グループの枠を超えた、ピタゴラスプロダクション発のシャッフルユニットプロジェクト。WONDER CORONA！、NEBULAS、MY・MILKY・WAYの3ユニットの楽曲を1枚にまとめ、各ユニットの新曲まで追加したベストアルバム『SHUFFLE BEST』が好評発売中！　今回は電撃Girl’sStyle7月号に掲載された、KENNさん、鈴木裕斗さん、染谷俊之さんのインタビュー完全版をお届けしていこう。

野村エル役・KENNさん

――シャッフルベストに収録される新曲はいかがでしたか？

　新曲「ミラクル！」のコンセプトが、第三者目線で見守っていてムズムズしちゃう関係性を見てキュンとなる、“ムズキュン”ということでそんな気持ちを大切に歌わせていただきました。優しく穏やかな癒し系の曲でありながら、跳ねるようなポップさも兼ね備えたかわいらしいMY・MILKY・WAYらしい楽曲に仕上がったんじゃないでしょうか。ミルキーらしいけれど、新曲にふさわしい“新しさ”もある1曲ですね。

――新曲の聴きどころや、オススメポイントをお願いします。

　「焦れてる野菜は優しく溶かせばいい」というフレーズが大好きで！　ほっこりしたイメージが浮かぶ“ムズキュン”にぴったりな歌詞ですよね。岩崎さん（作詞担当・岩崎大介氏）のこういった言葉のチョイスが「ミラクル！」の世界観を的確に表現しているんだなと思いました。

　聴いていて優しい気持ちになれるといいな、と思いながらレコーディングをさせていただきましたので、みなさんにとっての“ほっこりポイント”が1つでも多くありましたらうれしいです。

――もし、また次にシャッフルユニットがあるとしたらどなたとユニットを組んでみたいですか？

　あまり一緒に組んだことがないメンバーとがいいかなと思うので、ツバサくんとシャイくんとエル、かな。キラくんもまだなので、迷っちゃいますけど（笑）。ワンコ、ネビュラ、ミルキーと全員別々のユニットから1人ずつ選出させてもらいました。ほかにはアトムくん、アール、アルトくんの頭文字が“あ”組とルイくんとキラくんとテルマくんの3人で組んでみたらおもしろそうかな。

　もしくはエル・アール＋LAGRANGE POINTで組むもの楽しそうだと思います。先輩の背中を追い掛けたい2人がラグポと組んだら化学反応が起きそうな気がしますね。

　アトムくん・ルイくんにはUNICORN Jr.と組んでもらう形でマジフォーを半分に分けたシャッフルユニットも見てみたいかも知れません。LAGRANGE POINT with MARGINAL＃2（マジツー）、UNICORN Jr. with MARGINAL＃2（マジツー）のようなユニットが実現したら歌だけでなく様々なことに挑戦できそうです（笑）。

――読者のみなさまへメッセージをお願い致します。

　いつもピタゴラスプロダクションを応援してくださり、本当にありがとうございます。今回も素敵な楽曲をご用意してもらい、楽しんで歌わせていただきました。新曲「ミラクル！」以外にも魅力的な楽曲が多数収録されていますので、合わせて楽しんでもらえるとうれしいです。アルバムは梅雨真っ只中なシーズンに発売されますが、シャッフルベストを聴いて気分転換してくださったらうれしいです。

野村アール役・鈴木裕斗さん

――シャッフルベストに収録される新曲はいかがでしたか？

　ミルキーは3ユニットのなかでもとくに“かわいらしさ”に特化したグループで、これまでも“THE 王道”なアイドルソングを歌わせていただくことが多かったのですが、「ミラクル！」はそのなかでもずば抜けてポジティブな楽曲だと思います。聴いている人の背中を押すような明るく爽やかなナンバーに仕上がっているんじゃないでしょうか。

　歌っている僕も優しい気持ちになりましたし、聴いてくださった方も同じ気持ちになってくださったらうれしく思います。歌詞に後ろ向きな表現が一切ないので自然と笑顔になれるのがポイントかな。ここまで突き抜けて明るい楽曲はピタゴラスのなかでも珍しいんじゃないでしょうか。

――新曲の聴きどころや、オススメポイントをお願いします。

　今回久々にシャッフルユニットとして収録させていただいたのですが、ミルキーらしいかわいらしさのなかにも“みなさんを想って歌う”部分において強く成長を感じさせられました。

　また「今日1日がんばろう」「これから一週間気合い入れたいな」など「がんばりたいな」というシチュエーションで聴いていただくと、自然と前向きな気持ちになれるような楽曲だと思います。3人それぞれ異なったアプローチで表現される“かわいさ”にも注目してもらえるとうれしいですね。

――歌詞もとてもかわいらしいですもんね。

　「冷めたスープ～」のところは特に歌い方もただ伸ばすだけではなく、柔らかな歌い方をしているので印象深いですね。歌詞だけを見てもとてもストレートですし、その分真っ直ぐ心に入り込んでくるのも特徴かも知れません。三者三様の魅力やパートの違いを耳を澄ませて楽しんでみてください！

――もし、また次にシャッフルユニットがあるとしたらどなたとユニットを組んでみたいですか？

　これまではアールのかわいさを大事にしたユニットが主だったので、今度は趣味のネトゲにスポットを当てたユニットを組んでみたいですね！　なのでメンバーは同じネトゲ仲間のキラくんや意外と付き合ってくれそうなアルトくんがいいかなと思っています（笑）。

　アルトくんは独特な世界観を持っていますし、Twitterなどを見ているとデジタルに強いイメージなので趣味嗜好が合いそうかなと！　この3人だとパーソナルな個性を活かしたユニットになるんじゃないかと思います。

今のシャッフルユニットから1人ずつ集まることになるので、まったく新しい色になるような気もしますし、どんな化学反応を起こすのか楽しみなメンバーですね。

――じつは緋室キラ役の大河さんや滝丸アルト役の沢城さんもアールと組んでみたいと仰っていました！

　それはうれしいですね！　多分アールだけじゃなくて僕のことも好きだからだと思いますけど（笑）。千春くんが頭文字アから始まるメンバーと組みたいって言ってくれたそうですが、こちらはより組む可能性が高そうですね！　ドラマCD（『MARGINAL＃4 ドラマCD ～星降る夜が、起こした4つの奇跡～』）で絡みがあった3人なので、そういった意味でもコミカルな掛け合いが楽しそうなメンバーが揃っているように思います。

――読者のみなさまへメッセージをお願い致します。

　ピタゴラスプロダクションのシャッフルユニットはまさに“良いとこ取り”なプロジェクトだと思っています。キャラクターたちが既存のユニットで磨いてきた魅力を持ち寄って、新しいユニットで真価を発揮しているのがこの企画の素敵なところだな、と！

　今回はそんなシャッフルユニットのすべてが詰まったアルバムが発売されますので、みなさんにとっても永久保存な1枚になると思います。各ユニットの色を押し出した新曲にも注目していただきたいですし、最初から最後まで通して聴いていただくことでそれぞれの深みを感じてもらえるとうれしいです。

仲真テルマ役・染谷俊之さん

――シャッフルベストに収録される新曲はいかがでしたか？

　すごく明るい曲調で、歌っている僕自身も心が弾んでくるような楽曲でした。ミルキーは他のユニットと比べて、とてもかわいらしい曲が多いのですが今回の「ミラクル！」もキャッチーな感じのする楽曲になっています。歌詞からメロディーまで本当にポップなのでレコーディングも楽しんで進めることができました。

――新曲の聴きどころや、オススメポイントをお願いします。

　「ミラクル！」は聴いていると幸せな気持ちになれる1曲だと思います。恋愛真っ最中の方だけでなく、今は恋をお休みしている方が聴いても恋がしたくなったり気持ちが明るくなったりするんじゃないでしょうか。

　ミルキーは独特なフレーズが多く、聴いている方によってさまざまな解釈ができる歌詞だと思いますが、今回は特に感じたままを受け止めていただけるといいなと思っています。

――もし、また次にシャッフルユニットがあるとしたらどなたとユニットを組んでみたいですか？

　今回MY・MILKY・WAYでエルさん・アールさんとご一緒できたので、次は組んだことがない方とできたら、と思うのですがどなたを選ぶかとても悩ましいですね（笑）。個人的にはいつも冷静沈着だけれど、同時に包み込んでくれる優しさを持つルイさんが大好きなので、同じユニットになれたらうれしいな。

ミルキーのように3人一組なら、もう一人はパワフルで元気なアトムさんと組んでみたいです。元気＆クールなお2人にテルマくんが入ったらどんなユニットになるのか予想がつかないのでとても楽しそうだと思います（笑）。ラグポ先輩に挟まれると大人っぽい2人についていけるかちょっと心配ですが、もう少し自信がついた暁にはぜひお願いしたいです！

――UNICORN Jr.のなかでは、テルマくんが唯一LAGRANGE POINTのお2人と組んでないですもんね。

　そうなんです。まだ同じユニットで歌ったことがないので、いつかある機会を楽しみにしています。ゲーム（『MARGINAL＃4 ROAD TO GALAXY』）ではシャイさんのお部屋に遊びに行ってお喋りをするシーンなどもあったので、次はぜひ歌でもご一緒したいなと！　ちなみにゲームではテルマくんがシャイさんに信頼されている様子が見られて収録中に思わずキュンとなりました（笑）。

――読者のみなさまへメッセージをお願い致します。

　待望の新曲も加わったシャッフルベストが発売されることをとてもうれしく思っています。僕は『MARGINAL＃4』というコンテンツで2年ほど活動させてもらっていますが、UNICORN Jr.の枠組みを飛び越えてシャッフルユニットを結成するとうかがったときに衝撃が走ったことを今でも覚えています。

　今作はシャッフルユニットではあるのですが、ピタゴラスプロダクションの9人による1枚としてたくさんの方に見て・聴いて楽しんでいただけたらうれしいです。

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