佐野ひなこさんが『鉄拳7』新キャラ“クロエ”に大変身！ ラッキー・クロエの名前の由来も

文：喜一

　本日12月10日に都内・某所にて“鉄拳20周年記念 応援マネージャー就任発表会”が行われた。

　この発表会では、鉄拳プロジェクト代表の原田勝弘氏より、鉄拳20周年の振り返りや新作『鉄拳7』のプロジェクト戦略、そして鉄拳20周年記念 応援マネージャーに佐野ひなこさんが就任することが明らかにされた。

■『鉄拳』20周年はまだまだ続く！　今後のイベント展開も

　今年で20周年を迎える『鉄拳』は、ワールドワイドに展開している。格闘ゲームというあまりメジャーではないジャンルの中で、4,000万本の売り上げを記録しているそうだ。

　最初にアーケードで稼働し、家庭用が発売されていった『鉄拳』シリーズだが、アーケード時点では日本をはじめ、東南アジア周辺での盛り上がりがみられる。だが、家庭用が発売されるとヨーロッパや欧米での盛り上がりが顕著となるとのこと。4,000万本のうちの2,000万本は、ヨーロッパや欧米での売り上げとなる。ちなみに、この4,000万本という数字、バンダイナムコゲームスの単体のタイトルとしては最大の売り上げ数を記録しているという。

　2014年の20周年は始まりに過ぎず、2015年からもさまざまなイベントを展開していくことが、原田氏より語られた。

■『鉄拳7』の新トレーラー動画がお披露目

　『鉄拳7』について、新要素のレイジアーツなどの説明が行われた。詳しくは“鉄拳20周年記念ファン感謝祭”の記事を参照してほしい。

●『鉄拳7』新トレーラー動画

●『鉄拳7』新キャラクター“ラッキー・クロエ”紹介動画

▲『鉄拳7』は、60fpsのフルHDに対応しているとのこと。

　新キャラクター“ラッキー・クロエ”の名前の由来が原田氏より語られた。「実は私たちが決めたわけではなくて、クロエのコスチュームをデザインしてくれた人が背中にラッキー・クロエと書いてくれてまして、コンセプト的にはポジティブなイメージやかわいいところが合致していましたので、このままいこう！　ということにしました。」とのこと。

　加えて、ラッキー・クロエを発表した反響のほどについて「ファン感謝祭で発表した際は、会場にいた女性プレイヤーからどよめきが起きましたので、まずは成功したと思いました」と語った。

■『鉄拳』20周年記念応援マネージャーに佐野ひなこさんが就任

　『鉄拳』と同じ年齢である佐野ひなこさんが、『鉄拳』20周年記念応援マネージャーに就任することが発表された。

▲『鉄拳』と同じく今年で20歳を迎えた佐野ひなこさん

▲応援マネージャーの証として、佐野さんに新キャラクター“ラッキー・クロエ”の衣装が贈呈された。

　佐野ひなこさんが応援マネージャーに就任した経緯として、原田氏は「これまでの格闘ゲームのイメージを払拭するべく、女性でも楽しめるということを広めていただくため」とコメント。『鉄拳7』は初心者でも遊びやすく作られているとのことだ。

▲「ゲーム内のクロエが現実のクロエに負けている」と、原田氏は驚いていた。

　『鉄拳』シリーズのキャッチコピーが“鉄のプライド”ということで「佐野さんの鉄のプライドは？」と質問したところ、コスメなどが大好きなことから「自分に対する美の追求」と返答。佐野さんは季節で化粧水を変えるなどの工夫をしているという。一方の原田氏は、自分が全身を石鹸で洗っていることを明かし、会場の笑いを誘っていた。

　続く、「『鉄拳7』のオススメの楽しみ方は？」という質問に対して、佐野さんは「店舗間通信」とコメント。初心者でも技が簡単に出せるところがうれしく、店舗間通信なら実力が近い人同士での対戦も楽しめるからだそうだ。

　また、ラッキー・クロエを実際に使用した佐野さんは、女性でも使いやすいキャラであることを力説してくれた。元々、『鉄拳』ではリリを使っていたという佐野さんだが、これからは「クロエちゃん推しでいく」とのこと。

　“鉄拳20周年記念 応援マネージャー就任発表会”は、佐野さんへの質疑応答をもって閉幕した。20周年を迎える『鉄拳』が、新作『鉄拳7』を皮切りにどのように展開していくのか……今後の動向に注目だ。

TEKKEN ＆ (C) BANDAI NAMCO Games Inc.
TEKKEN 7 ＆ (C) BANDAI NAMCO Games Inc.

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