事件・通称“回転DEAD”
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9月29日発生。渋谷にあるラブホテル“妖精のダンス”の回転ベッドの上で、渋谷在住のフリーター・柿田広宣が死亡した事件。柿田は天井から釣り下げられたロープに首を締め付けられて殺害されていた。
■第4の事件・通称“ごっつあんデス”
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10月10日発生。ニコニヤ動画のニュースサイト記者・渡部友昭が腹の中から大量の力士シールを吐き出して死亡。主人公・宮代拓留が部長を務める新聞部と文化祭で対談をする際に起こった事件だった。
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■いずれの事件も6年前のニュージェネ事件と同一の日に起こっている
以前の考察記事でお伝えしたように、これらの事件は『カオスヘッド ノア』で起こった一連の事件と同一の日に起こっている。と、なると次の事件は10月23日に起こることになる。新たな事件は起こるのか、今後の情報公開に期待したい。
もう1つ気になるのは、第3の事件でニコニヤ動画や生主との関連が薄くなったと見えて、第4の事件でまたニコニヤ動画関連の人物が犠牲になったこと。果たしてこれらの事件には何らかの関連性があるのか。関連性があるとすれば、第1の事件の犠牲者は“俺氏、未来が見えてしまう件について”という生放送を行っており、第4の事件の犠牲者は“最近、スクープを連発していた”という。彼らは何かに気づいたために犯人に繋がってしまい、そして消されたということも考えられる。
事件発生日 |
カオスヘッド ノア |
カオスチャイルド |
9月7日 |
集団ダイブ |
こっちみんな |
9月19日 |
妊娠男 |
音漏れたん |
9月29日 |
張り付け |
回転DEAD |
10月10日 |
ヴァンパイ屋 |
ごっつあんデス |
10月23日 |
ノータリン |
??? |
10月28日 |
美味い手 |
??? |
11月4日 |
DQNパズル |
??? |
■登場キャラクターと彼らの持つディソードに注目
先日公開された各キャラクターのディソード。ディソードは“妄想の剣”と呼ばれる存在で、自らの妄想を現実に変える力を持つ“ギガロマニアックス”へと覚醒した者のみが手にすることのできる武器だ。このディソードは所有者ごとに形が変わっており、ギガロマニアックスがディソードの存在を認識した後に、“リアルブート(現実化)”させることで普通の人にも視認させることができる。
具現化させることで、いかなる物質でも切断できるほどの切れ味を持つこのディソードだが、所有者の意識を色濃く反映させた形状をしているのも特徴の1つ。公開されたビジュアルをもとに、それぞれが持つディソードの役割を想像していく。
主人公・宮代拓留
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主人公の拓留が持つディソードはいかにも“武器”といった形であり、装飾のないシンプルな形をしているのが特徴だ。立ちポーズもまさしく主人公然としている。
ヒロイン・尾上世莉架
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ヒロインの1人である世莉架が持つディソードは、ハサミっぽく見えるものの、他のキャラクターと比べると拓留が持つディソードに形状が似ている印象。しかし気になるのはやはり武器の持ち方。拓留も世莉架も逆手に武器を持っている他、それぞれで持ち手が逆になっている。柄の部分も拓留と合わさるような形状になっており、表裏一体の関係として描かれている?
ヒロイン・来栖乃々
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前の2人とはうって変わって、剣というよりも武器といった形状となっているのが来栖乃々のディソード。爪と剣を合わせたような形となっているが、どのように使うのかがちょっと想像しにくいとも言える。
ヒロイン・有村雛絵
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雛絵のディソードもまた剣とは言いにくい形状を持つ。こちらは蝶の羽根のような形となっており、作中でどのように表現されるのか、注目しておきたいところ。
ヒロイン・山添うき
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14歳と拓留や世莉架たちと比べて年齢が下のうき。彼女もギガロマニアックスとしてディソードを持つ。その形状はこれまでのキャラクターと異なり、禍々しささえ漂う“剣”といった形となっている。しかし、その体の小ささゆえに抱え込むような持ち方になっており、剣とのギャップが異質さを引き立てている。
ヒロイン・香月華
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華のディソードもまた、これまでのヒロインとは一線を画す形状となっている。小さな刃が背骨のように繋がっており、ムチのように曲げて攻撃できるのかもしれない。
●この妄想は現実なのだろうか? それとも?
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『カオスヘッド ノア』、『カオスチャイルド』の特徴的なシステムの1つが“妄想トリガー”だ。
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これは作中のあるポイントに差し掛かった時に主人公・拓留の妄想が暴走したことを表しており、ポジティブもしくはネガティブな妄想を行うことで、それぞれ異なるシーンを見ることができる。どちらの妄想を選んだかによって、その後のストーリー展開に影響を及ぼすこともある。3パターンを動画で見てみよう。
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■妄想トリガーその1・世莉架は告白されたらどう反応する?
ポジティブ妄想により「告白してくれたのがタクだったら、ちょっとだけ考えちゃうかもしれない」と語る世莉架。そのままキスシーンへとなだれ込もうとするタクだが、いい雰囲気の中での世莉架の場にそぐわない一言で我に返る。
■妄想トリガーその2・新聞部の乃々と華の関係について……
新聞部の部室で行われる妄想。いつもそっけない態度を取る華にも乃々は優しい。その思いがいつしか妄想へと発展して、2人の甘い関係を思い浮かべ……。
■妄想トリガーその3・第3の事件の後の雛絵との出会いで刺される?
第3の事件で事件現場にいた雛絵。その雛絵と拓留の出会いが描かれるのがこのシーンだ。その1および2とは異なり、ネガティブ妄想が選ばれたこのシーンでは、雛絵によって拓留が刺される様子が描かれる。かわいい姿からどのように豹変するのかは動画で確認してほしい。
【カオチャ特集 記事一覧】
→第1回:『CHAOS;CHILD』の現状で判明している情報まとめ。ストーリーや登場キャラ、世界観設定から未発表情報を読み解く【前編】
→第2回:『カオスチャイルド』情報まとめ。“ニュージェネの再来”の詳細から事件の犯人像と目的を妄想考察【後編】
(C)2014 MAGES./5pb./RED FLAGSHIP/Chiyo St. Inc.
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