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2019年3月26日(火)

『ワンダーグラビティ』配信直前レビュー。胸躍る冒険ストーリーや主人公の見た目が変わるアバター機能を紹介

文:ライターM

 4月1日に配信開始予定のスマートフォン用RPG『ワンダーグラビティ~ピノと重力使い~(以下、ワングラ)』。正式サービス開始に先駆けて、最新版をプレイする機会をいただきましたので、配信直前レビューをお届けします。

『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』
『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』

過去の『ワングラ』紹介記事一覧

個性的で愛らしいキャラクターが織りなす正統派冒険ファンタジーの魅力

 正式サービス開始直前のプレイインプレッションということで何に触れるべきか迷ったのですが、やはり最大の魅力となるストーリーでしょう!

 浮遊大陸が幾層にも重なる世界や、地面に“落ちる”ことが不思議とされる弱めの重力。失踪した父の汚名をそそぐため世界の果てを目指す少年と、彼を待ち受ける試練の数々など、冒険ストーリーの展開としては期待を裏切りません。

『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』
『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』
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▲霧の国“フォグミスト”の空港で働いていた主人公・ヒューゴは、他の人よりも重力が重いという特異体質。
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▲嘘つきピノ・ニールを助けたことで“りんご”を受け取ったヒューゴは、憧れの重力使いに。
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▲仲間やライバルと出会うなか、父親の足跡をたどって“エンドロール”を目指すこととなります。

 ヒューゴの行く手には、父が残した世界の底“エンドロール”への道しるべを狙う者たちが続々と登場。強大な権力を持つ“世界機関”の諜報員や、世界中に名を知られたハンター、名を残すため航路を切り拓く少女など、それぞれの思惑が絡み合って謎めいた物語を紡いでいきます。

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 物語を彩るのは、主人公のパートナーとなる個性豊かな“ピノ”たち。彼らはいわゆるガチャで手に入るキャラクターで、親密度が上がるとそれぞれのストーリーが解放され、『ワングラ』の世界観をさまざまな角度から掘り下げてくれます。

 サービス開始前に過度なネタバレをするわけにもいかないので、世界設定に紐づいたストーリーを持つピノの中から1人をピックアップして、キャラ別ストーリーを紹介しておきましょう。

“国際指名手配の女”ワルター

 とあるレストランでヒューゴたちは、5億ジェニーの賞金がかけられたピノ“ワルター”と出会います。

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▲少し危険な香りの漂うオトナのピノ。魅惑の能登麻美子さんボイスと相まって、いろいろとたまりません♪
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 そこに突如踏み込んできた世界機関の治安維持組織“コバルト”。戸惑うヒューゴたちをよそに、ワルターはコバルトを圧倒的な力で一蹴します。

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 物語は遡ること数年、出張先から帰ってきたワルターを待ち受けていたのは、夜の国クライネールの消滅という異常事態。彼女は訳もわからぬまま、国家消滅を招いた容疑者として投獄される羽目に!?

 やがてワルターは、自身の無実を証明すべく脱獄を決意するのですが……。

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 それぞれの想いを秘めたピノたちがヒューゴと出会いどのような運命を辿るのか、メインストーリーと併せて大きな見どころとなっています。

奥深いバトルシステムに注目!

『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』

 本作のバトルは“ドライブレーンバトル”といって、敵味方交互に攻撃を行うターン制バトルがベースとなっています。プレイヤーは、1~4人のピノとサポートピノの最大5人でバトルに挑んで最終WAVE攻略を目指します。

 1ターンごとの手数は3発まで。ターン開始時、画面下部にランダム表示されるピノから攻撃に参加させたいピノを選んで順番にレーンにセットします。ここでポイントとなるのが、各レーンに追加されるさまざまな効果です。

『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』
▲アシスト(次のダメージが増大)や属性ダメージ(有利属性に対してダメージアップ)など、各レーンの追加効果をいかに使いこなせるかが勝利のカギ。
『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』
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▲3人で攻撃するとシンクロドライブとなってダメージアップ! 画面下部にどのピノが何体表示されるかはランダムのため、表示されたピノを組み合わせて最善の手を目指すという戦い方が基本となります。

 また、各ピノには“フィルム”という防具のようなアイテムが用意されていて、装備することでステータスアップしたり固有のスキルを使えるようになります。フィルムごとのスキルはピノの攻撃順を選択する前ならいつでも使用可能。さらにゲージが貯まると、“バースト”と呼ばれる強力な必殺技も放てます。

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▲バーストはとにかくド派手。演出もピノごとにかなり個性的で見逃す手はありません。

 個人的な感触としては、経験値アイテムの入手頻度がやや低いため、ピノの育成には少し手間取るかも、という印象です。戦闘バランスについては相関関係がキモで、各属性のピノを幅広くそろえてクエストごとに有利な属性で挑むのが正解のようです。

 最後に、プレイヤーのアバターについても触れておきましょう。これは文字どおりプレイヤーキャラであるヒューゴの見た目をカスタマイズできる要素で、マルチプレイや各種実績でもらえるコインと引き換えに、さまざまなアバターを入手できます。

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▲モールにあるサロンでは、瞳や髪の色をはじめフェイスタイプや髪型&服装、キャラクターボイスまで自由に変更可能。
『ワンダーグラビティ ~ピノと重力使い~』
▲アバター装備は見た目だけでなく、ヒューゴの装備品としてセットすることでステータスアップの効果も受けられます。

 アバターのカスタマイズは、グループ同士で戦うコンテンツ“アストロボール(GvG)”にも反映されるので、こだわりのアバターを披露しあうといった楽しみも。キャラクター、ストーリー、バトル、そしてGvGとお楽しみ要素が盛りだくさんな本作もいよいよ4月1日に配信開始。あともうちょっとだけ待って、4月から存分に本作を遊びたいと思います!

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(C) SEGA・f4samurai

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