2015年5月13日（水）

『ディエス・イレ』アニメ化プロジェクト 4日と14時間で実入金3,000万円を集め目標を達成

　美少女ゲームブランド・lightが5月9日に開始したクラウドファンディング『Dies irae（ディエス・イレ）』アニメ化プロジェクトが4日と14時間で3,000万円以上の支援金を集め、目標を達成した。

改めて。本件は数字に恵まれたプロジェクトでした。フォロワー６６６人から始まり、支援者１０００人でサクセスとなりました。皆様のご支援の賜物です。日数は５日（4日と14時間）でした。誠に有難う御座います。皆様に感謝　#Dies_anime pic.twitter.com/XmRcJIXnA2
UNEEDZONE.jp (@UNEEDZONEjp) 2015, 5月 13

■CF達成を記念して新規ドラマCDの製作が決定

　3,000万サクセスを祝して、『Dies irae』の新規ドラマCDの製作が決定。原作シナリオライター・正田崇氏によって彼らの新たなエピソードが紡がれる。発売時期は夏ごろを予定。

　また、先日発表されたAndroid版についての続報が発表された。新たなストレッチゴールの200％（6,000万）を達成した場合、当初は支援者全員に『Dies irae』Android版の1ルート、もしくは2ルートが無料配布される予定だったが、『～Amantes amentes～』準拠の全4ルートに変更された。

　無料配布時期は6月末予定だが、開発状況によっては時期がずれ込む場合がある。なお、Android版『Dies irae（仮）』の一般販売時期は2015年夏予定だ。

■残り期間は57日。集まった金額によって公開媒体が変化

　57日間の募集期間を残し、3,000万円以上を集めた『ディエス・イレ』アニメ化プロジェクト。5月13日現在、入金待ちを含めて4,300万円以上もの支援金が集まっている。

　到達額によっては、OVA化、テレビアニメ化、テレビアニメ分割2クールといった形で、まだ決まっていないアニメの公開媒体が変化するという。


▲なお、アニメ化企画にはすでに複数の出資者が手を挙げている状態で、支援金のみでアニメを制作するわけではない。

■『ディエス・イレ』とは？

　『Dies irae』は、現代日本を舞台に主人公・藤井蓮とナチスドイツの闇が生んだ超人たち“聖槍十三騎士団”の激しい戦いが描かれる学園伝奇バトルオペラアドベンチャーゲーム。

　これまで『Dies irae ～Also sprach Zarathustra～（アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ）』（2007年12月）、攻略ヒロインの綾瀬香純とマリィのシナリオが大幅に加筆修正された『Dies irae Also sprach Zarathustra ～die Wiederkunft～（ディエ・ヴィーダークンフト）』（2009年7月）、新キャラクターの追加や氷室玲愛＆櫻井螢のルートを収録した完全版『Dies irae ～Acta est Fabula～』、加筆されたサイドストーリーや完全新規のシナリオが追加されたPC/PSP『Dies irae ～Amantes amentes～』が発売されている。

　シナリオは、PCの美少女ゲーム『PARADISE LOST』や『神咒神威神楽』、『相州戦神館學園八命陣』などを手掛けた正田崇氏が、原画は『タペストリー ‐you will meet yourself‐』『神咒神威神楽』、『相州戦神館學園八命陣』のGユウスケ氏が、音楽を与猶啓至氏がそれぞれ担当している

■『Dies irae ～Amantes amentes～』プロモーション映像