2015年2月5日(木)
『バトルガール ハイスクール』レビュー。5種類の武器の触り心地や美少女のくちぐせをチェック
コロプラが昨年12月に発表し、現在開発中のiOS/Android用アプリ『バトルガール ハイスクール』。ひとあし先にサンプル版を遊んできたレビューをお届けします。
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『バトルガール ハイスクール』は、西暦2045年を舞台にした近未来の物語です。しかも、地球は突如現れた“ロスト”と呼ばれる侵略者によって壊滅状態になっているという、なんとも自分の内に潜む救世主魂に火をつける設定で始まります!
プロローグを読んだ感じではシリアス全開なのかと思いきや、意外とゲームの雰囲気はポップな感じ。登場する女子生徒たちとキャッキャウフフもできる、楽しい世界観でした。
そんな本作について、かわいい女の子が登場するギャルゲーも本格的なRPGも大好きな自分が遊んだ感想をお届けします。
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▲エリアの奪還は授業の一環! ロストと戦う運命を背負った女子生徒たちを導く先生というのが、プレイヤーの立場になるみたいです。 |
■生徒を鍛えて街を奪還するアクションRPG!
近未来+女子生徒と言われても、どんなゲームなのかわからないという人も少なくないはず。まずは簡単なゲームの流れから紹介していきましょう。
本作は、“授業”という形で侵略者とのバトルに挑み、物語を進めていくアクションRPGです。バトルを進めるためには、女子生徒の育成も欠かせない要素で、“特訓”でキャラを鍛えてバトルに挑むというのが基本的な流れです。
今回遊んだサンプル版ではまだまだバランスを調整中ということでしたが、それぞれの要素がうまくからんだシステムで、遊び出したらヤメ時が難しそうな印象でした。
まず“特訓”ですが、これは選択時に10分とか8時間とか時間設定を行い、時間はリアルタイムで進行。設定した時間が経過すると時間に応じた経験値が手に入り、女子生徒のレベルが上がるシステムとなっています。遊び続けるなら1時間とかの軽めに設定したり、寝る前に8時間とかに設定しておけば、プレイしていない時間も恩恵を得られる、うれしいシステムです。
ちなみに特訓中のキャラクターでもバトルに参加させることができるので、そんなに難しくスケジュールを組まなくても大丈夫です。
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▲キャラクターのレベル上げは、“特訓”がメインに。“特訓”の時間は、“応援ポイント”で短縮することもできるみたいです。 |
キャラクターが育ったら、いよいよバトルへ! バトル時の操作は、『白猫プロジェクト』でおなじみの“ぷにコン”を採用。片手で移動と攻撃を手軽に行えるアクションが展開します。
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▲“ぷにコン”の操作性は、皆さんもご存知の通りの快適っぷり! 片手で簡単に操作できます。 |
ただ、そこはコロプラさん。“ぷにコン”をただ流用するだけでなく、新たな遊びもしっかり盛り込んでいました。それが、攻撃時のコンボです。攻撃は“ぷにコン”をタップすることで行えるのですが、タップした瞬間に“ぷにコン”がビョーンと伸びるような動きを見せます。この伸びた部分が中心に戻るタイミングで再びタップすると、コンボが発生!
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▲ビョーンと伸びた“ぷにコン”が戻ってきた時に画面をタッチ! リズミカルな効果音もなるので、タイミングをはかりやすいです。 |
コンボを重ねるごとにダメージが増加する他、一定数以上コンボをつなげると必殺技が発動するんです。これが、なかなかにゲーム性を上げていて楽しかったです。
自分が遊んだバージョンでは、コンボ中は通常移動をする暇がないので、フリック操作で繰り出せる回避行動でプレイヤーの位置を調整する形でした。基本的には敵を自動的にターゲッティングしてくれるので気になりませんが、変な場所で攻撃を始めると、敵がいない場所で必殺技を発動させてしまうことも……。このあたりは、少し慣れが必要かもしれませんね。
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武器はソード、ハンマー、スピア、ガン、ロッドの5種類で、装備可能な種類はキャラのフォトごとで決まっています。フォトはキャラごとに複数あり、制服や私服や部活用の服などが存在します。例えばですが、星月みきの制服姿のフォトはソードで、私服はスピアといった感じですね。
ざっと全種類の武器を触ってみた感じでは、近距離用の武器は非常に使いやすい印象でした。特にバランス型のソードと、手数が多いスピアは、普通にコンボをつなぐことでガンガン攻撃ができるので遊びやすいです。
ただ、ハンマーはちょっと特殊で、感覚的には2~3回コンボをつなげるとようやく1回攻撃を行うような感じで、攻撃する際の隙が大きいです。攻撃を出せない間はフリック操作の回避行動などを駆使して位置取りを考えるほうが安全なので、ちょっとテクニカルな武器になるかもしれません。
遠距離武器のガンとロッドは遠くから攻撃できるので便利ですが、ガンは弾を装填(リロード)する必要があります。コンボ中にもどんどん弾がなくなっていくので、その隙をぬってフリック操作でリロードをする形ですね。正直、ちょっと忙しい感じです。
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▲ガンでのバトル画面。画面上部の赤い4つの球体が残弾数です。最大5発で、1発撃った後ですね。 |
まだ開発中とのことで触り心地やバランスは変わっていくと思いますが、現時点でも5種類の武器の差別化はできていると感じました。もちろん、敵によって武器の種類との相性もあるので、3人パーティの編成をどうするのか考えることが重要になるはずです。
ちなみにバトルパートの構成ですが、序盤を遊んだ感じでは『白猫プロジェクト』のようにフィールドを探索しながら進むというよりは、最初から敵が目の前にいて、敵を減らすとボス敵が登場するような流れでした。バトルに特化したイメージなので、テンポよく遊べる意味で好印象を受けました。
とはいえ、場合によっては敵の全滅だけでなく、何かを守る、目的地まで到着するなど、いろいろなクリア条件も考えられます。今回のプレイはあくまで開発中の序盤のものなので、参考程度にお考えください。
あとは、戦闘服“星衣”を身にまとって強力な必殺技を繰り出す“変身”という要素もあるのですが、まだ詳細は秘密とのこと。
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バトルと関連して、キャラクターが装備する武器を作成&強化するというシステムも存在。強化&育成の素材はバトルの報酬として入手できるので、育成⇔バトル⇔武器作成と、あらゆる要素が密接にからんだ内容になりそうです。
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■女子生徒を“なでなで”できるシステムに注目!
さて、アクションRPGとしての魅力を紹介した後は、美少女たちと仲よくできるギャルゲー的なパートの魅力をレポートしていきます!
本作の紹介記事を読んで、世の男性なら真っ先に注目したのが“なでなで”システムでしょう(確信)。これは、画面いっぱいに表示された女の子を、なでなでできちゃうドリーマーなシステム。本作の会話パートはLive2Dで作られているので、とにかくなめらかに動きます。その声や動きとあいまって、誇張表現なしにキャラの存在感がヤバイです!
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個人的にはなでなでできるだけでも満足でしたが、ちゃんと他の要素との関連も用意されています。“なでなで”すると女の子の親密度が上昇して、一定値に達すると彼女たちのプロフィールがオープンになっていきます。また、親密度を上げるとキャラにセットできるフォトの枠が増えていき、バトルも有利になります。ストーリー的にもキャラ育成的にも“なでなで”は欠かせないわけですね。
女の子をなでなでして強くなるとか! そんな要素が現実にもあればいいのに!!
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▲もちろん、女の子ごとに異なる反応が楽しめるわけで。大事なことだからもう1回いいますが、そんな要素が現実にもあればいいのに!! |
今回遊んだ範囲では、少なくとも4種類の状況でキャラクターとの会話が楽しめました。1つはメインストーリーで、当然ながら15人の女の子たちがいろいろとかかわってきます。
2つ目はキャラと仲よくなった時に解放される個別のエピソード“ガールズストーリー”。そして3つ目はフォトによっては特殊なエピソード“フォトストーリー”も楽しめます。これらの2つのエピソードは、主にあなたと女の子との1対1で展開し、それだけ親密な会話や物語を楽しめます。エピソードにもよりますが、愛があふれる萌え萌えなものが多く、女の子の魅力をがっつりと掘り下げられていた印象です。
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▲キャラ別の“ガールズストーリー”。1話目から“秘密”とは、とても気になる! |
最後の1つは、教室で発生するエピソード。条件は不明ですが、これは複数の女の子たちが登場する日常系ストーリーが多かった感じです。
このようにバリエーションに富んだエピソードが楽しめるので、実際にゲームを遊ぶ際には、いろいろな角度から女の子の物語を楽しむことができる=どの女の子もかわいくなっちゃって、誰をなでなでするか悩みまくっちゃいそうな予感。うれしい悲鳴ってやつですな。
余談ですが、教室の黒板に書かれた日付はちゃんと実際の日時と連動しており、日直として選ばれるキャラクターも自分が仲間にしている女の子から選ばれるそうです。こういう芸の細かさって、うれしいですよね!
■ユーザー同士の対戦や着せ替えなど、楽しそうな要素が満載!
今回のプレイで触れられたもう1つの要素が、“運動会”と呼ばれるユーザー対戦要素。今回プレイしたのは“玉入れ”の競技だったのですが、フィールドに出現するザコ敵を倒すと玉が出現し、その玉を自分のカゴに入れて、入った玉の総数を競うというミニゲームになっていました。
3人での対戦だったのですが、相手のカゴを攻撃すると相手が入れた玉を落とせるなど、いろいろ駆け引きが楽しめそうな感じでした。他にも何種類か競技があるようなので気になりますね。
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“なでなで”と同じくらい楽しみなのが、キャラの着せ替え要素的なものも用意されているところです。前述したように、キャラはフォトによって装備できる武器が変わり、制服や私服などが設定されているのですが、フォトによって外見もガッツリ変わります。
会話パートはもちろん、バトルパートのグラフィックも変わるので、かわいい服を手に入れたらテンションが上がりそうです! 自分が確認した範囲でも、料理を作ってくれそうなエプロン姿や、太ももがまぶしいテニスルックなどがありました。素晴らしすぎる!!
開発者インタビューによるとメガネ姿に変わるフォトもあるそうなので、僕のフェチ心を満たしてくれるフォトはいろいろとありそうですね。
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▲公式サイトではキャラクターの表情バリエーションやサンプルボイスを楽しめます。(画像は公式サイトをキャプチャーしたもの) |
公式サイトではすでにメインの15キャラクターがすべて公開されていますが、どの女の子もかわいくて困ります。キャラの設定と声優さんの組み合わせもバッチリなので、なおさら誰をイチオシすればいいのか悩みますね。早くゲームの中で彼女たちに会いたい!
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▲衣装切り替えを押すと変身後の姿も見られます。けっこう印象が変わるキャラも多いですよ。(画像は公式サイトをキャプチャーしたもの) |
現在、事前登録や“キャラクター総選挙”が実施中とのことで、ひとまず15人すべての紹介コーナーをチェックしてみましたが、誰をメインに投票するべきか悩み中です。Twitterアカウントで事前登録をした方が投票できるシステムで、時間帯が変わると投票権が付与されて毎回違う女の子に投票をすることができるので、ひとまずは直感で選んでいくつもりです。
ざっと見た感じ、胸の大きさ的に遥香ちゃん、くるみちゃんが気になりつつ、意外と心美ちゃんも大きいんですよね。でも、たぶん蓮華ちゃんが一番なんだろうな……。早くゲーム中で仲よくなってスリーサイズを教えてもらい、その真偽を確かめたいです。
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▲あんこの自己紹介のどもり具合とか、たまりません。(画像は公式サイトをキャプチャーしたもの) |
その一方、あんこ(なぜか呼び捨てにしてしまう。笑)や桜ちゃん、ひなたちゃんみたいに慎ましやかな枠もいいですよね。特に高飛車お嬢様っぽい楓ちゃんはコンプレックスとかありそうな気も。望ちゃんとかは少し小ぶりに見えますが、ファッションリーダーだし、実は着やせするタイプだと思うんですよね……とか、妄想を語り始めると止まらないので、このくらいで(笑)。
どんな女の子たちなのか気になる人のために、公式サイトで聞ける“くちぐせ”をまとめてみました。公式サイトではこの他に“自己紹介”も聞けるので、気になったキャラはぜひ詳しくチェックしてみてください!
キャラ名 |
声優 |
くちぐせ1 |
くちぐせ2 |
星月 みき |
洲崎綾 |
笑顔でいきましょう! |
ねえねえ、おいし~い? |
若葉 昴 |
佐倉 綾音 |
ガンガンいくよ! |
あたしにまかせなさい! |
成海 遥香 |
雨宮 天 |
ケガはありませんか? |
大丈夫? 痛くない? |
天野 望 |
東山 奈央 |
すっごく似合ってるよ! |
オシャレは心から! |
火向井 ゆり |
上坂 すみれ |
しゃんとせんか、しゃんと! |
小さいって言うなあ~! |
常磐 くるみ |
早見 沙織 |
それ、なんですか? |
くんくん、いい匂い |
粒咲 あんこ |
内山 夕実 |
な、なによ… |
馬鹿ばっかりねぇ |
芹沢 蓮華 |
南條 愛乃 |
気にしない気にしない |
いやぁ~ん、かわいい♪ |
楠 明日葉 |
田村 睦心 |
精進が足りませんね |
自分に正直に、他人に誠実に、ですよ |
藤宮 桜 |
久野 美咲 |
めんどくさいなぁ… |
そうじゃのう… |
南 ひなた |
五十嵐 裕美 |
ねえねえ、聞いて聞いて! |
わーいわーい♪ |
千導院 楓 |
木戸 衣吹 |
あら、ごきげんよう! |
そ、それは…なんですの? |
綿木 ミシェル |
加藤 英美里 |
むにぃ… |
ぼんじゅーる♪ |
朝比奈 心美 |
原田 ひとみ |
きれいな星、ですね |
わたし、もう負けない |
蓮見 うらら |
内田 真礼 |
うらら、かわいいでしょう? |
ね~え、おねがい~! |
正直、久々に本気でプレイしてみたいと思わせる内容で、正式な配信を心待ちにしているタイトルだったりします。何より、女の子がかわいいのがすばらしい! 大人な女性好きとしては、今のところ楠明日葉ちゃんがいいかなと思うけど、成海遥香ちゃんもいいよね! と、油断するとやっぱり妄想が広がっちゃいます。早くガッツリ遊びたい!
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[CHECK]事前登録の特典は限定武器“スクールバッグ”と星のかけら25個
事前登録の特典は、スタートダッシュに役立つ限定武器“スクールバッグ(コロプラのクマのキーホルダーが目印!)”と“星のかけら×25個”です。どちらもプレイに役立つものとなっているので、この機会にぜひ事前登録をしておきましょう!
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また、公式サイト内では、登場する女子生徒15人を対象にした“キャラクター総選挙”も実施されています。投票数が1位となった女の子は、『バトルガール ハイスクール』サービス開始時のアプリアイコンおよびゲーム起動画面に採用されるとともに、事前登録を行った人全員にその女の子をモチーフとした限定武器がプレゼントされる予定です!
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【コロプラ新作3タイトルのインタビュー&レビュー】
・『白猫』との違いは? 『バトルガール ハイスクール』インタビューでキャラやバトルの新情報判明
・コロプラ最新作『東京カジノプロジェクト』インタビュー。リゾート開発パートの本気度がヤバイ
・『東京カジノプロジェクト』レビュー。カードゲームや街作りゲーム好きが遊んだ評価は?
(C)COLOPL, Inc.
※画面は開発中のものです。
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