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2018-09-14 23:15

【はじめての『コルダ3』プレイレポ】~このご時世にまだいたのかネオロマンス未経験者~

文:佐藤 汐電撃オンライン

 みなさま、こんにちは。乙女ゲーマー歴10年目の佐藤 汐(さとう しお)と申します。伝統あるコーエーテクモゲームスの女性向け恋愛ゲームシリーズ“ネオロマンス”。その中でも、クラシック音楽を通じて青春&恋愛が楽しめる『金色のコルダ』シリーズの15周年を記念して、PS Vita版『金色のコルダ3』シリーズ2タイトルが2018年9月20日に発売されます!

『『コルダ3』プレイレポート』

 じつは、とても格式高いネオロマンスゆえに「どこから手をつけたらいいのか?」と、悩み続けて未プレイのまま時が過ぎ……。気がつけば、歴だけは中堅の乙女ゲーマーになっていました。このことが逆に「え、めずらしくない!?」と編集さんに驚かれ(いやほんと希少種です。by編集・ブルー)、今回『金色のコルダ3 フルボイスSpecial』をプレイレポートすることになりました!

 「『コルダ』は“3”からでも物語についていけますよ♪」という編集さんの言葉を信じて、満を持して初体験していきます!! せっかくなら、目標を立てたほうがおもしろいですよね。乙女ゲーマーならば“恋のお相手1人とハッピーエンド”を、ぜひとも達成したいところ!

 運よく(?)攻略情報など、まったく事前知識はありません! キャラの名前を少し知っているくらいでしょうか? ストーリーに関しても、声優さんたちのPR動画を見て“国語辞典より、何倍もぶ厚いシナリオがある”程度にしか知りません(笑)。

 ……本当に何も知らないけど、初見で大丈夫かな?

劇的な展開にノリよく流される

 不安とドキドキの『コルダ3』の旅へ、レッツゴー♪ ……って、いきなり幼なじみの如月響也&律兄弟との口論から!?

 ――お前は ここで 終わるのか?

 そして、星奏学院へ転校! なんとも波乱の幕開けですね……。しかし、この劇的な展開にもノリノリでついていくのが、乙女ゲーマーというもの。“物語に一刻も早く馴染む”は、乙女ゲーを楽しむための鉄則なのです!

 とは言ってみたものの、結構な急展開のストーリーに驚かされっぱなし! 熱い夏が始まりそうな予感が…‼

『『コルダ3』プレイレポート』

 一方で、システムはとっても懇切丁寧! システムのアドバイスにより『コルダ3』初体験の私は、オススメの“やさしい”難易度を選びました。“むずかしい”を選んだ方が、記事のネタになりそうでしたが、初回プレイ時は“やさしい”or“ふつう”の2つの難易度のみのようです。いや、恋も私生活もイージーにいきたい私としては、大歓迎ですけどね☆

恋のお相手決定と最初の試練

 さて、一通りはじめましての“イケメンラッシュ”が繰り広げられたので、今回の“恋のお相手”を決めていきたいと思います。怒涛の物語に流されるなかで、優しく声をかけてくれるイケメンと出会う主人公。

 この優しいイケメンの名前は、榊大地。オケ部の副部長だそうです。ここで、中堅乙女ゲーマーの第六感がビビビッと働きます……。よし、決めた!! 彼を恋のお相手にして、先へ突き進んでいくとしましょう♪

『『コルダ3』プレイレポート』

 おそらく、榊先輩との恋を実らせるためには、あたえられた試練をパーフェクトにこなしていけばいいはず! と思っていたら、さっそく試練があたえられましたよ♪

【課題】
星奏学院学内選抜
開催日:7月20日
課題曲数:1曲
課題:演奏アンサンブルの完成度70以上

『『コルダ3』プレイレポート』

 PSVita版では、△ボタンでメニューが展開。すべてはここで確認・操作していくようです。この画面を見る限り『コルダ3』はパラメーターの上昇(パラ上げ)次第で、恋が成就するかが決まっていきそうですね。日々の行動が、結末を左右するので、これは気が抜けない!!

『『コルダ3』プレイレポート』

 そのパラ上げに必須なのが“クイックセーブ&ロード”。左の指でLボタンを押しながら、△でクイックセーブ、□でクイックロード。選択肢の前でこの操作は頻繁に使いそうです。こまめなセーブは、マジ大事!

 主なパラ上げ方法は、ヴァイオリンの練習です。1人練習で演奏を周囲に聴いてもらってファンを作ると、彼らが練習に役立つアイテムをプレゼントしてくれるみたいです。

 また、恋のお相手とも2人レッスンを行って、親密度を高めていきます。さらに、アンサンブルの完成度も目標値まで上げていきます。パラ上げと一口に言っても、やること盛りだくさんです!

 そんな、出会い・練習・恋の選択肢で、着実にパラ上げしていく主人公・かなで。私の乙女ゲームのプレイスタイルはズバリ、その名も“母ちゃんスタイル”。成長を見守る&応援するのを楽しむ系です。主人公の名前もデフォルト名にしちゃうタイプ。

 ……考えるのめんどうというズボラな本音は、この際置いておきます。

 『コルダ3』は、デフォルト名“小日向かなで”にすると、みんなが名前を呼んでくれるみたいです。これは、ズボラな私にはうれしいシステムでした!

 パラ上げをし続けて、ついに、初めての大会へ! 到達までに一週間。意外にも時間は余裕があった印象でした。このパラメーターなら、どんな試練もこなせるはずです。と、思っていたら、リズムゲームみたいなのキター!!

 タイミングよくボタンを押して……Lボタンで、マエストロフィールド♪ アニメーションが流れて、これはおもしろい! その結果、なんとか如月部長のチームに勝てました。これで次のステップへ進めそうですね♪

 ※マエストロフィールド:優れた演奏者が持つといわれる、聞く者に曲のイメージを視覚的に見せる力のこと。(文章中の緑文字は、用語集で確認することができます。)

全国のイケメンたちとの出会い

 さて、無事に主人公と響也がオケ部へ入部できたところで、コンクールへ挑戦する流れになってきました。オケ部で大会に出場して「全国制覇を目指す」と語る部長の律。これって、すごく大変なんじゃ……? もちろん、主人公には「挑戦したい」と、ポジティブな返事をさせておきます。これは“乙女ゲーあるある”です♪

 その大きな挑戦への第一歩を踏み出すと、ライバル校たちの“イケメンラッシュ”が繰り広げられました!

『『コルダ3』プレイレポート』

 全国大会の説明会に遅刻したときに出会ったイケメン。さわやかにジュースをくれた至誠館の水嶋新は、星奏学院オケ部の水嶋悠人といとこだそうです。2人の関係についても、今後のストーリーで注目したいですね。

『『コルダ3』プレイレポート』

 また、音楽室、練習室、正門、屋上などのスポットで毎日練習を重ねていく中で、町にも出かけられるようになっていきます。

『『コルダ3』プレイレポート』

 スタジオでは不思議な青年・天宮静に出会いました。横浜天音学園高校の生徒だそうです。主人公と同じく横浜の学校なんですね。

『『コルダ3』プレイレポート』

 楽器店では、主人公に敵対心をむき出しにする長身男子とトラブル勃発!! まさに、難攻不落といった雰囲気! 取りつく島もない感じです。彼の名前は冥加玲士

――あとで絶対落としてやるぞ! フフフ……。

“カキのポン酢ジュレ”と“パイナップル”と榊先輩

 少しずつ登場人物たちの人間関係もあきらかになってきたところで、またも試練です! しかも、大会の自由曲を1つ自分で選ぶことに!! 音楽の知識がゼロの私は焦り始めます。一体どうすれば……。

【課題】
東日本大会
開催日:8月1日
課題曲数:2曲
課題:ヴァイオリン協奏曲「冬」を演奏
全演奏アンサンブルの完成度70以上

 そこで、日々の練習で貯めた“BP”を使って、楽器店にある楽譜を一通り買い占めることにしました! このBPの無駄づかいが後に響かなければいいんですけどね♪ おっと、ここで変なフラグを立てていては、先に進めません。早く自由曲を決めなければ!! ここは勘で「弦楽セレナード」にしておこう。せっかく弦楽器弾いてるし。

『『コルダ3』プレイレポート』

 □ボタンを押したら、楽曲が流れてビックリ! 試聴できるんです! これなら、音楽を知らない私でも大丈夫そうですね。その一方で、大会の課題曲である「ヴァイオリン協奏曲「冬」」も、完成度を上げなければなりません。これは……大忙しです!! 2曲の完成度を上げるのに、練習日数10日で足りるのでしょうか!? 今回は、ちょっと不安です。

『『コルダ3』プレイレポート』

 でも、いい雰囲気の如月兄弟も見れたことですし、ここは中堅乙女ゲーマーの腕の見せ所! ひたすらパラ上げに精進しなくては……。

 もちろん“恋のお相手たちの情報”も、忘れずに集めなければ! 毎晩寝る前に、情報をくれる彼女の名前はニア。とっても美しいし、優しいし……大好きです!! 彼女と友情エンドしたいくらいに……。(笑)

『『コルダ3』プレイレポート』

 再び訪れた、練習・恋の選択肢で着実にパラ上げする日々。そのなかで、主人公と榊先輩の恋は着実に進展していきます。イベントスチルもゲットしましたよ! やったー!

『『コルダ3』プレイレポート』

 お弁当を2人で一緒に食べた時は、“カキのポン酢ジュレ”に嬉しそうな反応を見せてくれました。

『『コルダ3』プレイレポート』

 ……しかし、なんで“カキのポン酢ジュレ”?

 ネタで選んだメニューだったとは、彼には言わないでおきましょう♪ とにもかくにも、着実に恋が進展しているようでよかったです。ストーリーを進めると榊先輩は、医学部を目指す普通科の3年生だということがわかってきます。「え? オケ部の活動してて大丈夫か?」と、思ってみたり。

 もっと親密度が深まると、彼からメールが届くようになります。誤ってお誘いを断る選択肢を選んでしまうと、恋が失敗してしまうようなので、要注意です。画面がパリーンってなっちゃうのがポイント!

『『コルダ3』プレイレポート』

 ――誤操作、ダメ、絶対。

 榊先輩のお誘いにOKすると、“パイナップル”をくれるイベントが待っていました。飼っている犬と似ていると、主人公を可愛がってくれました。私も犬を飼っているので、なんとなく気持ちはわかりますよ!

 だんだん彼の気持ちや、複雑な状況が垣間見えてきてます。気づいたら、すでにストーリーにどっぷりつかっておりました! 乙女ゲームは、非日常を味わえるのがたまらないですよね。ああ、私もパイナップル切り分けてもらいたいなあ……!

主人公の恋は、これからだ!!

 それにしても『コルダ3』は、とってもボリューミーですね! ここまでに、かれこれ数時間を費やしているのですが、まだまだ序盤の雰囲気を感じます。

『『コルダ3』プレイレポート』

 今回のレポートで、ぜひとも“恋のお相手1人とハッピーエンド”になるまでをお伝えしたかったのですが、時間も文字数も足りない!

 ――まさに、乙女ゲー充。これが、『金色のコルダ』!! 恐るべし。

 また、PSVita版での最大のポイントは、過去の『コルダ3』シリーズのトレジャーBOX特典だったドラマCDの音源がゲーム内に収められていること! 全部合わせると、ドラマCDだけで6時間だそうです。「え? ドラマCDだけで?」と、驚きのみなさんは、こちらの動画をぜひ見てみてくださいね♪ これは、ひと夏の恋では済みそうにありませんよ(笑)。


 ただいま私は、ストーリー7月の終盤にいます。まだ1人のイケメンも落とせないまま、レポートも終盤を迎えることとなりました。中堅乙女ゲーマーとしては、なんとも不甲斐ない結果……。しかし、お伝えできることはたくさんありましたよ!

 シリーズ未経験でも、『コルダ3』からプレイOKだということ。さらに、ストーリーだけでなく、ゲーム性も深くてやりごたえ十分の作品だったということです。また、PSVita版の操作が快適だったので、プレイ済みの方にも再びプレイしてほしいなあと思いました。私は初めてなのに、どこか懐かしい気持ちを抱きました。

『『コルダ3』プレイレポート』

 これから数多のイケメンを攻略すべく、しばらく引きこもろうかと思っています。一刻も早く続きが読みたいので! って、これはもう完全にハマっちゃっていますね☆ 主人公の恋を全力サポートしていく所存であります!!

 さて、次回は『金色のコルダ3 フルボイス Special』と同時発売の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南/至誠館/天音学園』のプレイレポを予定しています。さらにはうれしいプレゼントも……!? ぜひご覧ください!

▼『金色のコルダ3 フルボイス Special』
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:恋愛シュミレーション
■配信時期:2018年9月20日発売予定
■価格:通常版 6,800円+税/ダウンロード版 6,800円+税/トレジャーBOX 12,800円+税/あの夏の僕たちのすべてBOX 30,000円+税

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