本作は、強力な「英霊」を宿した「英雄武装」を駆使して使う本格派シミュレーションRPG。「英雄武装」とそれを装備する英雄との組み合わせによって、多彩な部隊編成が可能になっており、奥深い戦略性を楽しむことができる。
本作では、装備する「英雄武装」によって、キャラクターのステータスやスキルはもちろん、剣の「英雄武装」を装備すれば「ファイター」、弓の「英雄武装」を装備すれば「アーチャー」といった具合に、その職業までが変化する。近接攻撃ばかりの部隊や、ひたすら遠距離攻撃を仕掛ける部隊など、自分好みの編成を楽しむことができる。
「英雄武装」に宿った「英霊」の力を解放することで、敵に大ダメージを与えることができる「OUTBREAK」。戦いを重ねることで溜まっていく「練気ゲージ」をMAXにすると発動が可能となる、通常でも強力な一撃必殺の技だ。
▲圧倒的な力を誇る「OUTBREAK」。うまく使いこなせば、劣勢を一気にひっくり返すことも可能だ。
本作のバトルシステムには、オーソドックスなターン制が採用されている。複雑な概念はなく、シンプルに仕上がっているので、シミュレーションRPG初心者でもわかりやすいだろう。ここでは、実際の戦闘の流れに沿って紹介していく。
戦闘に参加する英雄を選択する。ここでは、敵が装備している武器の種類や、属性を確認することもできるので、戦闘を有利に運べる英雄を選ぶといいだろう。
英雄を選び移動先を選択することで、英雄が移動する。この際、英雄ごとに設定されている「スキル」を使うことで、回復などを行うこともできる。
攻撃範囲内に敵がいると、バトルを行うことが可能。通常の「攻撃」やダメージが下がる代わりに攻撃が当たりやすくなる「牽制」といった5種類の「バトルコマンド」の中から1つを選ぶ。なお、敵に与えるダメージは、自軍の兵士の人数に影響される。
英雄と兵士の2つから攻撃対象を選択。英雄を倒すことがバトルの目的だが、兵士を先に倒しておくことで、こちらが受ける被害を抑えることができる。バトルは、お互いが3回ずつ攻撃するか、どちらかの英雄のHPがゼロになるまで続く。
本作は、DSワイヤレス通信を利用することで、4種類の通信プレイを楽しむことができる。他プレイヤーとの対戦やアイテムの交換などを繰り返して、最強の英雄を育て上げよう!
英雄同士による勝ち抜き戦。英雄を移動させる必要はなく、ひたすらバトルシーンを繰り返していく。3ターン経過するかどちらかの英雄が倒れるごとに英雄を入れ替えることができ、最終的に相手の英雄をすべて倒したプレイヤーの勝利となる。
育てた英雄を他のプレイヤーに貸し借りできるモード。貸した英雄は、一定時間が過ぎて、元の部隊に帰ってくるまで使用することができない。借りてきた英雄が、「倒した後に仲間になりたい」と提案したり、「英雄武装」を持ち帰ってきたりすることもある。
ゲーム中で手に入れた「英雄武装」を、他のプレイヤーと交換することができる。ただし、一部の「英雄武装」を交換することはできない。
育てた部隊を転送することができる。他プレイヤーの育てた舞台を受け取った場合、その部隊をNPCとして戦うことができるようになる。