2018年9月18日(火)
お酒が好きな人集まれ! 声優・中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー4杯目潜入レポ
近年、さまざまな声優さんのバスツアーが増えてきましたよね。大好きな声優さんと同じ時間を過ごし、同じ景色を見て、同じものを食べる、なんて素晴らしいイベントなんだろうと思います。
そんなバスツアーの中でも『1泊2日で、美味しいものがたくさん出てきて、素晴らしい景色を見ながら、みんなで楽しくお酒が飲めて、かわいい声優さんが2人も同行してくれる』“清桜”バスツアーというものがあるんですよ。びっくりですね!
「話には聞くけど、実際どんなことしてるの?」「行ってみたいけど一人だし仲間に入りにくい……」という方のために、今回もビッグホリデー&Catoptionさんにより、9月1~2日に開催された清桜バスツアー4杯目の様子を出発から帰りまでガッチリご紹介します。
……参加者の“清桜ロス”がやっと薄れた頃にやってくるレポートとして有名な本記事、かなり長くなりますので少しずつお読みください。
過去のバスツアーのレポート記事も公開済みです。よろしければこちらも。
⇒『声優・中村桜&清水彩香の酒飲みユニット“清桜”バスツアー3杯目を写真多めで徹底レポート』はこちら
⇒『声優ユニット“清桜”の1泊2日バスツアーに潜入! 酒飲みイベントってどんなことするの?』のレポートはこちら
“清桜”って何ですか?
電撃オンラインでも何度かご紹介しておりますが、まず“清桜”とは何か? アプリゲーム『Tokyo 7th シスターズ』やTVアニメ『つうかあ』などに出演されているマウスプロモーション所属の中村桜さんと、AIR AGENCY所属の清水彩香さんによる“楽しくお酒を飲んじゃう”ユニットです。清水さんの“清”と中村桜さんの“桜”で“清桜”。お酒飲みにはなんともしっくりくる名前ですね。
⇒初のイベント『清桜 ~年の瀬にかこつけてサクッとお酒にアヤカりたい~』の記事はこちら
⇒マチ★アソビVol.18 清桜トーク&飲み会のレポート記事はこちら
本記事をご紹介するにあたり、まずはお約束。どんなに美味しそうだなーと思っても、「お酒は20歳を過ぎてから!」は必ず守って下さい。20歳以上の方は、お酒を飲むときにお水もたくさん飲んで、健康的に楽しみましょう!
新宿、朝7:30にプシュっと缶は開く
今回の清桜バスツアーも新宿集合。バスに乗車するとすぐに、清桜が今回の旅のしおりを進呈。中村桜さんと清水彩香さんが欠かさず手作りしているしおりを見ると、朝からテンション上がってきます。
朝早い集合なのですが、清桜のバスツアーには遠方からの参加者も多く、場合によっては自分の家から現地に向かったほうが早い、なんていう人も……。とはいえ、みんなで移動するバスの中も楽しむのがバスツアー。夜行バスや自家用車で新宿に集合するツワモノもいらっしゃいました。
そんなこんなでバスに乗り込んで出発。いきなり缶ビールのプルタブを開ける音が車内に響いたりするあたりが清桜流? 清桜はリアルの飲み会イベントも多く、参加者同士仲が良かったりします。
ですが、これまでのバスツアーを見ていても「初参加だと仲良くなれないかも?」という心配は杞憂です。翌日どころか、午後には肩を寄せ合ってお酒を酌み交わしている姿を見かけます。もちろん強制はまったくなく「自分なりの楽しみ方」ができるので、本記事を参考に、次回のバスツアーには申込みをしてみてください。
最初の目的地は“わさび”農場
社内ではわいわいと自己紹介などをしながらサービスエリアをいくつか経由し、ついた最初の目的地は安曇野にある『大王わさび農場』。
信州といえばお蕎麦が有名ですが、それはお水がきれいだから、という理由もあります。わさび栽培は清廉かつ一定の水量・温度が必須条件なので、信州=わさびも自然の摂理。中でも大王わさび農場は日本一のわさび田を持つ施設なのです。しかも入場は無料。
景色も絶品ですが、まずはランチでしょう。大王わさび農場にはいくつかの飲食施設がありますが、今回はさまざまなわさび料理が楽しめる懐石風のランチが提供されました。どの品にもわさびが使われていますが、ツンとすることはほとんどありません。
▲天然のわさびは辛さ以上に野菜としての美味しさがしっかり味わえるので、どの料理にも合います。ご飯もせいろで蒸されたわさびわっぱ飯です。 |
そして色を見るとびっくりするのが『わさびビール』! 辛いのかな? と思いつつ飲んでみると、黒ビールのようなコクと適度な苦味、そして爽やかなわさびの風味で、これがすごくマッチ! 観光地の地ビールだから高いかな、と思いきや520円とかなりお安い。
園内はわさび育成のため、非常に綺麗に整備されており、散策コースとしてもバッチリ。黒澤明監督の映画『夢』のロケ地として使用されたことでも有名です。
とにかく水がキレイで豊富。水温は一年を通して平均13℃前後だそうで、夏でも涼やかに楽しめます。園内で使われている水に触れられるコーナーもあるのですが、冷たくてサイコー! ……なんですけど、血行が悪いのか、砂利がツボを刺激しまくって痛いことこの上なし。
わさびソフトクリームやわさびコロッケ、わさび栽培用の水で入れたコーヒーなどグルメも充実。さらに採れたての本わさびも買えちゃいます。野菜直売が大好きな清水さんはさっそくお買い上げされてました。
食後に農場散策をゆっくりしたあとは、今回のバスツアーのメインイベントへ!
信濃大町の『三蔵呑み歩き』でスペシャルな日本酒を堪能!
今回のバスツアーは、目的地を少し絞りつつ、しっかり時間に余裕を持って楽しむ、というコンセプト。それもこの『三蔵呑み歩き』に焦点を当てているのです。
じつはこの北アルプス『三蔵呑み歩き』は毎年開催されている人気イベントで、今回が11回めの開催なんですが、清桜バスツアーの2杯目で訪れたことがあるのです。詳細はぜひ、2杯目のレポートを御覧ください。
今回も白馬錦を造っている薄井商店さんの鏡開きに参加した清桜。樽をパッカーンといくと呑み歩きイベントのスタートです! ……なのですが、ここですごい土砂降りの雨。しかし雨などにお酒好きの人たちは止められない! 一気に試飲に集まる人たちで会場はいっぱいに。
こちら、お酒好きには本当にたまらないイベントでして、このイベントでしか飲めないようなお酒や絶品の肴がこれでもかっていうくらい楽しめるのです。街には随所に『和らぎ水』という給水所があり、酔いを和らげながらゆっくりお酒を味わえます。
この『ゆっくり』がとても大切! まず3つの酒造を歩き、一通りのお酒を呑む。そして軽く食べ物をお腹に入れて、酔いを冷ましつつ、自分が気に入った酒造に戻ってもう一度お酒を嗜む。すると「あ、あそこのあのお酒もよかったな」となり、また……時間がいくらあっても足りません!
お酒大好きな清桜は『三蔵呑み歩き』を心ゆくまで堪能するために、このイベントに2時間半以上の時間を充てたのです。さすがの酒呑み精神です。ここからは取材者もしっかりイベントを楽しんだので、主に写真で雰囲気を味わってください。なお、雨は1時間ほどで降り止んでくれました。良かった!
各酒造の秋あがり、大吟醸、生原酒、美味しゅうございました。白馬錦さんの社長のお燗、北安醸造さんの呑み歩きスペシャル、金蘭黒部さんのピンクピーチスパークリングなどなど、美味しゅうございました。
生ハム、糠にしん(なんと2切れで100円! 糠にしんのお茶漬けは300円!)、トスカーナ風牛もつ煮込み、そば焼き、大変に美味しゅうございました。……この後に夕飯が待っているというのに、呑むことと食べることをやめられない! なんだ、この幸せな地獄。
たっぷりとお土産(主に酒)を買い込み、三蔵呑み歩きを後にしました。来年、清桜バスツアーがあるかは謎ですが、もし毎年恒例にならなかったとしても、個人的に参加したいです。
温泉、夕食、そして宴会
今回の宿は2杯目と同様に黒部ビューホテルさん。お酒に飲み疲れ……てはいないようですが、参加者のみなさんはお風呂に入ったり身体を休めたり、しばしの休憩タイム……からの夕食。
毎回レポートのたびに言ってますが、これだけ食べたり飲んだり食べたり飲んだりするバスツアーを私は知りません。
▲カニに集中する中村桜さん。 |
▲天ぷらに集中する清水彩香さん。 |
そして夕食後は清桜恒例の大宴会! お昼に購入したお酒やつまみを持ち込んだりしてワイワイガヤガヤ。座席は抽選で、テーブルごとにチーム分けされます。そこからお酒を飲みつつ、ゆる~いゲーム大会。ここで一気に仲良くなることもあるみたいですね。
今回はツアー中の出来事から出題されるクイズを協力して答えたり、みんなの発言から仲間はずれを探す『ワードウルフ』を楽しんだりしました。
そして宴会のトリは清桜によるカラオケ大会! 温泉旅館、宴会、カラオケ、と定番を外さないあたりが素晴らしい。清桜オリジナルソング『Cheers!』が披露されるなど、ファンには嬉しいサプライズも。
宴会後にはプレゼントとお休みのご挨拶。お酒を飲み慣れない人はしっかり休み、興奮冷めやらぬ人は各自の部屋で宴会の延長戦をしたり。なんとも心地よい一夜になったようです。
2日目は雲海リベンジ!
お酒が入ると短時間でもしっかり眠れて翌朝スッキリ、ということあります。清桜バスツアーの2日目はいつもそんな感じです。
なので朝食ビュッフェもしっかり食べます。地のものを使ったサラダや料理はとても美味しい。昨日のことを忘れたかのように、胃袋の欲するまま、ご飯をおかわりしました。
黒部ビューホテルさま、今回も料理と温泉、そして素敵な時間をありがとうございました! バスの座席もシャッフルして、新たな気持で2日目出発です!
2日目の目的地は『竜王マウンテンリゾート』。そうです、『三蔵呑み歩き』もですが、今回はバスツアー2杯目のリベンジツアーなのです。
竜王マウンテンリゾートにある『SORA terrace(ソラテラス)』は2杯目のときに訪れた、山の上の非常に素晴らしい高原エリア。天候によっては雲の上から『雲海』を望めるのですが、前回は残念ながら深い霧に覆われていました。
そんなことでは挫けない清桜。時間が必要ならばとればいい。というわけで、ソラテラスから絶景を見ながらランチをいただく計画です。天候が悪いわけがない、と信じる強い心。
少し天気が悪いくらいで、低い雲があるときは可能性があるといいますが、果たして……。
勝ちました! うんかいすごーい!
いや、予想以上に素晴らしい景色です。写真ではこの感動をお伝えしきれないと思います。ぜひ機会がありましたら、竜王マウンテンリゾートにお越しいただきたいです。
そんな雲海を見ながらのランチは最高です。ソラテラスのお料理、東京の一流イタリアンにも負けないんじゃないか、と個人的には感じました。そもそも一流店に行ったことがあるのか? という点については言及しないでください。
ここでも観光の時間をたっぷり。ソラテラスのあるエリアは非常に涼しく、空気も澄んでいて快適そのもの。さらに絶景を見ながら飲む志賀高原ビールが絶品! ……いや、飲んだ感想を書くために仕方ないじゃないですか。ねぇ?
と、一時間もしないうちにソラテラス全体が雲に包まれてしまいました。こうなると一気に肌寒くなり、長袖を着込まないと凍えそうです。そんなときのために、ソラテラスには絶品のホットワインがあるんです。オススメです。
山頂を降りたら、ついにツアーも終わり……と思いきや、さらに目的地追加!
志賀高原の酒造、玉村本店さんへ
急遽、玉村本店さんへ立ち寄ることに。この臨機応変さが清桜バスツアーのすごいところ。玉村本店さんは長野県山ノ内町にある酒造で、先ほどソラテラスでいただいた志賀高原の清酒『緑喜』や志賀高原ビールの製造元として有名です。
今回は製造工場に隣接したお店に立ち寄ることに。それほど大きくはないのですが、お酒の直売に加え、お酒にまつわる展示コーナーやグッズ販売なども行っています。志賀高原ビールのドラフトを販売していたり、日本酒の試飲があったりするので、観光気分で覗いてみるのもOKです。
ソラテラスで飲んだ志賀高原ビールも素晴らしかったですが、ドラフトビールもすごく良かったです……が、すぐに売り切れてしまったので、飲めない人が多かったのです。本当にごめんなさい……。人生は苦い。
▲玉村本店さんの近くの路地で、ネコ好きの清水彩香さんが写真を取る図。 |
帰りはドライブインやサービスエリアに立ち寄りつつ、ゆったりと新宿に20時30分頃に到着。
最後は清桜のお二人のお見送りされつつ、各々帰路に……そのまま飲み屋に吸い込まれる人たちもいたようですが、それは見なかったことに。家に帰るまでが清桜ですので。
そんな楽しさと美味しさが詰まった清桜バスツアーですが、なんと次回『5杯目』開催が決定しております。2018年11月24~25日に京都にて実施予定とのこと。
詳細は近々発表される予定なので、インターネットラジオ音泉さんの『清桜~ラジオはじめました~』を聞いたり、Twitterでハッシュタグ『#清桜』『#清桜バスツアー』をチェックしてくださいね。
……京都、行きたいなぁ……。
(C)2018 株式会社AIR AGENCY / 株式会社マウスプロモーション