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2015年1月29日(木)

対戦はあり? なし? 『ランブル・シティ』を農場・箱庭系ゲーム好きの女性が遊んだ感想は?

文:長雨

 コロプラが配信予定のiOS/Android用アプリ『Rumble City(ランブル・シティ)』をひと足早く遊んできました! いろいろとユニークで楽しいゲームとなっていましたので、その感想を交えたレビューをお届けします。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 『ランブル・シティ』は大富豪ビル・バンクスの後継者の座をかけ、街を育てて人口を増やしていく本格派街作りゲームです。豊富な種類の建物が用意されており、自分好みの街作りをすることができます。また、最大4人でのリアルタイム街作りバトルを楽しめることも特徴となっています。

◆動画:『Rumble City(ランブル・シティ)』トレーラームービー第2弾

 農場や箱庭系ゲームはたくさんプレイしてきたのですが、本格的な街作りは今回が初体験です。ちゃんと遊べるのか不安でしたが、やるべきことを最初から丁寧に教えてもらえるので、難なく街作りを開始することができました。プレイヤー同士で競い合う“開発バトル”も遊んできたので、ぜひ実際に遊ぶ際の参考にしてもらえればと思います!

■すべての街は道路でつながっていく!

 本作は建物や道路を自由に配置して街を発展させていくゲームです。実際に遊ぶ前は「自由度が高すぎると逆に難しそう……」と思っていましたが、ゲーム開始直後からある程度の必須施設(給水塔や発電所など)や道路などが建てられているので、悩まずに遊び始めることができました。とっかかりとしては農場や箱庭ゲームと同じような流れなので、スムーズに遊ぶことができるのは高評価ですね。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 個人的にうれしかったのは、建物のデザインがしっかりしていて、ちょっとかわいい感じになっていること。おもしろいデザインのものが多くて、しかも画面を拡大すると細部まで見ることができるので、箱庭系ゲーム好きとしてはひと安心です。やっぱり建物が魅力的じゃないと、その街を育てようという気持ちに影響しちゃいますからね。

 施設を建てる際にはお金や素材だけでなく、リアルタイムでの時間経過が必要なところも箱庭系ゲームと同じですね。最初のうちは数分で建物を建てたり、レベルアップできたりしますが、だんだんとかかる時間が長くなります。なので、つねに遊び続けるというよりも、会社や学校に行く前に街作りの準備をしておいて、たまに状況を確認するような感じですね。

 時間経過によって建物からお金や特殊なアイテムをもらえる部分も、農場系ゲームの収穫に近いので、悩まずすんなりと遊べるはずです。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 そんなわけで個人的には箱庭系ゲームと同じ感覚で遊べましたが、最大の違いは道路の重要性です。『ランブル・シティ』には水と電気という要素が存在し、これは道路を通して各施設へと運ばれて行きます。住宅や商業施設は水や電気というライフラインが必須なので、道路と隣接した場所に建てないと機能しないんですよ。

 いかに区画の中にうまく道路を配置して、多くの施設に電気と水を運ぶかが街発展のカギになります。中には公園など水も電気も必要ないものもあるようなので、施設の説明にはちゃんと目を通しておくことがオススメですよ。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 また、基本的に各施設にはスキルが設定されていて、相互に影響を与えるところもおもしろいなと思いました。例えば公園やコンビニといった商業施設を住宅の近くに建てると住宅の住民が増えて、工場を建てると住宅の人口が減っちゃいます。

 私は最初、住宅地と商業エリアを別々に作っていたので、なかなか人口やコインが増えずに苦戦していました。そこにお肉屋さんと公園を作ったら、その問題が一挙に解決! プレイしていて相性のいい施設の組み合わせを発見すると、かなりうれしいですね。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 ちなみに街を作っていると、住人たちからクエストの形でお願いをされることがあります。“肉屋がほしい”や“子どもが遊ぶ公園がほしい”など、街作りの指針になるお願いが多いうえに報酬ももらえるので、積極的にクリアしていきました。

 そんな風に遊んでいるうちに自然と街が大きくなり、ゲームの遊び方にもなれていった感じです。クエストは自動的に発生するものだけでなく、住人の吹き出しアイコンをタッチしないと発生しないものもありました。街の様子はこまめに確認するほうがいいかもしれませんね。

■ガチな対戦は苦手だけど、知り合いとのパーティゲーム感覚はアリかも!

 最大4人のプレイヤーで対戦する”開発バトル”も体験してみました。バトルは1人プレイで育てている場所とは違う専用フィールドで行われ、制限時間内にいかに人口を増やすかを競うことになります。

 建物はコインで建設するだけでなく、1人プレイで育てた街から一定時間で倉庫に建物が振り込まれ、それを配置することもできます。振り込まれた施設が消えることはないので、そこはご安心ください。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 バトルでは建物を建てて自力で街を育てていくだけでなく、他のプレイヤーの建物を買収して妨害することも可能です。時間内に街をどう育てていくかは、プレイヤーごとに性格がかなり出そうですね。開発者インタビューによると、上級者同士の戦いではかなり高度なテクニックや駆け引きを楽しめるそうです。

 今回は30分間の4人対戦を楽しみましたが、人の妨害ばかりに専念するあまり、肝心の人口を増やし忘れて最下位になった人がいました(笑)。遊んでみた感じでは、妨害よりも自分の街の人口を増やすことのほうが大事なバランスだと感じました。基本的には1人プレイと同じ感覚で人口を増やして、余力があれば他のプレイヤーの邪魔を考えるというレベルでも十分楽しかったです。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 正直なところ、自分はあまりガチな対戦は苦手ですが、仲のいい友だちとワイワイ騒ぎながらプレイするのはアリかなと思いました。対戦といっても相手の建物を破壊するような戦いではないので、女性でも抵抗が少ない感じです。どちらかと言えば、自分が商業施設をたくさん建てているところにひょいと住宅を建てられてしまい、「ずるーい!」と抗議するようなイメージですね。

※開発バトルの際は、建物の効果は全プレイヤー共通で発生するので、人が建てた商業施設を利用することができます、逆に、相手の住宅地に工場をどんと建てて人口を減らすという妨害行為もできます。

 バトルの対戦相手探しは『白猫プロジェクト』の協力プレイに近い形で、ルームを作ってルームナンバーを入れるか、オートマッチかを選べるとのこと。私はルームナンバーを使って知り合いとの対戦をメインにする予定です。

 対戦時間は短いもので30分、長いものだと48時間くらいまで用意されるそうです。自分はゆっくりと遊びたいので、知り合いとのんびり48時間プレイを楽しみたいですね。あまり意地悪はせず、平和に遊ぶつもりですが、ゲームに慣れてきたら本気の戦いを繰り広げるかもしれません(笑)。

『Rumble City(ランブル・シティ)』

■ランブルパニックやスペシャリストなど、独自のシステムが満載!

 今回のプレイでは残念ながら本作の目玉であるランブルパニック(火災やウィルスなど、さまざまなハプニングが起こるシステム)が発生しなかったのですが、いろいろとおもしろい仕掛けが用意されているようなので、実際にどんなトラブルが起こるのか楽しみです。将来的には怪獣が登場するランブルパニックも考えているそうですよ!

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 また、建物によってはスペシャリストがセットになっていて、便利な特殊スキルも使えるそうです。火災を鎮火するようなトラブル解決型だけではなく、街の中のお肉屋さんの数や付近の住民の数などに応じてお金を稼げるものなど、いろいろな種類があるとのこと。街作りゲームはなんとなく途中からパターン化しそうな印象がありましたが、こういった特殊なスキルやランブルパニックの存在によって飽きずに末永く遊べそうでした。

 個人的には他のプレイヤーとのコミュニケーション要素も気になるところ。他のプレイヤーに自分の街に来てもらい、街を見せびらかしながらチャットで会話もできるようなので、頑張って楽しい街を作りたいと思います!

『Rumble City(ランブル・シティ)』

 移動時間にさらっと遊ぶこともできますし、バランスを考えながら長時間じっくりプレイするのも楽しい作品です。もちろん、“開発バトル”というこれまでにない不思議な対戦を楽しむのもよいでしょう。自分のスタイルに合わせて好きなように遊べるので、配信されたらぜひ遊んでみてほしいと思います。

[CHECK]事前登録の特典は限定建物“クマパーク”とダイヤ20個!

 事前登録の特典は、スタートダッシュに役立つ限定建物“クマパーク”とダイヤ20個です。どちらもプレイに役立つものとなっているので、この機会にぜひ事前登録をしておきましょう!

『Rumble City(ランブル・シティ)』

(C)2015 COLOPL, Inc.
※画面は開発中のものです。
※ゲームの仕様は変更となる場合があります。

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