あの頃、ボクらはどうしてた? 電撃オンライン編集者が『ドラクエ』の思い出を語る

アルティメット ヒッツ特集の企画として、電撃オンラインの編集者に、今回発売された『ドラクエ』シリーズ3タイトルの思い出を語ってもらった! プレイ当時に起こった出来事やゲームでの特徴的なイベントなど、皆さんも一緒に思い出してみませんか?

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』

kbj

■悪の根源はロザリーを追い詰めた人間だ!!

 個人的に『ドラクエIV』は、シリーズの中でも屈指の名作だと思っている。ストーリーが章仕立てになっているのだが、初めのうちは点だった物語やキャラクターが、第5章で集結。そこから加速度を増して進んでいく様子は、今プレイしてもゾクゾクするほどおもしろい。また、ストーリーだけでなくキャラクターが魅力的というのも外せないポイント。特に敵キャラクターに深みを与え、これほどまでに感情移入させた作品は、過去に類を見ないと思うほど秀逸。移植版では、新エピソードとして第6章が追加されている。ファミコンで遊んだ人も、まだ『ドラクエIV』をプレイしていない人も、ぜひピサロとロザリーの結末を見届けてほしい。

てけおん

■『ドラクエIV』はとにかく曲がアツかった……

 『ドラクエIV』と言えば、てけおんにとっては“強烈にBGMを意識させられた作品”という印象があります。それまでもゲームBGMは好きだったのですが、サントラを買うほどハマったのはこの作品が初めてでした。特に第4章の戦闘の曲がすばらしくよくて「これ以上カッコイイ曲なんて存在しねえよ」となかば本気で思っていました(それまでは『メト●クロス』と『スカイ●ッド』のBGMが同率1位でした)。ですが、そんなてけおん少年の思いは第5章で早くも打ち砕かれました。そう、第5章の戦闘曲『生か死か』です! この曲が聴きたいがためだけに2時間ファミコンをつけっぱなしにして母親にブチ切れられたものです。それも今となってはいい思い出ですね。

りえぽん

■姫様思いなクリフトに胸キュンですよ!

 『ドラクエ』シリーズの中で、一番クリア回数が多いのがこの『ドラクエIV』です! 仲間会話システムが楽しくて何度もプレイしてしまいます。このシステムがまだ搭載されていなかったFC版では、パーティの回復役にミネアを入れていたのですが、会話システムが搭載されてからはクリフトばかりパーティに参加させています。だって、ことあるごとにアリーナを心配したり、アリーナへの思いを口にしてしまい恥ずかしがったりと、見てるこっちがドキドキしちゃうような会話がたくさんあるんですよ? おかげで、勇者・アリーナ・クリフトでパーティが埋まってしまい……。他のキャラクターの会話も見たいと思ってはいるのですが、なかなかメンバーを変えることができません。

あひる

■……あれ、もう20年?

 FC版の『ドラクエIV』って、1990年発売だったんですね。発売から20年……。1990年といえば、東西ドイツの統一や鈴木亜久利のF1初入賞、11月にはスーパーファミコンも発売されたっけなぁ。年とったなぁ。『ドラクエIV』って、シリーズ初のAI機能搭載作だったんですよね。当時は、AIの意味もわからずに「勝手に仲間が戦ってる! すげー!!」とか思ったり。まぁ、某神官様がムダにザラキ連発したりとかもありましたが! シリーズきっての多人数パーティで、馬車が定位置の商人さんがいたのもいい思い出。おてんば姫に踊り子&占い師姉妹など、魅力的なキャラが登場して、子どもの僕には刺激的な作品でした。あ、また遊びたくなってきた。

画面写真

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