2015年12月21日(月)
悲しいのに、笑える。職場で評価されず苦悩する男が、感情を殺してカッパになるアプリ
面白革命capsule+の『育てて日本人形』制作チームの新シリーズとなるAndroid用アプリ『俺はこうして河童になった』を紹介します。
『俺はこうして河童になった』は胡瓜を与えて、主人公を育てるゲームです。育てていくことで主人公の日記を読むことができます。
エサというか、食事用の胡瓜は約5分で生えてくるので、霧吹きでお世話をしながら収穫して、主人公にあたえていきましょう。時には変異指数にもとづいて、突然変異をすることもあります。
エンディングは全部で4種類で、さらにアップデートで追加予定とのこと。2周目以降はストーリーが変化し、重厚かつコミカルなストーリーを楽しめます。
タイトル名を見た時点ではバカゲーかと思いましたが、そのオープニングはなかなかシリアスで鬱寄り。職場で誰にも評価されずに苦悩する男性が、感情を殺して河童になっていく過程が描かれるわけで、ずーんと重いです……。
たまに母親から胡瓜が届くこともあって、これもまた涙を誘います。重い、重いよっ!
とまあ、なんとなく鬱系のダークなゲームに見えますが、いろいろとシュールな笑いどころもありまして、これはこれでアリじゃないかと。
悲しい。なのに、笑える。そんな不思議な魅力を持ったゲームです!
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- ▼『俺はこうして河童になった』
- ■メーカー:面白革命capsule+
- ■対応端末:Android
- ■ジャンル:ETC
- ■配信日:2015年12月15日
- ■価格:無料/