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2014年12月29日(月)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』実技キャラの得意魔法チェック後編は真由美や一条など6人を紹介

文:さくたろう

 バンダイナムコゲームスより12月25日に発売されるPS Vita用ソフト『魔法科高校の劣等生 Out of Order』。ストーリーモードで使用可能な13人のキャラクターの得意魔法や、その性能を2回に分けて解説していく。この記事はその後編。

→前編では達也や深雪など7人を紹介

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲バトルだけでなく、好感度を上げて精密計測を行うことでこんな“ごほうび”を見ることもできる!

 本作は、電撃文庫の人気作で、9月までTVアニメが放送されていた『魔法科高校の劣等生』のアクションゲーム。シナリオは原作の佐島勤先生が監修しており、ゲームには達也や深雪をはじめとしたさまざまなキャラクターが登場する。CADにプレイヤー自身が魔法をセットし、多彩な魔法を駆使したバトルが楽しめるのが、本作の大きな特徴だ。

 本作は、CADを自由に選択することができ、原作だと達也は銃(オート)タイプのシルバー・ホーン・カスタムを使用しているが、ゲームではそれ以外にもナックル型やタブレット型などさまざまなCADで使用することが可能。また、他のキャラクターも同じように、自由にCADのタイプを選択できる。

 この記事では、明智英美、七草真由美、服部形部少丞範蔵、渡辺摩利、千代田花音、一条将輝の得意魔法などを見ていこう。達也や深雪など7名については、前編で紹介しているので、ぜひチェックしてもらいたい。

明智英美(声:西 明日香)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』

得意系統:移動系、加速系、加重系、収束系

 英美の得意魔法はどちらも移動系の魔法で、自身の得意系統とあわさって、かなり強力な魔法となっている。“エクスプローダー”は相手がいる場所を起点に球状の魔法を設置するもので、接触した相手の動きを止めつつ多段攻撃で大ダメージを与えられる。また“魔弾タスラム(まだんタスラム)”は、自身の周囲に魔法弾を発生させて、近づく敵を自動的に攻撃する魔法。どちらも威力の高さが魅力だ。

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“エクスプローダー”が英美の真骨頂。一度当たればそのまま相手の脚を止められるため、距離を取ることもできる。障害物ごしでも魔法を設置できる点も強み。さらに、テリトリー・コラプスではコアに被せるといった使い方もできる便利な魔法だ。
『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲移動系統の魔法なら“吹き飛ばし”もオススメの魔法。威力はさほどでもないが、空中発動が可能で、どんな局面でも使いやすいクセのなさとスキの小ささが長所。

七草真由美(声:花澤香菜)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』

得意系統:無系統、移動系、発散系、振動系、吸収系、収束系、放出系

 真由美は加速系と加重系以外のすべての系統が得意という、深雪に次ぐ優等生。また、無系統がS以上なのは、本作だと真由美と達也のみ。得意魔法は“サイオン・ブリット”、“ドライ・ブリザード”、“マルチ・スコープ”の3つ。真由美が放つ“ドライ・ブリザード”は、連射が効く上に、威力も高く、非常に強力だ。“マルチ・スコープ”は“精霊の眼”より効果時間は短いが、そのぶん消費サイオンも少なく扱いやすい。

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“サイオン・ブリッド”と“ドライ・ブリザード”は消費サイオンも少なく、遠近どちらでも役立つ攻撃魔法。特にボタンを押し続けることでキャスト時間を大幅に減らす“クイックドロー(連射)”との組み合わせは非常に強力だ。
『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“マルチ・スコープ”は“精霊の眼”と同じくパレットが3つも必要。真由美の場合はタブレットなどパレット数の多いものの方がその能力を生かせるので、“マルチ・スコープ”も戦い方しだいでは十分カスタマイズの候補に。

服部形部少丞範蔵(声:木村良平)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』

得意系統:吸収系、移動系、発散系、加速系、振動系、収束系、放出系

 真由美の補佐を務める副会長だけあって、こちらも魔法適正は全体的に高い。彼の得意魔法は、“這いよる雷蛇(スリザリン・サンダース)”と“砂塵流(リニア・サンド・ストーム)”の2つ。どちらも強力な魔法だが、“砂塵流”は消費サイオンが多いため連発はできない。“這いよる雷蛇”はスタン効果があるので、この魔法を主体に攻めるのがよさそうだ。

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“砂塵流”は、ぼう大な砂の津波が前進しながら正面の敵を攻撃する魔法。詠唱時間は長いが、そのぶん効果時間も長く範囲も広い。
『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“這いよる雷蛇”は、ドライアイスに放電を付加した魔法弾を放つ魔法。空中でも使え、さらにループキャストで弾数を増やすことができる。ただしパレットは2つ使うので、パレット数の多いCADを用意したい。

渡辺摩利(声:井上麻里奈)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』

得意系統:加重系、収束系、発散系、加速系、吸収系、放出系

 摩利も2年生の1科生らしく、1年生のメンバーより得意系統が多め。得意魔法は“圧斬り(へしきり)”のみだが、同じ得意魔法を持つエリカよりも得意系統を活かして戦うことも可能。ソードやカタナ型のCADを使って接近戦を挑むもよし、タブレット型のCADを持って魔法戦を仕掛けるもよしのキャラだ。

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“圧斬り”は、発動中に常にサイオンを消費してしまう。重ねがけすることで攻撃力は上昇できるが、そのぶん消費量も倍増してしまうので注意。
『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲“衝撃”など、素早くキャストできる魔法と移動魔法を組み合わせて、ヒットアンドアウェイの戦法で戦うこともできるのなど、プレイヤー次第でさまざまな戦い方が可能だ。

千代田花音(声:大西沙織)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』

得意系統:振動系、加重系、移動系、発散系、加速系、収束系

 花音は得意な系統と苦手な系統がはっきりとわかれているキャラ。特に振動系魔法の相性がよく、得意魔法は“地雷原”と“地雷原・感知型”の2つ。どちらも対象となる相手のいる位置に設置する魔法だが、“地雷原”は一定時間経過後に発動、“地雷原・感知型”は魔法の範囲に相手が入ると自動で発動する魔法となっている。

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲動き回る相手のけん制用に設置するのもありだが、範囲に入った相手を移動できなくする“伸地迷路”を使えば、安定して“地雷原”を使うことができる。
『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲花音は振動系が高いため、“フォノン・メーザー”との相性もよい。ただしこの魔法は直線にしか有効ではないので、“地雷原”と同じように“伸地迷路”で相手の動きを止めてから使うと、当てやすくなる。

一条将輝(声:松岡禎丞)

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』

得意系統:発散系、移動系、振動形、吸収系、収束系、放出系

 魔法系等の適正は高めで、得意魔法の“爆裂”は多段ヒットする魔法弾を放つもので、当たり方によっては一気にダメージを奪える強力な魔法だ。ただし誘導性能は低めなので、この魔法をどう当てるかが、将輝を使ううえでのポイントとなりそうだ。

『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲ループキャストと組み合わせて、複数の“爆裂”で相手にプレッシャーをかけながら戦う方法や、誘導補助で誘導性能を上げる戦法のアリ。
『魔法科高校の劣等生 Out of Order』
▲魔弾の射手で強化すれば、相手の背後に“爆裂”を発動させることができるので、死角をついた攻撃が可能。近接攻撃との組み合わせて前後から挟み撃ちにすることも!

 後編では真由美たち6人を紹介したが、前編では、司波達也、司波深雪、西城レオンハルト、千葉エリカ、吉田幹比古、光井ほのか、北山雫の得意魔法などを紹介している。まだ見ていない人は、こちらもチェック!

→前編はこちらから

■本作の解説動画&体験版が公開中!

 『魔法科高校の劣等生 Out of Order』のプレイのコツを紹介した解説動画が、第1弾から第4弾まで公開されている。本作をプレイする際には、ぜひ参考にしてほしい。また、本作の体験版も配信中。ストーリーモードの一部やフリー対戦モードが楽しめるので、本作に興味がある人は遊んでみるといいだろう。

■動画:『魔法科高校の劣等生 Out of Order』よくわかる解説動画第1弾

→体験版の情報や解説動画第2弾~第4弾は公式サイトから

(C)2013 佐島 勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/魔法科高校製作委員会
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※画面は開発中のもの
※ゲームグラフィック:ウィッチクラフト

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