『真・女神転生IV』の物語は、主人公たちサムライ衆の故郷でもある“東のミカド国”と、悪魔がはびこり、荒廃しきった地“東京”を舞台に描かれていく。ここでは、東京で主人公たちサムライ衆が訪れるさまざまなスポットを紹介。現実世界において、モチーフとなったと思われる場所に、実際に電撃オンラインのスタッフが訪れてみた“聖地巡礼”企画も盛り込んでいるので、ぜひ見比べていてほしい。果たしてこれらの場所で、どのようなドラマが展開するのか……、期待が高まるところだ。
オフィス街として栄えた面影はすでになく、道を塞ぐバリケードの跡などが痛々しい。地下へ潜ると、新宿駅の跡地を利用した地下街に行き着く。地下街から西口に抜けると東京都庁舎が見えるが、そこに人の姿はない。新宿中央公園や新宿御苑、東口の歓楽街・歌舞伎町などに行くこともできるようだ。
他の街に比べると人々の姿は多いようだが、それでもかつての大都市とは思えない程度の数でしかない。現在の東京において、悪魔の勢力は思った以上に強いらしく、もはや地上には人々の生活圏など存在していないのかもしれない……。
新宿駅を中心としたオフィス・繁華街で、渋谷、池袋と並ぶ3大副都心の1つ。東京都庁舎がそびえる西新宿には、さまざまな高層ビル群が立ち並ぶ。東京都庁舎には一般の人も入れる展望台が存在し、よく晴れた日には富士山を眺望することも可能だ。南口、および東口はオフィスの他、東口の北側には日本有数の歓楽街である歌舞伎町も存在する。路線はJRだけでも山手線、中央線、総武線、埼京線などが乗り入れ、京王線、小田急線、東京メトロ、都営地下鉄など、多数の交通網が整備されている。
悪魔との交渉の末、東京に秩序をもたらした“八部連合阿修羅会”。その本拠地があるのが六本木だ。かつて、経済の中心地であった複合施設の高層には、混沌に支配された東京を見下ろすかのように、阿修羅会のトップ・タヤマの部屋があるらしい。一般人には近づくことすら許されない高層ビルの施設は、阿修羅会の力の象徴と言っても過言ではない。
東京都港区に存在するオフィス・繁華街。周辺には青山、赤坂、虎ノ門、麻布などがあり、首都圏でも屈指の地価を誇る。昼夜を問わず、ビジネスマンやOLなどで賑わう街だが、繁華街としての顔も持ち、六本木ヒルズや六本木ミッドタウンなど、オフィス、ショッピングモール、高級マンションが一区画にそろっている場所も。また、スペイン大使館やスウェーデン大使館といった外国の公館が複数存在し、外国人の姿も数多くみられる。
東京一帯を支配下に置いている阿修羅会。六本木にほど近い場所にある渋谷も、この阿修羅会の息が強くかかった地域と言えそうだ。特に、渋谷駅を居住エリアとして改造した地下街では、一般人だけではなく阿修羅会メンバーの姿も数多く見られるらしい。また、それが他の街と比べて活気が感じられる要因にもなっている。地上には高級クラブが存在しており、荒廃した東京の街の中では比較的経済活動が活発な地域である。
東京を代表する繁華街の1つ。渋谷センター街や隣接する原宿などを含め、最先端の流行やファッション、音楽などを発信する若者文化の街で、さまざまな商品を取り扱うショップや百貨店が軒を連ねている。武蔵野台地を流れる複数の川が合流する場所に作られた、いわゆる“谷底の町”であるため、道玄坂や宮益坂、八幡坂など、急勾配な坂道が多数入り乱れているのも特徴だ。
渋谷区の北東にある千駄ヶ谷。阿修羅会の本拠地・六本木を北上するとたどりつける。この場所にある“千駄ヶ谷トンネル”は、市ヶ谷方面へと通じる唯一の交通網。しかし、周囲には横転した車両が転がり、現在は誰も通ることはできないようだ。交通規制を示すバリケードも倒れたままとなっており、人が管理している領域とは到底思えないが……。
東京都渋谷区の地名。渋谷区の北東部分に位置し、代々木や新宿にも歩いて行ける程度の距離である。東京体育館や国立競技場などのスポーツ施設の他、津田ホールや能楽堂などの文化施設も多い。また、津田塾大学の千駄ヶ谷キャンパスなども有名だ。この地にオフィスを構える企業も多いが、駅から少し離れると閑静な住宅街が広がっており、さまざまな顔を持つ街である。なお、ゲーム内で訪れる千駄ヶ谷トンネルには、JR千駄ヶ谷駅から徒歩7~8分ほどで行くことができる。
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