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2015年2月11日(水)

『SAO ロスト・ソング』に出演した松岡禎丞さんたち声優陣にゲームの見どころなどを聞いてみた

文:てけおん

 バンダイナムコゲームスが3月26日に発売するPS3/PS Vita用アクションRPG『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』。本作の出演声優陣のコメントをお届けしていく。

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』
▲今週も新たなイベントCGを公開! うれしそうにキリトに抱きつくストレアとユイ。ちょっぴり困ったような表情を浮かべつつも、キリトもうれしそう?

 電撃文庫の人気シリーズ『ソードアート・オンライン』のゲーム化第3弾となる本作は、原作やアニメにも登場したVRゲーム《アルヴヘイム・オンライン(ALO)》を舞台にしたアクションRPG。《ALO》に新たに実装された浮遊大陸《スヴァルト・アールヴヘイム》で繰り広げられるキリトたちの冒険が描かれる。

 今回は、そんな本作のPS Vita初回限定生産版に付属する特典映像の収録現場より、松岡禎丞さん、戸松遥さん、伊藤かな恵さん、竹達彩奈さん、高垣彩陽さんたち出演声優5人のコメントをお届けする。昨年末に掲載したインタビューで、石川由依さんと一緒にゲームについて話していただいた松岡さんには、この特典映像についてうかがってみた。初回限定生産版が気になっている人は、ぜひ松岡さんのコメントもチェックしてもらいたい。

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』
▲本作はゲームジャンルが“アクションRPG”になり、自由に空を飛んだり、空中や地上で戦闘できるようになるなど、これまでよりもアクション要素が大きくなっているのが特徴だ。
『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』
▲初回限定生産版の特典映像に出演するのは、松岡禎丞さん、戸松遥さん、伊藤かな恵さん、竹達彩奈さん、高垣彩陽さんの5人。特典映像では、さまざまなお題に対し名回答や珍回答が続出!?

■キリト役 松岡禎丞さん

――『ロスト・ソング』の初回生産限定版の特典映像の収録を終えられましたが、感触はいかがですか?

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』

松岡さん:前作の特典映像の収録から約1年ぶりの収録でしたが、それまでにいろいろなイベントで司会をやらせていただいたりもして、自分が今何をするべきなのかを落ち着いて見られるようになったのかなと。前は全部のことを一緒に見てしまい、頭の中がグチャグチャになっていたんですけど。今回はなんとか司会として進行できたのではないかと思います。……とは言っても、やっぱり司会は難しいですけど(笑)。

――今回の特典映像の見どころについて教えてください。

松岡さん:特典映像では、クエスト形式でいくつかのお題をみんなでこなしていきました。特に注目してもらいたいのは、最初のクエストですね。『SAO』の思い出を語るところがあるんですけど、みんなで『SAO』とはどういう作品なのかを改めて振り返ったり、キャラクターに対して思っていたことを言ったりすることができて、とても印象に残りました。

 僕が視聴者だとしたら、役者がキャラクターに対してどんな思いを抱いていたのか、どんな気持ちで演じていたのかは興味がわくところだと思っていますので、そこを楽しんでいただけたらうれしいです。そしてクエスト2、3と進んでいくと、いつもと変わらない松岡の爆弾が仕掛けられていますので、そこもお楽しみに……と、自分で言ってしまうのは違う気もしますが(笑)。「あ、コイツまた破裂しやがったな」と笑っていただければ幸いです。

 そして、最後のクエストがいわゆる大喜利なんですが、そこで言った竹達さんの言葉が最高でした。あれですべてを持っていかれた感じがして、やられたなと(笑)。それがどんな内容になっているのかは、ぜひ皆さん自身の目で確かめていただきたいと思います。

――ゲームを楽しみにしているユーザーに向けてメッセージを。

松岡さん:今回は《アインクラッド》が舞台になっていた今までの作品よりも、ゲーム色が強い作品になっています。前回まではHPが0になったら死んでしまう、正しく死と隣り合わせの世界でしたけど、今回は1人のゲーマーとしてキリトが楽しんでいる様子が、セリフの端々やテンションに表れていると思います。何回もプレイしていただいて、新しい発見をしたり、ストーリーの裏を探ってみたり、最初のプレイとは異なるヒロインと仲よくなってみたりするなどして、本作を存分に楽しんでください!

■アスナ役 戸松遥さん

――『SAO』のゲーム第3弾が出ると初めて聞いた時の感想を聞かせてください。

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』

戸松さん今回のサブタイトルが『ロスト・ソング』でしたので、歌にまつわる物語なのかなと最初に思いました。もともとがオンラインゲームを題材にした作品ですので、それが実際のゲームとしてどう動いていくのか。ゲームジャンルも変わりましたし、最初に公開されたTV-CMなどを見てからワクワク感がとても大きく、収録が楽しみでした。

――ゲーム内で印象に残ったイベントなどはありますか?

戸松さんユイの服を選ぶイベントがあるんですが、みんなのユイへの溺愛っぷりがおもしろかったです。みんなこんなに親バカだったんだな~って(笑)。日常的な雰囲気のイベントもとても多くて、今言ったイベント以外にもすごく楽しそうでいいなと感じたものがたくさんありました。

――本作では3人のキャラクターを自由に組み合わせてパーティを編成できますが、どんなパーティを組んでみたいですか?

戸松さんやっぱりアスナとキリトはパーティから外せないなと思うんですけど、2人がそろっているパーティに、他に女の子キャラを連れて行くのは申し訳ない気がしますよね。となると、キリトを省いて女子だけで行くのがいいのかも(笑)。アスナとリーファとリズだと色も華やかで楽しそうだと思います。あとシノンも一緒に冒険してみたいですね。

――ゲームを楽しみにしているユーザーに向けてメッセージを。

戸松さん『ロスト・ソング』には“飛べる”という夢の要素が盛り込まれています。そして、新しいキャラクターも登場するなど、今作でもしっかりとゲームならではの世界観が作り上げられています。アクションはもちろん、ストーリーからも目が離せませんし、キャラクターたちの魅力がたっぷりのサブエピソードもたくさん収録されています。いろんな要素が詰まっている『ロスト・ソング』を、ぜひお楽しみください。

■ユイ役 伊藤かな恵さん

――『SAO』のゲーム第3弾が出ると初めて聞いた時の感想を聞かせてください。

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』

伊藤さん実は、台本をいただくまでゲーム化のことをうかがっていなかったので、本当にびっくりしました。その後、ゲームに出演するキャストのリストを見せていただいたら、とても多くの名前があって、こんなにゲームにキャラクターが出てるんだとまた驚きました。でもユイは、相変わらずパパ(キリト)にくっついての説明役で、ちょっぴり安心しました(笑)。

――ゲーム内で印象に残ったイベントなどはありますか?

伊藤さんユイたちが浴衣を着て、お祭りに行ったイベントがとても楽しそうでした! ユイが「わたあめが食べたいです!」とおねだりしていたのがとてもかわいらしくて印象に残りました。

――本作では3人のキャラクターを自由に組み合わせてパーティを編成できますが、どんなパーティを組んでみたいですか?

伊藤さん選べるのであればユイなのですが、ユイは遊び方を教えてくれるキャラですので、自分で操作はできないんですよね。パパが強いならパパと、あとママ(アスナ)も使いたいですね。それに遠距離から攻撃できるシノンも一緒に冒険したいですね。

 でも、パパを入れるとパーティがギクシャクしそうですし、他の女の人と一緒にいたら、ユイも「パパ、ママがいるんですよ!」って怒っちゃうかもしれませんね(笑)。クラインやエギルも選べるのであれば、いっそ男性陣だけのパーティもおもしろそうですね! わたしはエギルを操作して、パパとクラインに助けてもらったりとか。

――ゲームを楽しみにしているユーザーに向けてメッセージを。

伊藤さんユイは今回も説明キャラで一緒に戦えないのが残念ですけど(笑)、いつもそばにいるキャラですので、ぜひ微笑ましくユイを見ていただけたればうれしいです。前作に引き続き、ストレアやフィリアといったゲームオリジナルのキャラが登場しますし、本作が初登場となる新しいキャラも出てきたりと、ゲームもにぎやかになっていますので、ぜひたくさん遊んでください!

■リーファ役 竹達彩奈さん

――『SAO』のゲーム第3弾が出ると初めて聞いた時の感想を聞かせてください。

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』

竹達さんこう言ってしまうと失礼なのかもしれませんが、まず最初はおどろきました。ゲームが出ることをギリギリまで聞かされていなくて、台本をいただいて初めてゲーム第3弾が出ることを教えてもらったんです。でも、新しいゲームが出るということは、前作が皆さんに受け入れられたからこそだと思うので、とてもうれしいですね。

――ゲーム内で印象に残ったイベントなどはありますか?

竹達さんお祭りのイベントですね。ゲームの中なのに浴衣があるんだな~って思いながら収録しました(笑)。あと、浴衣で肩車をしてもらったところもすごく印象的でした。

――本作では3人のキャラクターを自由に組み合わせてパーティを編成できますが、どんなパーティを組んでみたいですか?

竹達さんやっぱり使うならリーファかな。キリトくんとはパーティを組まなくても……。でも、キリトくんは強いと思うので、やっぱり組むかもしれません(笑)。あとはシノンも強そうですよね。キリトくんが近距離で戦って、シノンが遠距離で、あとはリーファが攻撃も魔法もできるので、この3人のパーティで!

――ゲームを楽しみにしているユーザーに向けてメッセージを。

竹達さん気が付けばゲームも3作目になりましたが、新キャラもたくさん出てきて、今回もにぎやかなゲームになっています。ゲームも《ALO》が舞台になりましたが、原作とは違う方向に物語が進んでいきますので、アナザーワールドみたいな感じで、ゲームならではの新しい『SAO』の物語を楽しんでいただけたらうれしいです。

■リズベット役 高垣彩陽さん

――『SAO』のゲーム第3弾が出ると初めて聞いた時の感想を聞かせてください。

『ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-』

高垣さんゲームも原作と同じように《SAO》から《ALO》になると聞いて、とても楽しみでした。最初に台本を拝見した時に思ったのが、これまでは“キリトと2人でどこかにいく”といったものが多いと感じでいましたが、本作では“みんなで何かをしにいく”という感じのシチュエーションが多いんですよね。

 新キャラもたくさん登場しますし、ストレアやフィリアみたいにこれまでのゲームのキャラクターもいて、1つ1つのエピソードが、ドラマCDを聞いているようなコミカルなところもあって楽しかったです。アニメではあまり会話をしなかったキャラの組み合わせで会話するシーンもあって、「こういう会話になるんだ」と新鮮に感じる部分があって、これまでとは印象が変わったりもしました。

――ゲーム内で印象に残ったイベントなどはありますか?

高垣さんこれまで以上にサブエピソードが充実しているんですよね。《SAO》の世界ですと生死が関わってくるためか、シリアスなエピソードが多くあったと思うんですけど、《ALO》が舞台になると、ゲームとして何をしていくかに重点が置かれているように感じました。純粋にクエストを楽しむところもありましたし、猫耳選手権みたいなコメディタッチのエピソードもあったりと、より一層楽しいエピソードが多く感じました。

――本作では3人のキャラクターを自由に組み合わせてパーティを編成できますが、どんなパーティを組んでみたいですか?

高垣さんキリトとアスナがいれば最強なので、この2人は外せないですね! でもリズベット的にはキリト、アスナ、リズベットで行くと、キリトとアスナがイチャイチャしているのをリズベットが「はぁ~」と言いながら見るという、大変切ない感じになりそうなので、キリトとリズベット、あとはワイワイできそうなクラインとかどうでしょう? アニメとかではリズベットとクラインの会話が夫婦漫才に見えることもあるので(笑)、にぎやかで楽しそうな感じがします。

――ゲームを楽しみにしているユーザーに向けてメッセージを。

高垣さん『ロスト・ソング』はゲーム第3弾となるわけですけど、ゲームのジャンルが変わって、これまでとはまったく違う新しいゲームになっていると思います。アクション的なところも新たに楽しんでいただきつつ、好きなキャラクターでパーティを組んで、その組み合わせのやりとりや、キャラクター同士の関係性なども楽しんでいただければと思います。

(C)2014 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAOII Project
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.

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